『嫌な仕事は、あなたにとって体調を悪化させる危険性を高めます。新卒入社のブラック企業は、健康に対する悪影響や会社への依存をより強めます。周りの人から勧められても決して勤めてはいけません。』

この文章はタバコに書かれている注意書きをもじったものですが、これにあるようにブラック企業に嫌々勤めていると色々な健康被害を受けることがあるんです。

どっぷりとつかってしまったら抜け出しにくくなるだけでなく、体に悪影響を与えて諸症状を引き出してしまう恐れがあるのがブラック企業の恐ろしさ!

ブラック企業で仕事を辞めたいと思いながら仕事をしている男がどんな症状に悩まされていたのか、実録でお届けしましょう。

File1:常時二日酔い

まずは、僕自身の話をします。

僕がブラック企業に勤めていた時代、辞めたいと思いながらも嫌々仕事をしていたら、ある日突然酷い頭痛に襲われました。

前日少しお酒を飲んだので「そんなに飲んでないけど、二日酔いかな」と思っていると、その次の日も頭痛は治りませんでした。

おかしいと思いながらも日が経ち、頭痛は治まるばかりか酷くなるばかり。

たまに頭痛が無くなるときがありましたが、それでもまた数時間後には頭が痛くなります。

それからしばらくすると、頭痛と吐き気が併発するようになったんですよ。

二日酔いのような状態が長い間続きました。

僕はこの症状を「常時二日酔い症状」というストレートな名前を付けて呼んでたんですよ。「お前また常時二日酔い症状かよ」って、同僚にまで浸透しちゃって。

頭痛薬を飲みながら仕事をしていたんですが、「仕事を辞める」と決意したときには治っていました。辞める決心がついたことで、気分が楽になったんですよね。

今となっては、常時二日酔い症状は影も見せません。

File2:過呼吸

僕の周囲には、僕以外にも「仕事を辞めたい」と考え続けていた人がいました。

その人は僕の友人だったんですが、彼は僕よりも激しく追い込まれていたようで、辞めたいけど辞める気力すら起きないような状態だったんですよ。

そんな友人が悩まされていた症状が、過呼吸

最初から過呼吸になることがある人ではなかったんですが、ちょっとプレッシャーに弱いタイプの人ではありました。

プレッシャーに負けてミスをすると、自分を責めるんですよね。自分が弱いせいだと。

それでも呼吸は荒くならず、ただ気分が下がるだけだったんです。

ただ、ある日突然過呼吸になりました。

それから幾度と無く過呼吸に悩まされることになったんです。

この過呼吸の発作はいつも突然起こります。友人が言うには、過呼吸になるのはいつも同じような状況だったそうです。

仕事でミスをして「辞めたい」という気持ちが大きくなったときや、「俺はどうしてこの職場にいるのだろう」と考えたときなんかに過呼吸が起こる。

職場は別なんですが、僕の前でも何度も過呼吸になるものだから、僕は過呼吸の人への対処をすっかり覚えてしまいました。

ビニール袋に息を吐き出させるんですよね。

今思うと、辞めたいけど辞められそうもないという逃げ場の無いストレスと重圧が、友人の呼吸を荒くしたんでしょうね。

File3:動悸と腹痛

僕と友人の話を一挙に紹介します。

僕は常時二日酔い症状になる前、入社してそれほど経ってない頃にも「仕事を辞めたい男の諸症状」が出ていました。

同時期、友人も別の症状に悩まされていたらしく、よくお互いに相談しあったりしたんですよ。

僕の症状は動悸、友人は腹痛です。

これは二人とも会社に行く前や通勤中に頻発していました。

朝起きて、会社に行くことを考えると動悸が激しくなって苦しくなる。そのせいで呼吸が小刻みになるから、過呼吸にならないまでも意識がボーっとして結構辛かったです。

通勤中もそんなに激しく動いてないのに息切れするようになって、体が会社に行くのを拒んでいるかのようでした。

友人も、会社に行くのが嫌だなと思うあまり腹痛になったそうです。「胃が痛い」と言いますが、まさにそれでしょう。

何か大きなイベントがあるときに、緊張してお腹が痛くなるという人がいませんか?

それと似たような症状です。会社につくと取り合えず腹痛はなくなりますが、大事な仕事が控えているときにもまた腹痛になったのだそう。

僕も友人も、明らかにヤバイですよね。

嫌々仕事をするのは体に悪い

やっぱり、嫌々仕事をすると体に悪いんですよね。嫌なことをやり続けると、心がどんどん不健康になっていきます。

心が不健康になると、体まで不健康になる。心身相関という言葉がありますが、まさにそのとおりなんですよ。

心が元気だと体も元気になり、体が元気だと心も元気になる。反対に心が不健康だと体も不健康になり、体が不健康だと心も不健康になる。

中学の保健体育あたりで習うことですが、まさか仕事をしているときに実感するとは思いませんでした。

仕事を辞めたいと思いながら仕事を続けると、頭痛・動悸・腹痛・吐き気・目眩・過呼吸…さまざまな症状を引き起こす危険性が高いです。

周りの人に「続けなよ」と言われても、自分自身が「本当に辞めたい」と思っているならその声に耳を傾けてください。

その「仕事辞めたい」思いが本物かどうかは、やがて体が教えてくれます