何かと真剣に向き合うことは、辛く大変なことです。仕事に必死になって向き合う男も女もカッコ良く魅力的だけど、だからと言って限界を感じながらも頑張ると良くないことがあります。
辛いときに頑張ってこそという考え方もありますし、そういった根性論を否定する気も僕はありません。
ただ、仕事と向き合うことに限界を感じたのなら、「頑張る」という選択肢の他に「休む」という選択肢があるのを忘れないようにしましょう。
仕事に限界を感じたら「休む」ことが大切
なんだか、「休むことは甘え」だとか「休むことは悪いことだ」というイメージがありますよね。僕が休むことによって誰かに迷惑をかけるとか、怠けていると思われないかとか、色々な不安が頭をよぎります。
ただ、それは自分自身を追い込むための言い訳です。人は辛い道に進むとき、そんな自分を正当化しようとすることがあります。反対に、楽な道に進むときにも言い訳をする人がいますよね。
辛い道に進む時の言い訳も、楽な道を選ぶ時の言い訳も、「真意とは違う道に進んでいるとき」にしてしまうものなんじゃないでしょうか。
本当は休みたいけど頑張る、本当は頑張りたいけど休む…。自分の本当の気持ちに嘘をついているからこそ、自分を裏切っているからこその言い訳なんです。
もし、あなたが「休むのはダメだ」とか「誰かに迷惑をかける」とか言い訳をしようとしたなら、本当は休みたいと思っている証拠になります。
だから、自分を裏切らず、休んでください。
また、休むのも仕事のうちですよ。限界を感じているということは、これ以上頑張れば体調を崩したり、倒れてしまったり、心を壊してしまったりする手前ということです。今休まないと、頑張ることすらままならなくなります。
数日でもいいから一度仕事を休んでみよう
長期間休むことに抵抗がある人は、とりあえず数日間だけでも休んでみては?
有給休暇を数日取得して、思うがまま休んでみよう。有休がなかなかとれないようなブラック企業勤めだったとしたら、身内の不幸を偽りましょう。勝手に死んだことにされる親戚には悪いかもしれませんが、罪悪感より「休めた嬉しさ」の方が勝るので大丈夫ですよ。
だから、バレない程度に遠く、数日間休みを取っても不自然ではないほどに近い親戚が死んだと嘘を吐きましょう。この絶妙な距離感が大事です!
数日間休みを取って、何をするかはあなたの自由。
ゲーム休暇も良いかもしれないし、一日中ネットカフェで漫画を読み漁るのもあり。平日昼から映画をはしごするのも楽しそうです。
そうやって自分の好きなことをして、数日間仕事から離れてみてください。
仕事から数日離れると、ストレスもメンタルも疲れも一時的に吹き飛ぶと思います。どれだけお酒を飲んだとしても、アルコールが1日~2日で抜けるのと同じように。休むのは、限界だった状態を一旦リセットするには、とても良い手段です。
仕事を辞めるにしても、続けるにしても、エネルギーが必要ですから。
一度仕事を辞めて長期的に休むのもアリ
資金に余裕があるのなら、一度辞めてしまって長期的に休むというのもアリだと思います。家族持ちには難しいかもしれませんが、独身なら守らないといけないのは自分自身だけだから金さえあればなんとかなります。
短期バイトや派遣で食いつなぐという手もあります。一度バイトとして違う仕事を経験したり、正社員よりも緩いペースで働いたりするのも良いと思います。今の仕事を続けているよりは休めるだろうし、人生経験も増えて復職した際の肥やしにもなるでしょうからね。
何にせよ、「今すぐ仕事を辞める」という選択肢もあるということです。
一度何かを背負うのを辞めるのも、楽しいものだと思います。正社員になるということは、責任を背負うことと同じです。だからこそ向き合う価値があると思うし、だからこそ辛く厳しいこともあると思います。
だから、限界を感じたのなら、一旦背負うのを辞めたら楽になりますよ。
もう一度、背負う気力がわいたとき、また背負い直せばいいんです。
仕事に限界を感じたら、辞める可能性に備えておこう
仕事に限界を感じている人は、辞める可能性に備えて準備を始めておくことをおすすめします。
その準備とは…転職エージェントに登録を済ませておくこと。
転職エージェントに登録すると、転職に関する相談をしたり、求人の紹介を受けたりすることができるようになります。転職を考えている人向けのサービスだけど、「とりあえず登録だけしておく」というのもありなんです。
「もう今の仕事を頑張ってみるつもりだけど、いざというときのために転職活動を少しずつ始めておきたい」といった旨を伝え、いつでも好きなときに動き出せる状態にしておきましょう。
転職エージェントの詳細は以下の記事をチェックしてみてください↓