社風が合わないのって、大きなストレスになりますよね。

職場の雰囲気が合わない。会社の方針が合わない。会社のカラーに合わない。社風が合わないという言葉にはさまざまな面があります。社風が合わないと言っても、なぜ社風が合わないと感じるのかは人それぞれです。

今回は社風が合わないから辞めたいと考えている人に、「社風が合わないと感じる原因」や「転職を成功させるためのポイント」を紹介したいと思います。

なぜ社風が合わないのか? 判断するポイント

社風が合わないと一口に言っても、「社風」にはさまざまな要素があります。

社風が合わないと感じる原因を取り除かなければ転職しても意味がない。新卒で社風が合わないと感じていて確信が無い状態で転職しても後悔するかもしれません。

要素ごとに自分に合うかどうかをチェックすることで、「社風が合わないと感じる原因」と「本当に社風が合わないのか」を判断しましょう。

ポイント1.価値観で判断しよう

価値観は社風を構成する要素の中でも特に重要なものです。

会社のトップ層の価値観はさまざまなところに影響を与えますからね。

たとえば、残業です。

会社のトップ層が「残業はしないに越したことはない」という価値観を持っていれば、残業削減の取り組みをたくさんするでしょう。逆に「残業してでも利益をあげよう」という価値観を持っていれば、残業削減の取り組みには消極的になります。

さらに、給与水準にも価値観は関わってくることがあるんです。

収入を高くすることこそモチベーションを上げ材料だ。高い収入を与えることが人材を大切に扱うことだ。

そういう価値観を持っていなければ、低い水準を設ける可能性があるんです。

価値観が影響している部分をチェックし、合わないと感じる部分が多ければ社風が合わない可能性が高いです。

ポイント2.仕事の進め方で判断しよう

仕事の進め方は会社によってさまざまです。これもまた社風だと言えるのではないでしょうか。

たとえば、トップダウンとボトムアップという違いがありますよね。上層部が意思決定をして下が実行する方式を取るか、下位層から上層部に発議をする形で意思決定がされる方式を取るか。それは会社の経営陣の考え方によりけりです。

こういう根本的な仕組みに、社風が表れています。

ほかにも、仕事の進め方はさまざまですよね。

会議を頻繁に行うことで情報共有を行うのか。それとも、情報共有は各自で行い会議の回数を減らすことで効率化をはかるのか…。

上下関係にかかわらず意見を交換し合うことで仕事をより良くしていくのか。それとも、意見交換はあまりせず上の意向に沿うだけなのか。

マニュアル化するのかしないのか。

以上のように仕事の進め方は社風を判断する上でとても大切です。仕事の進め方が自分に合うかどうかをしっかりとチェックしましょう。

ポイント3.評価方法で判断しよう

評価の仕方も社風が合わないかどうかを判断するために重要なポイントです。

評価の仕方とはつまり、実力主義か年功序列かということですね。

実力を評価してほしいと思っている人が年功序列の会社に勤めても、モチベーションが上がらず苦労します。他の人より会社に貢献しているのに給料が変わらないとなれば、不満も膨れ上がるでしょう。

また、「スピードを評価するのか、クオリティを評価するのか」という評価項目も会社によって違いますよね。

スピードよりもクオリティが大切だと考えている人間が、「質はどうでもいいからスピードを上げろ」という会社に勤めれば不満が溜まってしまいます。その逆も然りでしょう。

評価方法や評価項目を調べ、自分の希望やスタイルに合うかどうかを見極めましょう。

ポイント4.人間関係で判断しよう

人間関係が合わないということから、社風が合わないと判断できます。

特にベテラン陣の価値観と自分の価値観が合うかどうかをチェックしてみてください。

その会社に長い間勤めているベテラン陣の多くは、会社の価値観と同調している可能性が高いです。

長い間勤めていて価値観が合わないと感じ、それが耐えられる範囲を超えている場合は既に転職しているでしょうから。

また、根本的には価値観が合わないけれど「我慢できる範囲だから会社の価値観に合わせて振る舞っている」可能性もありますね。

どちらにせよ、ベテラン社員の振る舞いから会社の価値観・社風が透けて見えるわけです。

ベテラン社員と会話してみて、どう感じるか。試してみましょう。

本当に社風が合わないなら辞めたほうがいい!

社風を判断するポイントは、社風を構成している要素・社風が影響を及ぼしている要素とも言えますよね。

残業時間、給与水準、仕事の進め方、評価方法に評価項目、人間関係…。社風が合わないと一口に言ってしまえば大したことなさそうに感じるかもしれませんが、社風が合わないということはこれだけの会社の特徴が自分に合わないということです。

給料を理由に会社を辞める人がいますよね。残業時間もそうです。口コミサイトなんかを見ていると評価方法に疑問を感じて退職する人も大勢います。人間関係なんて、退職理由ランキングのトップ常連です。

社風が合わないということは十分すぎるほどに、辞める理由になっています。

また、社風が合わない会社に勤め続けるのは僕に言わせてみれば「もったいないこと」です。

社風が合わない会社に勤め続けてもモチベーションが上がりません。積極的に働く意欲を失うということです。それは「成長機会を逃し続けること」に繋がる恐れがあります。成長機会は僕らの目の前にたくさん現れるけど、積極的に行動してチャンスを掴まなければ成長機会を得ることはできませんからね。

これからの長い人生、消極的に生き続け、成長機会を逃し続ける…。こんなにもったいないことはないでしょう。

だから、本当に社風が合わないと判断できるのなら、転職をしたほうがいいんです。

自分に合った社風の会社への転職を成功させるには

1.ネットをくまなくチェックする

ネットは情報の宝庫です。

会社のWEBサイトを見てみると企業理念や会社の方針が掲載されています。社員ブログを見れば社員がどのような日々を過ごしているのか、何を考えて仕事をしているのかがわかるんです。

もちろん、企業が公式で発言している内容は「実態を取り繕う美辞麗句」だという可能性は否定できません。

だから、企業公式サイトだけじゃなくてSNSなどにも情報の根を張ってみてください。社長のSNSには社長の政治的発言、仕事に対する考え方、人間関係に関する考え方などが表れることがあります。それを見て「合わないな」と感じれば、社風が合わないということです。

また、ネットを見れば会社が行っている取り組みのニュースや、会社が起こしたまたは巻き込まれた事件の記事などが見つかります。

それらも自分に合う社風の会社かを判断するポイントになるでしょう。

まずは、ネットから情報を得るといいのではないでしょうか。

2.恐れずに面接で質問する

面接は企業が人材をふるいにかける場ではありません。

企業は応募者を自社に合う人材かどうかを判断します。応募者は求人先企業を自分に合う企業かどうかを判断するんです。そうやってお互いに「合うかどうか」を判断する場が、面接なんですよ。

応募者からも質問をする権利はあります。実際、面接の最後に質問を受け付けるのが面接の基本的な流れですよね。

ここで「どのような仕事の進め方をしているのか」「どのような雰囲気の職場か」など、社風を判断するための質問をしましょう。

3.転職エージェントを利用する

転職エージェントは求人先企業の調査をしっかりと行っています。

転職エージェントにはキャリアアドバイザーという専門家がいるんです。彼らは登録者の担当につき、登録者からさまざまな情報を聞き出します。経歴、経験、性格、価値観、求人に求める条件などですね。

そして、登録者に合う会社の求人をピックアップし、紹介してくれるんです。

求人先企業のことも、転職希望者のこともしっかり調査。そのうえで価値観や希望などが互いに一致する場合に求人紹介を行うということです。

この時点で「社風が合わない会社を勧められる可能性は限りなく低い」と言えます。

それだけでは不安だという場合は、キャリアアドバイザーに質問すればいいわけです。仕事の進め方はどうだ。トップ層の価値観はどうだ。評価の仕方はどうだ。社風を判断するポイント全てを質問し、自分に合うかどうかを判断するんです。。

そうして、自分自身を活かして働けるように、自分に合う社風の会社に転職しましょう。