毎日毎日僕らは鉄板の上で焼かれて、嫌になっちゃうよ。

そうか、この歌はルーチンワークの歌だったのか。子供のころ無邪気に歌っていた歌を大人になってから聴くと違った意味に聞こえることって、ありますよねえ。昔は何気なく聞いていた曲が実は下ネタだったりするの、あるあるです。

タイ焼きのように、毎日同じ鉄板の上で同じ焼き具合に焼かれる毎日という社会人は本当に多いです。仕事内容によっては、仕方がないことなのかもしれないけれど、そんな毎日は嫌になっちゃうよ!!

そんな人に、転職成功者としての目線から少しだけアドバイスをおくりましょう。

どうして辞めたいの? そこが大事だよ

ルーチンワークに飽きてしまったから辞めたい!

それだけでは、ダメです。理由になっているようで、全く理由になってませんからね。転職していい人の第一条件として、自分が辞めたい理由を自覚しているかどうかを僕は問いたいんです。

どうして辞めたいの? それが一番大事

仕事が退屈で時間が経つのが異様に遅く感じて、精神衛生上良くない。

繰り返し行っていると集中力が失せてきて、小さなミスを連発してしまう。ルーチンワークをやっていると「成長している」という実感が得られず、自分の将来性を見出すことができない…。

恐らく、ルーチンワークを辞めたいという人の多くはそういった理由から、転職しているんだと思います。

あなたはどうして? それが聞きたい。

ルーチンが苦手な人もいるよ

ルーチンワークでかえってミスが増えてしまうという人がいますが、そういう人はルーチンが苦手なんです。それじゃあルーチンが苦手な人というのはどういう人かというのを、僕なりに考えたので紹介しましょう。

「常に刺激を求める人」

新しいことを始めると刺激的ですよね。ただ、どんなことも慣れるとルーチン化していきます。そこで更に新しい刺激を求める人は、ルーチンワークが苦手な人です。平たく言えば飽き性ですね。飽きやすく貪欲で常に変化と刺激を求め、満足するということを知らない人なわけです。

「家事が苦手な人」

月に一度大きな掃除をするとか、洗濯物をため込んで一気にやってしまうとか、そういうのは家事が得意とは言いませんよ。家事が得意というのは、毎日少しずつ身の回りの掃除や整理整頓・洗濯ができるということです。それができない人が、家事が苦手な人と言えるわけだ。

耳が痛いんじゃないでしょうか?

以上の二つの特徴にピッタリ当てはまる人は、ルーチンワークが苦手なんだと思います。ルーチンワークばかりの仕事を続けていても良いことはないので、自分が「苦手だから辞める」ということを自覚した上で、転職したほうが良いでしょう。

ただひとつ、知っておいて欲しいことがある

あなたに転職を進める前に、言っておきたい事がある。少し厳しい話もするが、社会の現状を知っておけ。

どんな仕事でも、ルーチンは付きまとうということを!!

一日の仕事の半分以上がルーチンという仕事は、とても多いです。業務を効率化したり簡略化したりすると、どうしてもそうなってしまうんですよ。どんなにクリエイティブな仕事でも、最終的には効率化と簡略化が行われてルーチンになっていく。

その中で比較的ルーチンが多いのか少ないのかという話であり、ルーチンを減らすことは不可能だと断言しておきます。「ルーチンばかりで嫌だ! 転職してやる!」という話の流れだと、どうしても「ルーチン根絶」という流れになってしまいかねないので、先に断っておきました。

ルーチンの先に、光はあるか?

ルーチンワークばかりの仕事を辞めたいという人の中で、僕が転職を心から強く推奨するのは「ルーチンの先に光が無い人」です。何か叶えたい目標があって、そのために今の仕事が必要ならルーチンの先にも光があります。仮にルーチンが苦手な人であったとしても、その目標のために仕事を続ける勇気を出すことも必要でしょう。

例えば一流エンジニアになりたいという目標があったとして、最初は単純作業ばかりで「成長しない」と思うかもしれません。けれども、実際会社は嫌がらせのためにルーチンワークさせてるんじゃないんですよ。そういう会社もあるかもしれないけどね。

そこには、確実に意味があります。

単純作業の中に学ぶべきものがあるはずだし、その単純作業で地道ながらに実力は上がっているはずです。その単純作業を周囲の人間に認められるほど確実にこなせるようになれば、社内の信頼も評価も上がり、もう少し複雑で思考作業も必要となるような難しい仕事を任されるかもしれません。

そういう場合、ルーチンの先に光があると言えますよね。

しかし!!

「別に仕事で成長したいとか、トップを目指せとかエースを目指せとかそういうのはない」という人は、ルーチンワークを続けていても光がありません。社内に尊敬できる社員が居ないとか、明らかに勉強できる仕事ではないと確信している場合も、光が無いですよね。

そういう場合は、転職しちゃうべきではないでしょうか。

転職して、どうするよ?

毎日鉄板の上で焼かれるだけではダメだと、現状を打破すべく仕事を辞めてやるぜと決意。

ただ、転職先をどうすればいいかがわからないという人が多いと思います。人間である限りルーチンワークから逃げられないとしたら、本当に良い転職先なんて無いんじゃないかと不安になりますよね。

考え方を変えましょう。

先ほど語ったじゃありませんか。「ルーチン根絶」の流れにならないように…と。転職先を選ぶ基準は「ルーチンの割合が大きいか小さいか」よりも、自分にとって未来のある仕事・職場かどうかを大事にしてください。

「自分にとって未来のある仕事・職場ってどんなんだよ?」

たとえば、自分が好きな仕事です。好きな仕事であればルーチンワークでも案外平気なもので、逆に少し幸せな気分にもなれます。それに、好きな仕事であればルーチンワークの中で何かを積極的に学び取ろうとする姿勢も自然にできてくるでしょう。

好きな仕事、やりたい仕事が何かわからないという人は、一度立ち止まって自分が何をしたいのかを考えてみてください。妥協して選んだ仕事では、長続きはしません。人間は「やりたいこと」以外、続かないように出来てるんだ。

嫌いなものを食べるとき、食べ物が喉を通りづらくて吐き気がしてくるのもそのためです。

生活資金が無ければフリーターをしながら考えてもいいし、一度今の仕事から離れてじっくり考えるのもアリだと思いますよ。

また、自分にとって未来がある職場は「教育制度が整っている職場」です。

社員のキャリアアップを支援する制度がある会社、上司が部下のキャリアプランを真剣に考えてくれる職場…。仕事を通じての成長というのは、自分ひとりだけではどうにもなりません。

それを支えてくれる会社の制度があって、上司が部下の成長を考えていろんな仕事を渡してくれて初めて「成長できる仕事」になり「自分にとって未来ある職場」になるんです。

以上が、僕が思う「自分にとって未来のある仕事・職場」の条件。

以上の条件を満たす仕事や職場を、必ず見つけてください。ルーチンワークを根絶することはできないのなら、単純な仕事を繰り返した先の自分の未来を考えましょう。ルーチンワークは成長できないのではありません。

単純作業ばかり渡す上司のいる職場だから成長できない、はたまた「ルーチンなんて無意味だ成長できない」と自分が思っているから成長できないんです。