会社で老害上司に悩んでいるという人はとても多く、ネット上はたくさんの体験談であふれています。
今回は、それらの老害上司に関する体験談などを集め、分析しながら対処法を考えてみたいと思います。
職場で老害に悩まされている人は、ぜひ参考にしてみてください!
会社の老害エピソードを紹介&徹底分析
ネットで調べたり僕が実際に体験した老害上司に関するエピソードを、カテゴリー別にまとめて紹介&分析していきたいと思います。
自分の経験を絶対的に信用する
老害上司は、自分の経験を絶対的に信用します。自分が経験したことしか信用しない、とも言えるかもしれませんね。愚者は経験から学び、賢者は歴史から学ぶという言葉のとおりの「愚者」を体現しています。
- 「俺の経験上これでいいんだ」と、エラーを起こしたパソコンを叩く
- それは間違っていると指摘したら、「俺の経験ガー」と開き直る
- マニュアルがある仕事なのに、マニュアルを守らない。「経験ガー」と。それで失敗する
- 接待を嫌うクライアントに、「これでいい」と接待攻撃をする
- 「俺の頃は足で契約を取った」と、根性論の飛び込み営業をさせてくる
感情的過ぎる
老害上司は、冷静さを欠いていることが多いですよねえ。論理的に考えることがなかなかできず、感情的にしか物事を考えられない。
すぐキレるし、喚くし、怒鳴るし、上司という立場を利用してパワハラ・モラハラもやりたい放題。 指摘すると「この程度でパワハラか、これだから最近の…」という常套句を返される。
会社の老害上司だけじゃなく、プライベートで出くわす可能性が高いタイプの老害です。
- ちょっとしたことでキレる
- 質問をするとキレるが、質問しなくてもキレる
- ミスした部下を恫喝し、耐えられない人には「最近の若者は根性が」と云々
- 口だけじゃなくて手も出し、足も出す
恐らく、脳味噌と口・手足が直結回路で結ばれているんでしょう。
価値観が古い
年をとったら仕方がないことかもしれませんが、価値観が古い老害上司も多いですよねえ。
しかもこの価値観が古いというのは30代という比較的若い上司にも見られ、40代にもなると古い価値観が極まっている人も少なくはないというのが問題なんです。
しかも、若くして古い価値観を引きずるような老害は、自分の価値観を修正しようとしません。
- ハラスメントを当たり前のものと思い込んでいる
- 男だから女だからが口癖
- 部下は叩いて育てるものだと思ってる
- 我慢こそが美徳という考えを押し付けてくる
- 飲みニケーションを信じて疑わない
- 女性社員に「女は早く家庭に入れ! お見合いセッティングしようか」
- タクシーを止めるため、札束を見せびらかした
男だから女だからというの、価値観が古い老害上司がいいがちですよね。大抵は、「男だから〇〇しちゃいけない」と言い、「女だから〇〇しなければならない」と言う。
酒で団結力が強まったら世話ないですよねえ。団結力とか言う割に、結局ただ飲むだけで仕事の話とか有意義な情報交換とかは無いし…。老害上司の自慢とか愚痴とかを聞かされるだけ。
札束タクシー…バブルか!
※バブル期は「俺は長距離の客だぞ」と札束を見せることでタクシーを捕まえていたそうです。
年齢を言い訳にしている
何か失敗すると「俺も年をとったなあ」とか、「年だから」とか言い訳をする老害上司。そういう人に限って普段は「若く見られたい」とか、「まだまだ若い」とか勘違い甚だしいことを言うんですよねえ。
お前自称は若いのと違うんか! と、ツッコミたくなります。
- 都合が悪くなると、必ずボケたふりをする老害上司(50代)
- 都合が悪くなると、人生の先輩に向かって何事だとイバる
- 年齢を言い訳に、PC仕事を覚えようとしない
- 年齢を言い訳に、現場仕事に行かない
自分の非を絶対に認めない
- 絶対に、謝らない
- 自分がミスしたのに部下に押し付け、謎の叱咤激励をおくる
- 上司の間違いをさりげなく指摘したら、逆ギレされた
- 自分が仕事できないのを棚に上げて、部下に叱る。完全ブーメラン。
- 論点のすり替えばかりする
老害と呼ばれる人間は、どうして自分の非を絶対に認めようとしないのか。照れ隠し的に言い訳をする人は結構いるけど、老害上司のそれは照れ隠しの非ではないほどに無茶苦茶。部下を叱るときに自分自身にブーメランが刺さることもよくあるし、失敗をしても絶対に謝りません。
これは僕の体験談ですが、以前の勤めていた会社で上司が自分のミスを部下になすりつけていました。
僕の直属上司ではなかったものの、「こんな人がいる会社なんかクソだな」と仕事を辞めたいと思う一因になった人です。
仕事できない・仕事しない
老害は仕事をしない、老害は仕事できない。
この二つが当てはまることが多く、老害上司には「どうして上司なのか」と疑問を抱かずにはいられませんよねえ。真面目にそこら辺を語ると、仕事できない老害上司が上司になれた理由には二つのパターンがあります。
昔は、働き者だった・仕事ができたパターン。
年功序列パターン。
昔は仕事ができたり働き者だったりしたため評価が高く出世したものの、上司になったとたんに牙が折れた人は多いです。こういう人は年をとっている割にはポジションが低めという人に多く、大抵は係長・課長にとどまっています。
若い人と女性を見下す
典型的老害! 「最近の若い奴は」系&ミソジニー(女性蔑視)系の上司。
- 女は仕事できないが口癖
- 残業を断ると「最近の若い奴は根性がない」と言うが、自分は残業しない
- 「肩を揉め」など女性社員に強要する
- 新人いびりを毎回のようにしている
- 〇〇もできないような奴はダメだなと言う
今時、女性もバリバリ活躍しているのにも関わらず、そういう現実を見ずに「女は仕事できない」という謎理論を振りかざす。そういう人ほど仕事が出来るとは言い難いことがあるのが、またむかつくんですよね。
残業を部下に押し付けようとし、断ると根性がないと批判。
人を見下しているから、徹底的に自己中心的になるんですよねえ。
会社の老害上司の上手い対処法は?
老害上司の対処法、無視する。
上司である以上完全無視はできないから、最低限必要なときだけ関わって、あとは徹底的に無視。なるべく近寄らないようにして被害を受けないようにし、自分のストレスを減らすことだけを考えましょう。
あと、老害上司にストレートな否定・批判はNGです。
「確かに〇〇かもしれませんが…」と、一度「肯定はしてないけど受け入れた」という態度を示したうえで否定・指摘をすると老害上司の反感をかいにくく、効果的。
また、「変えよう」と思わないことが大事です。
「あの人は老害上司だから仕方がない」と諦め、ストレスを受けないための対処をしましょう。
僕がこのブログに訪れたすべての皆さんに伝えたいこと…
それは、「仕事や会社を辞めたい気持ちが少しでもある人は、すぐに転職活動を始めるべき」ということです。
転職という選択に対して消極的な印象を持っていた僕がそう思うようになったのは、僕自身、転職したことで人生が好転したからです。
- 転職を決断する勇気が出ない
- この程度の悩みなら我慢したほうがいいんじゃないか
- 転職後の自分をイメージできない
- 辞めることを言い出しにくい
- 自分の年齢や能力で転職成功できるか不安
- 他の業種・職種に転職したいけど、どうすればいいかわからない
これは転職を考えている人なら誰しもが感じることだと思います。
でも、一昔前とは違って今は転職支援サービスがとても充実しているので、気軽に質の高い転職活動ができるようになっています。それに、転職活動を始めること自体には何のリスクもありません。むしろ早めに動き出しておくことは、いざというときの備えとしてメリットしかありません。
だから、悩みや不満の大小に関わらず、自分の人生が今より良くなることに希望を持って、自分なりの形で転職活動を始めてほしいです。
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