相談しにくいオーラ全開の上司とも、きっかけは作れる…!
仕事と言えども人間と人間とのことだから、どうしても「話しかけづらいなあ」「相談しにくいなあ」と思うことはありますよねえ。僕も上司が忙しいときの話しかけるタイミングとか、よく気を遣います。
そういえば転職前の劣悪企業にいた上司の一人が、すごく相談しにくいオーラ出してたっけ。
僕の経験と、調べたことなどを活かして、相談しにくい上司との付き合い方を伝授したいと思います!
相談しにくいオーラ全開の上司、実は無意識
相談しにくいオーラ全開の人というのは、実は無意識にそういうオーラを垂れ流しているんです。中にはね「話しかけるな!」「お前は来るな!」というオーラを意図的に放つ人もいるんだけど、無意識パターンのほうが多いと思います。
僕の高校時代の友人に、たまに話しかけるなオーラが出ている人がいました。
その人に「お前さ話しかけるなオーラ垂れ流してるけど、どうしたの?」と聞くと、「え? 流してた?」と返ってきたんです。
本当に、無自覚・無意識。
そういう人には、こういう特徴があります。
- 相談しても生返事ばかり
- 忙しいアピールをしているように感じる
- 常に何か行動している。止まれない。
- そもそも話しかけてもこない
- 真顔がしかめっ面に見える
- うつむきがち
- 口下手
- 部下に興味を示さない
以上のような特徴を持つ上司なら、相談しにくいオーラは無意識無自覚です。
無意識に垂れ流している人の場合、それは「伊達オーラ」が多いんですよ。実際に相談してみると怖くもないし、しっかり対応してくれると思います。
恐れず、飛び込んでみることも大事なのではないでしょうか。
上司に話しかけづらいなら、話しかけるタイミングを掴もう
上司に話しかけづらい…相手が無意識かどうかもわからない。そういう場合でも、話しかけるタイミングさえわかれば相談しやすいのではないでしょうか。忙しい上司に話しかけるタイミング、相談しにくい人に対する話のきっかけ作りを紹介します。
忙しい上司に話しかけるタイミング
- まず、観察すること
- 席を立っているときを狙う
- 上司のスケジュールを確認しておく
- 簡単な作業をしているときを狙う
- 短時間だけで済むことを伝えよう
- タイミングがきたらすぐ話しかけること
- 社内チャットの導入を提案するという手もある
忙しい上司に話しかけるタイミングは、まず観察することが大事です。相談したいことが発生したら、上司の様子を伺いましょう。暇そうにしていたら相談しに行くということも良いんですが、忙しい上に話しかけにくいオーラを出している人には「すかさず相談しに行く」という行動力が出ませんよね。
そこでタイミングをはかるわけです。
まず、席を立っているときを狙うという方法があります。
席に座っているときよりも、立っているときのほうが話しやすい感じがしませんか? 座っているときはパソコンとにらめっこしていたり、うつむきがちになっていたりして相談しにくいオーラが倍増しています。
上司もデスクに座っている限りは、気を抜けませんからね。
気を張っているわけです。
逆に立っているときというのは、デスクに向かっているときに比べると気が抜けます。コーヒーを淹れているとき、伸びをしているとき、お手洗いに行くとき…。そういう席を立って気が抜ける瞬間を狙うと、相談しやすくなるでしょう。
あとは、上司のスケジュールを確認しておいて、簡単な作業をしているときを狙うというのも手です。
集中している状況だとやはり話しかけづらいものですが、集中力を必要としない作業中は話しかけやすいと思います。話しかけられる方も生返事だけじゃなく、しっかり対応しやすいですしね。
これは何気に一番大事なんですが、短時間で済むということを伝えることで、相手に自分の話を聞いてもらいやすくしましょう。
そして、話しかけるタイミングがきたらすぐに相談しに行くこと! 次のタイミングで良いやと後回しにすると、どんどん相談しにくくなります。
奥の手として、社内チャットの導入を提案するというのもアリです。話しかけづらいとしても、チャットなら関係ありません。既に社内チャット導入済みの人はなおさら、チャットを使いましょう。
相談しにくいオーラ全開の上司に対する、相談のきっかけ作り
- 上司が喫煙者なら喫煙所トークに潜り込む。
- 茶・コーヒーと共に相談しに行く。
- 誰かが話しかけた後に、便乗する。
- 重大な用事と併せて相談する
相談しにくいオーラ全開の上司には、きっかけを作ることが大事です。
話しやすいタイミングを自分から作ることで、相談しにくい上司と上手く付き合うんですよ。そのために一番効果的なのが、お茶やコーヒーの差し入れと一緒に相談しに行くということ。
部下が上司にコーヒーを淹れるのは凄く自然なことですよね。それは、男女関係なく。
そのとき、「コーヒー淹れておきました」などの声掛けをすると思います。その声かけをした後に連続して相談をするんです。コーヒーを持ってきたことにより、上司の関心は少なからずあなたに向きます。
その隙を狙うわけです。
また、上司が喫煙者の場合は喫煙所で話をするのも効果的。喫煙中は誰もが気を抜いているから、オーラも解除されることが多いです。喫煙所で寡黙な役員が、凄く軽快に愚痴ってるのをよく見ますから。
あとは便乗したり、重大な用事と一緒に相談することで話しかける義務を生むことも大事。
話しかけづらい上司が怖いと思ったとしても、先ほど紹介した相談するタイミングを使えばストレスは減らせます。
そういうことが、上手い付き合い方ということなのではないでしょうか。
相談先の仕分けをしておこう
相談しにくい上司に対しては、相談する回数を減らしましょう。
そのために、相談先の仕分けをしようぜ。
上司に相談するべきことなのか、先輩でも良いのではないか…。そうして相談先を分けることにより、必要最低限の用事だけが残りますよね。大抵、上司に相談すべき必要最低限のことというのは「必ず耳に入れておかなければならない」重要な要件が多いです。
それだけを相談しましょう。
これで話しかけづらい上司に対するストレスは減るし、仕事も滞らず、スムーズに進みます。これが上手い付き合い方というものだよ、フッフッフ…。
上司からもなかなか話しかけてこないという人へ
最後に、考えてみて欲しいことがあります。
相談しにくい上司が、自分に話しかけてすらこないという人いませんか?
そういう人は、自分が話しかけにくい部下になっている可能性も考えましょう。
人というのは、自分が「話したい」と思う相手には話しかけて欲しいものです。そういう人に対して話しかけるなオーラとか、相談しにくいオーラとかは、無意識に封じ込めます。
逆に、話しかけづらい人に対しては「嫌だなあ、話しかけづらいなあ」と思うあまり、話しかけられることに対しても億劫になるんです。話しかけづらいということが、話しづらいということに連動するわけですね。
相談しにくい、話しかけにくい上司との付き合い方を考えるのと同時に、自分の事も客観視してみましょう!
そうすることで、自分だけじゃなく、上司も歩み寄ってくれるはずですよ。