臨床検査技師を辞めたいなら、視野を広く持とう!

臨床検査技師から転職するときの転職先、とても迷うと思います。もう既にいくつか候補を練っている人もいるだろうけど、果たして本当にその候補でいいのか? もっともっと、選択肢は豊富にあるんだから、じっくり考えようぜ。

それに、臨床検査技師を辞める必要自体無いかもしれない。

とにかく、今一度腰をすえて考えてみましょう。

臨床検査技師から治験コーディネーターに転職するのはあり?

臨床検査技師から転職したいと思ったとき、治験コーディネーターに転職する人が多いです。臨床検査技師の資格を活かして働ける仕事だから、検討するのは当然ですよねえ。新薬開発の臨床試験のスケジュールを練ったり、被験者に治験の説明・指導を行う仕事。

その仕事には資格が必要なく、MRから治験コーディネーターに転職する人も結構多いです。

治験業界・医薬品業界の中で、転職先の候補に入りやすい仕事トップクラスと言えるかもしれませんね。

ただ、中でも特に臨床検査技師は重宝されます。「臨床試験結果を読める」というのは、とても重要なことなんですよ。それに、臨床試験における幅広い知識や、薬剤に関する知識など求められる知識量が多い仕事でもあり、臨床検査技師は知識面においても問題ないと判断されます。

だから、臨床検査技師から転職するのはかなり有利です。

また、治験コーディネーターを転職先に選ぶメリットもありますよ!

治験コーディネーターはスケジュールの管理がしやすいため、自分の都合で休みを取れます。試験が落ち着いてくると仕事の忙しさも落ち着いてくるし、内勤・外勤どちらもバランスよくあるんです。しかも、医療機関と違ってしっかり土日休みがある!

休みが安定していて、有給も取りやすく、仕事は忙しいだけじゃない。

ものすごくメリットが大きいと思います。

出張が多い、東京・大阪などの都市部にしか職場がないなどのデメリットも…。出張のときには日当が貰えますけどね。

治験コーディネーターに転職する道を選ぶ場合、アピールしたいのはコミュニケーション能力とストレス耐性の高さです。このアピールポイントが鬼門で、臨床検査技師の仕事柄「コミュ力アピール」は難しいんですよ。

臨床検査技師は人と話すことが少ないですからねえ。

人間が本来持っている適性として話すしかなく、語るエピソードも仕事外のものが多くなります。

もし、治験コーディネーターが厳しそうだったとして、そのときに選べる別の選択肢も用意したほうがいいかもしれませんねえ。

モニターを転職先の候補にする人も多い

臨床検査技師から臨床開発モニターを転職先の候補にする人も多いですが、少し厳しい道のりになるかもしれません。決して不可能ではないものの、薬剤師から転職する人のほうが圧倒的に有利なんです。臨床開発モニターに求められるのは、大きな病院での臨床経験と、高いコミュニケーション能力、ビジネスマナー。

失礼かもしれませんが、人との関わりが少ない臨床検査技師はコミュニケーション能力に自信がある人も、ビジネスマナーには欠けていると思います。

コミュ力は私生活の中でも身につけられるけど、ビジネスマナーは私生活では身につかないんだ!

大きな病院で数年間の臨床経験がある人なら、自分のその経験をアピールして臨床開発モニターに転職することもできると思います。だけど、その経験も無くビジネスマナーも欠落しているとなると、正直、臨床開発モニターはやめといたほうが懸命です。

もちろん、転職エージェントなどを使ってサポートを得ることで可能となることもあるかもしれない。

ただ、成功率はそれでも低いということを覚悟しておきましょう。

医療事務という道も

個人的に、医療関係の仕事の中で最もオススメなのが医療事務です。

臨床検査技師同様、コツコツとした仕事が多いんですよ、医療事務は。だから、臨床検査技師の仕事が性に合わなかった人以外には、医療事務は天職となり得る可能性があります。臨床検査技師ほど忙しくはないし、病院特有のこじれた人間関係に巻き込まれることも少ないです。

給料は落ちるかもしれませんが、残業など時間外勤務がほとんど無くなる分、バランスが取れます。

求められる条件はそれほど厳しくはなく、病院勤務経験があるのなら十分働けるでしょう。一般事務などと違ってPCスキルなどはそれほど求められず、入社後にレセプト入力の方法を覚えることになります。

ただ、病院はまだまだIT化が遅れているため、中にはアナログ入力のところもあるんですよねえ。機械に自信が無いならそういう職場を探してもいいと思いますが、正直オススメしません。

非効率だし! 疲れるし! 仕事長引くし! 医療事務のメリットを投げ捨てるものですから。

職場を変えるだけという選択肢も無くはない。視野を広く持とう

臨床検査技師を辞めたいと嘆く中には「職場の人間関係が」「残業が」と、今の仕事というよりも職場に悩みを抱えている人が一定数いると思います。

そういう人は、無理にリスクをおかしてまで違う職種に転職する必要は無いのでは? 自分がなじみやすい雰囲気の職場もたくさんあるだろうし、残業が短い職場もたくさんあるでしょう。この世に病院はたくさんあるんです。臨床検査技師の職場は、決して少なくはありませんよね。

転職エージェントを使えば、残業が少ない職場選びも、自分に合った雰囲気の職場選びも出来ます。

職場を変えるだけで済むという人も、多いのでは?

また、別に臨床の現場にこだわる必要もありません。医療事務のように、少し現場から離れてみたり、そもそも病院で働くのを辞めて製薬会社に転職するのもアリだと思います。製薬会社の場合は、MRも選択肢に入れられるかもしれませんよ。

そもそも医薬品関係から離れて、まったく違う仕事をするという道もあります。

臨床検査技師には「コツコツ自分の仕事をする」のが向いていると思うから、ITエンジニアも向いているかもしれません。

とにかく、転職先を限定しないで広い視野を持ちましょう!

広い視野で世間を眺め、自分自身の能力と性格を考慮し、臨床検査技師から転職するときに選ぶべき仕事を判断するのだ。

それこそ、コツコツと、虎視眈々と準備しよう! 転職して幸せになる準備を!