IT社会の昨今、プログラマーの仕事に興味があるという人が多いと思います。

一昔前は特別な仕事のように感じていたんですけどね。今となっては身近な仕事ということで、そう難しく考えすぎなくても良いんだと思います。未経験からプログラマーに転職することも十分すぎるほどに可能だ!

そんなプログラマーになるための全知識を、ここで紹介しましょう。

プログラマーの仕事内容と役割、給料をまとめてみた

元IT企業営業マンの僕が、以前いた職場で知り合ったプログラマーに仕事のアレやコレを聞いてみました。プログラマーの仕事内容と役割、給料や労働形態などなど…基礎知識を丸っと解説したいと思います。

1.仕事内容と役割

「プログラマーとはなんだ?」

プログラム言語を使ってプログラムをくみ上げ、システム・ソフトウェア・アプリなどを作るお仕事のことだ!

プログラマーは、システムエンジニア(SE)が制作した設計書や要件定義をもとにして仕事をすることになります。

「それを見てただプログラム組めばいいだけでしょ?」と思うかもしれませんが、チームの責任者になるとクライアントとの打ち合わせもあるんです。

その後は開発に移るわけですが、開発の仕事は処理単位(モジュール)ごとにかなり細かく分割・分担し、作業を進めるのが基本。基本的に複数人のプログラマーが一体となって開発を進めることになりますし、自分が担当する業務の幅はそんなに広くありません。

ただし、複数のプロジェクトを同時進行で行うのでタスク処理がえげつないことになります。

現役プログラマーが語るには、「プロジェクトごとの進捗管理が命。優先順位を決めてチーム内で話し合いながら作業を進めないと、同時進行のために万策尽きることもある」そうです。

自分の作業が終わったら担当のSEに納品を行い、そのプロジェクトに関しては終了になります。

以上がプログラマーの基本的な仕事なんですが、本来SEが作成するはずの詳細設計・仕様書などをプログラマーが作成するケースも多いんです。

本来はSEの役割が「設計」で、プログラマーの役割が「設計をもとにプログラムを組むこと」なんですが…。

会社によってはその役割の垣根が曖昧になっているということです。

2.給料と労働形態

プログラマーの平均年収は420万円程度です。

新卒採用者を基準にすれば、20代前半から300万円程度は安定して得られます。20代後半には400万円に近づき、30代になれば400万円を超えるという感じですね。特別高くも低くもなく、至って平均的かそれより少し高いかくらいの給与ベースと言えましょう。

プログラマーの労働形態は、さまざまなものがあります。

まずは、自社でシステムやアプリ開発を行う「自社開発」という労働形態。自社開発を行う会社に勤めると年収が比較的高くなり、残業が少なくなるという特徴があるんです。自社で開発を行う分、無理なスケジュールにはなりにくいですからね。

ほかには、受託開発という形があります。

これは他社の依頼でシステムやアプリを受注生産する仕事です。さまざまな種類のものを作ることができるというのが、受託開発の魅力。

ただし、無茶なスケジュールになることも少なくはなく、IT業界でよく聞く「デスマーチ」になりやすいと言えます。僕が以前勤めていたIT企業がそんな感じでした。

あとは…客先に常駐する特定派遣もありますが、現役プログラマーが言うには「最も過酷で年収が低い」ためオススメできないということです。

最低でも受託開発を行う会社が良くて、自社開発を行う会社ならなおよし!

未経験からプログラマーに転職しようかなと考えるときには、そこも踏まえると良いでしょう。

未経験からプログラマーになるためのマニュアル大全集

転職するかを考えるときの参考にと、プログラマーの仕事に関してまとめてきました。ここからは「実際に転職するとしたら」を想定して、未経験からプログラマーになるために必要な知識を段階ごとに紹介したいと思います。

Phase1.プログラマーに必要な素質を知ろう

  • プロジェクトを進めるためのコミュ力
  • 学び続ける貪欲さと知識欲
  • 突然な変更にも対応できる柔軟さ
  • 理解力と読解力
  • 論理的思考
  • 覚悟

以上が、プログラマーに必要な素質です。

プログラミング言語は常に新しいものが生まれます。既存の言語も最適化を繰り返し、変更点なども結構多いんですよ。

プログラミングスキルの習得には果てがないので、学び続ける貪欲さと知識欲は大事。

また、論理的思考が必要という点から「文系はプログラマーに不利なのか」という不安があるかと思います。

僕が思うに文系も文系で論理的思考を養っているので、別に不利ではありません。文系科目というのは論理的に文献を紐解き、論理的に文章を構築する練習になるんですよね。文系のテストって「なぜ」とか「説明せよ」とか多いじゃないですか。

それにプログラマーには読解力や理解力も必要なので、文系はむしろ有利かもしれません。

最後は、覚悟!

ここまであれば完璧です。

Phase2.プログラマーは独学でもなれるか

プログラマーは独学でもなれます。

プログラミングを学ぶ機会は、たくさんありますからね。たとえば本屋に行けば教材がたくさん並んでいますし、インターネット上の動画で学べるサイトなどもたくさんあります。

初心者に最もオススメな習得法は、まず「動画学習をすること」です。

書籍だと画像と文章だけでの説明になるのでわかりにくいこともありますが、動画は音声・字幕・映像とで説明するため比較的わかりやすい。実際のプログラミング画面を見ながら学ぶこともできるため、理解度はかなり高くなります。

初心者はまず、「C・C++・Java・JavaScript・SQL」あたりを学ぶことになるでしょう。

Phase3.選考の通過率を上げる方法

選考通過率を上げるには独学でプログラムを学び、何かしらの実績を作っておくというのが最も良い対策になります。実際に作ったものがあればその巧拙がどうであれ、「未経験からどこまでスキル習得をしたのか」が目に見えてわかりますからね。

実力がどうのというよりも「学習している」という説得力により、選考通過率が上がる形です。「現場に入ればもっと上達するだろうし、ここまで進んでいるなら未経験でも問題ないだろう」とね。

また、面接のときには自分の言葉でハッキリと自信をもって話せると採用されやすい傾向があると知り合いの現役プログラマーは語ります。

未経験がプログラマーを目指すなら、プロに相談することが大事!

未経験からプログラマーになるためにどんな言語を学ぶべきか、どんな会社が自分に合うのかなどなど見極めないといけないことはたくさんあります。

少しでもプログラマーへの転職に興味があるのなら、まずは転職エージェントに相談するところから始めてみましょう。

プログラマー・SEの転職に力を入れているエージェントも結構多いです。そういうところには元プログラマーというキャリアアドバイザーもいるので、そういう人にこれからどうするべきなのかを相談すると、かなり有益な回答が得られます。

未経験からプログラマーを目指すための知識は得た!

あとは転職に関する相談をしながら、じっくりと転職について考えるだけ。それだけで…プログラマー人生は目の前!