Oターン転職。地方から都会に出たけど訳あって地方にUターン、でもやっぱり都市部に戻りたくなってOターン。

そういう人が増えているようです。地方で暮らすということには、理想だけでは片付けられない問題がたくさんありますからね。

なんだかんだ都市部は便利だ! 仕事も遊びもたくさんあるし! 都会にいる僕としては応援したくなるんです。

だから、Oターン転職をしたい人に成功するための秘訣などを語りたいと思います。

まず、Oターンの実態を知っておこう

Oターン転職の事例を僕の周りの経験者の話やネットの話から、集めてみました。結構同じような話も多かったので、異なるパターンの話を2つだけ紹介します。そこからOターン転職の実態を読み解いていきましょう。

Oターン事例1.田舎を舐めていました

「正直、田舎を舐めてました」

僕の友人の妹の話です。微妙に遠い知り合いですが、Oターン転職の事例を教えて欲しいと言えば快く教えてくれました。個人情報保護のため微妙にフェイクを入れていますが、その点はご了承ください。

その子はもともと結構な田舎暮らしをしていたんです。高校卒業と同時に、大学進学のため東京に引っ越しました。

地元の地方にUターンした理由は、都会が微妙に肌に合わなかったこととノスタルジーだと本人は語ります。もともと地方出身だから余裕だろうとUターンしたわけですが…。

実家で暮らすのと、一人暮らしをしたり働いたりするのとは全く違うことだったんですよね。

まず生活、夏場の夜、網戸にしていると小さな虫が数えきれないほど部屋に入ってくる。夏になると必ずスズメバチが巣作りの視察にくる。最寄りのスーパーへは片道徒歩25分、往復するだけで5kmほど歩くことになります。

周辺施設…コンビニ片道徒歩20分、ガソリンスタンド片道徒歩5分、変電所目の前。

仕事は電車に乗り1時間半ほど行くとありましたが、東京でしていた仕事とは全く異なる仕事をすることになりました。東京時代にはデザイナーをしていましたが、Uターン後は小さいメーカーの事務職。

そういうわけで、また都会に。Oターン転職することになったのです。

Oターン事例2.地元ではできない仕事がしたくなった

26歳の元営業職男性の話。

彼は就職をきっかけに大阪に出たそうです。ただ、大阪の都市部に住んでいたため「うるさい」「空気が悪い」などに悩まされていました。人も多いですしねえ…。そこで地元に戻るUターン転職を決意!

元々の仕事が営業職ということもあり、地元企業の営業職に転職。給料は若干下がったものの家賃も下がりトントンだったので、特に気にはなりませんでした。

地元が地方都市ベッドタウンだったため、生活に不満があったわけでもありません。

ただ、違う仕事がしたくなったんですよね。WEBデザイナーになりたくなったんだけど、地元にはWEB事業を行う企業はありませんでした。大阪や東京などの都市部を調べると、やはり仕事があったためOターン転職を決意したという流れです。

言わば、地元暮らしとはまた別の夢が出来たわけだ。

Oターン転職を成功させるためのポイント3つ

Oターン転職は、Uターンする際の転職・移住対策不足が原因だったり、都会にしかない仕事を求めた結果だったりという傾向が強いです。

特に前者の人が多いため、Oターンを成功させるためには事前に準備を怠らないことが大事になるでしょう。

ただ、そう難しいことではなく、実はすごく単純なことなんです。

ポイント1.転職の方針を固める

面接などの転職活動自体は、引っ越してからする人が多いと思います。面接をするときにわざわざ都会に行くのもお金がかかるし、それなら引っ越し後のほうが良いでしょうからね。それは別に問題ないんですが…。

転職の方針だけでも、引っ越し前に固めておきましょう。

Oターンを成功させるためのポイントとして一番大事なのは、転職自体を成功させることです。都市部に出戻りすること自体はそう難しく考えることでもないし、地方に移住するよりもハードルは低いですからね。

転職の方針を固めるには、まず転職先企業に求めるものは何かを考えることが大事です。

  • 残業が少なくマイペースに働けること
  • 給料が高いこと
  • 福利厚生がしっかりしていること
  • 人間関係が肌に合うこと
  • 休日日数が多く有給申請が普通に通ること

転職先に求める条件としてよく挙げられるのは、ザッとこんなところでしょうか。自分自身が重視するものはどれかを考え、複数ある場合は優先順位をつけてください。

それが転職の方針のひとつになります。

また、自分がどんな仕事がしたいかも考えておきましょう。僕が思うに、自分の能力・性格的に向いていて、少なからず興味が持てる仕事が一番長く続けられる仕事になります。

企業に求める条件と仕事の厳選とを考えることで転職の方針は決まり、転職成功率はグッと上がりますよ。

ポイント2.住む場所をどうしたいのか考える

都市部に戻るということですが、住む場所は別に都市じゃなくても良いと思うんです。東京で仕事をするのなら神奈川県に住んでも問題はありませんよね。大阪に住むと言っても、中心地から離れているところは家賃も安く地方と似た特徴があります。

都心に住むか、その周辺に住むか。

仕事の事だけを考えるなら、どちらでもいいでしょう。

遊びを考えるとしても、週末だけ遊ぶということなら都心に住む必要は特にありません。アクセスしやすい周辺地域に住めば、家賃が安く抑えられ遊ぶお金も生活資金も余裕が出来ます。

また、Oターンと言っても大阪や東京といった大都市に住む必要が無い人もいるんじゃないでしょうか。

自分が思う仕事が田舎に無いという人、本当は都市より田舎派だけど生活が思ったより厳しかったという人…。

そういう人は、地方都市に暮らすことで問題が解消されるケースがあります。自分がしたい仕事が都心にしかないのか地方都市にもあるのか、自分の思う生活が都心じゃないと送れないのか? もう一度考えてみましょう。

ポイント3.転職支援を利用する

転職の方針を固めるための手伝いをしてもらうという意味でも、自分が思う仕事がどこにあるのかを探すという意味でも、転職エージェントは有用です。

転職エージェントに在籍しているキャリアアドバイザーは、転職支援のプロ。多くの人のキャリアプラン設計の手伝いをしてきたため、あなたの状況・願望にぴったりな転職活動の方針を考えてくれます。

また、都心だけじゃなく地方都市にも強いエージェントは多数あり、そういうところを使うことで地方暮らしを捨てずOターン転職の目的も達成できる道を探ることも可能です。

転職エージェントなどの転職支援を使うことは、Oターン転職を成功させるためのとても重要な鍵になるのではないでしょうか。

Oターンしたいなら、今のうちに気持ちの整理をしておこう

Oターン転職をしたいという人が後悔しないためには、気持ちの整理が大事だと思います。ここまで結構迷走してきたことでしょうから、自分は本当は何がしたいのかを慎重に考えてみてください。

住む場所も、仕事も、今後の人生設計も全部含めて考えることで後悔しない道を進みましょう。

Oターンを成功させるには、自分の人生を定めるには、それが一番大事なことです。