Javaは汎用性が高くさまざまなところで使われているプログラミング言語でありながら、習得難易度が低いんですよね。だから、ニートの就職のための足掛かりとしてもぴったりな言語と言えます。

そこで、今回は「Javaのスキルを活かしてニートから就職するために知っておきたいこと」をまとめてみました。

Javaのスキルを活かしてどんな仕事ができるのか

1.Webサービス・アプリ開発

Javaと言えばWebというくらい、WebのさまざまなところにJavaが使われています。

たとえば、TwitterやEvernoteにもJavaが使われているし、Web上で遊べるブラウザゲームなどにもJavaが使われているんです。つまり、Web上でサービスを提供している会社や、Webアプリケーションの開発・提供している会社で働けるということですね。

Javaの求人を探すと、Webアプリ開発の求人が特にたくさん出てきます。あまり聞いたことがないような社名でも、意外と知っているサービスやアプリを作っている会社かもしれません。

少しでも興味があるなら、どんな求人も見逃さずに検討しましょう。

2.Androidアプリ開発

Android自体が、Javaを利用して開発されたプログラムなんです。

そのうえで動かすAndroidアプリにもまた、Javaが使われています。Javaは習得する難易度が低い言語と言われていて、それだけ使える人が多いんですが、Androidアプリを見ると明らかに簡易的なJavaプログラミングで作られたゲームが多数あるんです。

それらの中には個人で開発されているものも多く、意外と人気のものもあります。

ニート生活をしながら個人でアプリ開発ができるというのは、かなり強いです。それを実績として就職に活かすことができますし、小遣い稼ぎくらいはできるかもしれませんしね。

3.組み込みシステム開発

組込みシステムというのは、ハードウェアの中に組み込まれることで作動するシステムのことを指します。さまざまな家電や電化製品に組み込まれたシステムにも、Javaが使われているケースが多いんですよ。

だから、電気屋などで自分が開発に関わったシステムを搭載した製品を見ると嬉しくなり、それがやりがいになります。

ニート上がりの人にとって、その満足感というやりがいは仕事を続けるうえで大きなモチベーションになるでしょう。

4.業務系システム開発

業務系システムというのは、主に社内で活用するシステムのことを言います。さまざまな言語が使われていますが、汎用性と安定性が高く実績も豊富なJavaが使われることが多いです。

大企業のシステム開発部門や、業務系システム開発を専門に請け負っている会社などの求人が多い傾向があります。

業務経験のないニートが大企業は難しいので、業務系システム開発専門の会社に就職することになる可能性が高いのではないでしょうか。

Javaスキルを活かせる求人の傾向&求人選びのポイント

  • 未経験歓迎求人は少ない
  • 年収400万円以上が多い
  • 年間休日120日以上が多い
  • 完全週休2日制じゃないところが結構ある
  • フレックスは案外少ない
  • 採用人数は少な目
  • 研修制度を推している求人は少ない

以上が、実際に求人を探してみて感じた傾向です。

業界・職種未経験歓迎という求人が少ないというのが、ニートにとっては辛いところですね。実際には「Java関係の求人の全体数に比べて少ない」ということなので、ある程度求人を選べるくらいには数があります。

ただ、やはり東京以外だと求人は激減するので注意が必要です。

経験者採用を前提にしている求人が多いということもあるのか、年収を高めに記載している求人が多いのも特徴的。ただ、新卒入社2年目くらいの年齢層で年収400万円という求人も結構あるので、脱ニートして2~3年くらいで年収400万円を得られるのではないでしょうか。

また、以上の傾向を踏まえて実現可能な範囲でオススメ求人の条件を考えてみたので、紹介します。

  • 未経験歓迎
  • 年間休日120日以上
  • 月残業40時間以下
  • 研修制度を推している

数撃てば当たる戦法も良いんですが、あまりに落とされる数が多くなりすぎると自信喪失してしまいかねません。それに、未経験歓迎と記載していない求人はニートをまったくターゲットに入れていないんです。

必ず、未経験歓迎求人の中から応募する求人を選ぶようにしましょう。

年間休日120日以上を実現できる会社が多いものの、残業はそれなりにある会社が多いです。流石に40時間を超えるとキツくなってくると思うので、残業時間を40時間以下に設定して選択肢を広げた上で、なるべく残業が少ない会社を選ぶようにしましょう。

そして、研修制度はかなり大切です。いくらスキルがあるとはいえ現場にすぐ放り出されては、社会経験に乏しいニートとしては困ってしまいますから。

だから入社後の初期研修が充実していることは大前提としましょう。そのうえで、Java以外の言語を習得するための研修が行われているとなお良いですね。

Javaを使ってニートが就職を有利に進める方法

1.資格を取る

ニートがJavaを使って就職するには、自分がどれくらいJavaを扱えるのかを知っておく必要があります。それを知らなくては適切な求人選びや自己アピールができませんからね。

だから、資格を取ることをオススメします。

Javaに関する資格は色々ありますが、特にオススメなのが「Oracle認定Javaプログラマ」です。これはjavaを提供しているOracle社が認定を行っている資格なので、Java資格の中では特に信頼性が高いんですよ。

難易度はブロンズ・シルバー・ゴールドとがありますが、シルバーに合格すれば、あなたのJavaスキルは少なくとも業務レベルには達しているということになります。

ゴールドに合格すれば、コードを書くだけじゃなくてJavaを使った開発全般に関する知識と能力があることを証明できるんです。大体実務経験3~4年以上の上級javaプログラマー向けと言えます。そのため、難易度はかなり高めです。

まずはシルバーの取得を目指しましょう。

2.ポートフォリオを整備する

ニートがJavaを活かして就職したいと思うのなら、ポートフォリオはあったほうがいいです。資格があればそれをポテンシャルとして採用してもらえるかもしれませんが、それでもポートフォリオがあった方が心強いことは確かですから。

とは言え、そんなに手の込んだものを作る必要はありません。

実際にJavaを扱えるだけの基礎知識と技能があることを事実として証明できれば、それでいいんです。入社後すぐに第一線で活躍するわけではありませんからね。まずは基礎的な業務を行い、その中でスキルをより磨いて徐々に活躍してもらおうとニートを雇う企業は考えます。

それに、手の込んだものにし過ぎるとハードルが高くなりすぎて困ることになりかねません。

「ほかの言語も扱えるのではないか」「セキュリティに関しても一定以上のレベルで語れるのではないか」とね。

だから手の込んだものは要らないんです。

大切なのは「伝わりやすいポートフォリオを作る」ということ。

作品を提出するだけじゃなく、作成にかかった期間や苦労した点と簡単だった点、その作品の特徴や魅力などを補足として付け加えることが大切なんです。

あなたがどれだけのレベルでJavaを扱えるのかということや、何を考えてプログラムを作成しているのかということが相手に伝わるようにしましょう。

Javaに将来性はあるのか?

数年前から、Pythonなどの新しい言語がどんどんと出てきました。これにより、世界的にJavaの案件が減ってきつつあると言われています。

ただ、実際に求人を探してみると、確かにPythonの案件もたくさんあるんですが、Javaの案件数にはなかなか及びません。Pythonの利用が国内ではまだあまり広がっていないのではないかということが、ここからわかります。

今後何年か経てば、国内でPythonなどの他言語がJavaにとって代わるということがあるかもしれません。

しかし、Javaは非常に汎用性や安定性が高くて扱いやすく、実績も豊富なので当面はJavaで開発を行う流れが続くでしょう。新しい言語が台頭してきたからと言って、すぐにそれに移行するわけではありませんからね。

それに、完全にJavaの代わりをしてくれる言語は無いという意見もあります。

Javaの案件数が今後かなり減るとしても、部分的にJavaは使われ続けるのではないでしょうか。

また、廃れる可能性があるということは、ほとんどの言語において言えることです。そのたびに新しい言語を学ばないといけなくなるのは、プログラマーやSEの宿命と言えます。

ニートにとって大切なのは将来Javaがどう転ぶかを考えて慎重になるよりも、今持っているJavaというスキルを使って、とりあえず就職を成功させることです。

新しい言語はそれから学んでいけば良いのではないでしょうか。