メットライフ生命は以前、親会社が二度変わりました。アリコジャパンからメットライフアリコになり、そしてメットライフ生命へ…。そのたびに体制が変わりましたが、現在はもうかなりメットライフ生命が定着しましたね。
ただし、名前や経営体制が安定したからと言って、社員の状況が安定しているわけではなさそうです。
企業口コミサイトを見ていると、不安定な状況などを理由にしてメットライフ生命を辞めたいという人や、辞めたという人がいることがわかります。
そこで、メットライフ生命のよくある退職理由を分析したうえで、どんな転職戦略をとるべきなのかを考えてみたいと思います。
※本ページは2019年5月12日時点の口コミ情報をもとに書かれています。最新の口コミは以下のサイトでご確認ください。
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メットライフ生命の退職理由をまとめてみた
給料が不安定、勝負は最初の2年間
メットライフ生命の退職理由として最も多くあげられていたのが、お金の問題です。
メットライフ生命の営業コンサルタントの給料は、成果報酬の形を取っています。契約が取れれば高い給料が得られるものの、契約が取れなかった場合の給料は雀の涙よりも小さく、生活ができないほどです。
そんな不安定な給料をなるべく安定させるためには、最初の2年間でしっかりとした成績を残さなければならないと言われています。
初見殺しなゲームの敵に、初見一発勝負で勝たなければならないような理不尽さですよね。最初の2年間で成績を残すことができても、その後はそれを継続していかなければならないわけで、戦いは延々と続いていきます。
考えすぎて動けない頭でっかちタイプや、受動的な人には向いていない会社です。
また、給料が低いだけではなく、経費が自腹という点もきついですよね。生活できないくらいの給料に、加えて経費までかかるとなると、借金しないといけなくなります。
実際、企業口コミサイトには「借金を背負った」という意見が多数投稿されているんです。お金を稼ぐために仕事をし、そのために借金を背負うという矛盾とジレンマ…。
まだ借金をしていない人は、そうなる前に辞めたほうがいいと思います。
既に借金をしている人は、今の不安定な状況では返済もままなりませんよね。毎月安定した給料が得られる会社に転職しなければ、借金返済引き伸ばしスパイラルになる可能性が高いです。
メットライフ生命を辞めたい人へ。退職者の口コミをもとに転職戦略を考察
人事権に問題がある
異動したくても、異動させてもらえない。
メットライフ生命の人事権は、部門長にあるんですよね。部門長的には「人数を減らしたくない」と考えるだろうから、そりゃあ異動させてもらえません。そのためか、ずっと同じ部署で働き続ける人が多いんです。
ただ、これでは人事異動という制度そのものが形骸化してしまいますよね。
そして、キャリア形成も難しくなります。
しっかりと人事や総務などの第三者が人事権を持ち、公正に異動の可否を判断してくれる会社に転職したほうが自分のためになるでしょう。
管理部門の仕事とのミスマッチ
メットライフ生命の管理部門は、現場の社員と接する機会がないという口コミがあります。
淡々と自分が担当する仕事をこなし続けるだけで、ある程度の評価が得られる。仕事をこなしていれば文句は言われないから楽だという側面はあるものの、それでは物足りない。
現場と接点を持って課題を吸い上げて、その課題解決のために尽力したいという人にはメットライフ生命は向かないでしょう。
また、部署間の仲が悪くて風通しが悪い傾向があるのも、部署間の連携や管理部門と現場との接触を阻んでいるため、そういうタイプの人には向いていない原因となっているように感じます。
古い体質
- 残業を見て売り方を覚えろ!
- 飛び込み営業をやれ!
- 地道にテレアポで稼げ!
- 自分でマーケットを開拓しろ!
あれをやれ、これをやれの連続。
企業口コミサイトの意見で特に印象的なのは「イニシャル100人書き出せ」というもの。その行為に一体どれほどの効果があるのかは、定かではありません。飛び込み営業もテレアポも、たまに契約が取れることがあるけれど、かなり非効率です。
飛び込み先をPCで調べ、飛び込みNG宅を避け…。
時間がかかる割に実りが少ないんですよね。
また、古い体質は仕事の進め方以外にも表れています。
たとえば、会議で成績順に座らされ、数字の発表だけを行うということ。反省点を述べたり、次月への対策案を練ることもなく会議が終わります。人を数字としてか見ておらず、数字以外で仕事を見ないわけです。
そんな体質に嫌気が差したのなら、もうメットライフ生命にはいられないのではないでしょうか。
メットライフ生命を辞めたい人の転職戦略
- 成果報酬ではないこと
- 人事権を人事または総務が握っていること
- 管理部門と現場との距離が近いこと
- 風通しの良い社風であること
- 企業体質が新しいこと
以上が、メットライフ生命を辞めたい人が転職先に選ぶべき会社の特徴です。
まず、営業職にとって気になるのは、「成果報酬ではないこと」だと思います。成果報酬ではないというと「営業成績が給料に反映されないのでは?」と思うかもしれませんが、必ずしもそうではないんです。
営業成績に応じて昇給を行う会社もあるし、営業成績に応じてボーナスを支払う会社もあります。
営業でも、毎月決まった額の給料を得ながら、成績を給料に反映させることができるんです。
また、メットライフ生命の営業コンサルタント経験者には、次のような仕事も向いているのではないでしょうか。
- マーケティング職
- 商品・サービス企画
- 事業企画
- ディレクター職
- ゲームやアニメのプロデューサー
- ホテルコンシェルジュ
メットライフ生命は、どこにどう営業をかけるのかを完全に自分自身で考えなければなりませんよね。マーケットを自分で開拓するのはきついかもしれませんが、その経験は確実に他の仕事に活きます。
まず、マーケティングの仕事に活かせるのではないでしょうか。
マーケティングは、顧客の需要や世間の流行などを分析して市場を開拓する役割を持ちますからね。商品企画やサービス企画もそういう役割を持ち、さらにそこからどういうものを売るのかを考える仕事です。
メットライフ生命出身者には、かなり向いていると思います。
もっと踏み込めば、事業企画などもできるでしょう。
また、メットライフ生命の営業は「コンサルタント」としての一面も持ちます。その折衝経験や問題解決力を活かせば、ディレクター・プロデューサー・コンシェルジュなども目指せるのではないでしょうか。
僕がこのブログに訪れたすべての皆さんに伝えたいこと…
それは、「仕事や会社を辞めたい気持ちが少しでもある人は、すぐに転職活動を始めるべき」ということです。
転職という選択に対して消極的な印象を持っていた僕がそう思うようになったのは、僕自身、転職したことで人生が好転したからです。
- 転職を決断する勇気が出ない
- この程度の悩みなら我慢したほうがいいんじゃないか
- 転職後の自分をイメージできない
- 辞めることを言い出しにくい
- 自分の年齢や能力で転職成功できるか不安
- 他の業種・職種に転職したいけど、どうすればいいかわからない
これは転職を考えている人なら誰しもが感じることだと思います。
でも、一昔前とは違って今は転職支援サービスがとても充実しているので、気軽に質の高い転職活動ができるようになっています。それに、転職活動を始めること自体には何のリスクもありません。むしろ早めに動き出しておくことは、いざというときの備えとしてメリットしかありません。
だから、悩みや不満の大小に関わらず、自分の人生が今より良くなることに希望を持って、自分なりの形で転職活動を始めてほしいです。
僕がおすすめしている転職支援サービスは無料の転職エージェントです。就業相談から求人紹介、採用対策まで、転職活動全般をサポートしてくれるサービスです。僕も実際に利用して転職を成功させました。
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