SNSなどで調査してみると、「警備員を辞めたい人の声」が数多く見つかります。中には「将来性」を不安視する現職警備員の声や、「やめたほうがいい」という元警備員の声も…。

そこで今回は、転職経験者の僕なりの目線で警備員を辞めたい人の声や将来性を考察しつつ、おすすめの転職先候補を考えていこうと思います。

ぜひ参考にしてみてください!

警備員を辞めたい理由を調査してみると…

  • 肉体疲労ハンパネエ
  • 朝が早くて夜が遅い、寝る時間をよこせ!
  • 天候にシフトが左右されて不安定(交通警備)
  • 夏の酷暑がヤバイ(主に交通警備)
  • 冬は冬で寒さが…雪とか雨とか降ったらヤバイ(主に交通警備)
  • 給料が上がらない!
  • パワハラ

とにかく肉体的な辛さを語っている人が多いです。

警備員は一度現場に出ると、立ちっぱなしですよね。休憩時間には座れるけど、本当に肉体疲労が半端ではありません。小学生時代、友達の親が警備員をしていて「毎日ヒイヒイ言って帰ってくるとお母さんが言ってた」と、友達が語ってくれたことがあります。

しかも、基本的に警備員は朝が早い! しかも夜が遅い。その友達が昔語ったことによると、「朝は僕が起きることには既におらず、夜は早くて20時、遅いと22時は過ぎる」そうですからねえ。

また、交通警備など屋外の警備をする人は、天候にシフトが思いきり左右されます。毎日毎日天候を気にして「シフトどうなるかなあ」なんて頭を悩ませることで、ストレスも大きいはず。夏の暑さと冬の寒さも過酷です。

さらに、給料も上がらないし、パワハラ被害も多い…。

こんな過酷な職場だったら辞めたい人が続出するのも無理はないと思います。

警備員の仕事に将来性はあるのか?

警備の仕事が無くなることは、無いと思われます。『バイオハザード』やSF映画のように、赤外線センサーが張り巡らされたり厳重なセキュリティシステムが発達したとしても、人間による警備は無くなりません。

システムには必ず穴があるものですから。

仕事が無くなることが無いという意味では、安定感はありますよねえ。

ただし、警備という仕事自体に複数のキャリアパスが用意されているわけではありません。そういう意味だと将来性は薄いと言えます。

それに、年齢的問題もありますからね。

実際、年齢を重ねるごとに肉体的辛さが増して仕事を続けられなくなったと語る人も多いです。中には60歳を超えても勤めている人がいますが、そういう人にはどうしても辞められない理由があるのではないでしょうか。

職場にいる老練の警備員を見てみると、辛そうにしていませんか?

自分の体力と相談して、どれだけ今の仕事を続けるかを決めるというのは必ず、今後必要になることです。

将来性が高いとは、お世辞にも言えません。

しかし、資格取得をしたりたくさんの現場を経験したりすることによって、昇進を狙うことはできます。

階級を一般警備から副隊長、隊長にランクアップさせることで年収が上がります。 たとえば、一般警備で250万円貰えていたとしたら、隊長なら300万円から350万円以上は確実にもらえるでしょう。

現状、給料以外に辞める理由が特に見当たらないのなら、階級を上げる道もあると思います。

隊長になるには、資格の取得と、現場能力のアップ・社会人マナーの向上などが必要です。

要はスキル向上や資格の取得というレベルアップをして、進化しようぜ! という話。

警備に関する資格はめちゃくちゃ多いため、自分の仕事に合ったものを取りましょう。中でも僕が「これは絶対取ったほうがいい」と思うのは、交通誘導検定です。交通整備の仕事をするには、必須と言えます。

この資格が無いと仕事の幅が狭くなるため、隊長クラスにはなれないのではないでしょうか。

また、社会人マナーの向上も必須です。

しっかりとした言葉遣いを心がけ、目的や方向性をハッキリさせる話し方を身に付けましょう。危機管理能力も育てる必要があると思います。隊長になるには、こういう努力をしないといけません。

それが割に合うか合わないかの判断は、あなたに任せます。

警備員は将来性が高いと楽天的なことは言えませんが、将来性は皆無ではありません。肉体的・精神的に続ける余裕があるなら、努力してみてもいいと思います。

ただ、続けられないほど消耗しているなら、続けるほどの価値はないのではないでしょうか。

警備会社は出戻りもしやすい業界なことだし、一度他の仕事を経験しておいて損はありませんよ。

【選択肢1】別の警備会社に転職 ~警備会社の選び方を解説~

警備員の仕事自体が嫌いなわけではなく、今の会社の給料や待遇、職場の人間関係などに不満がある人は、他の警備会社に転職するという選択肢があります。

では、どんな警備会社を選べばいいのか?

  • なるべく規模が大きな警備会社にする
  • 資格の取得を推奨・支援している警備会社にする

求人選びのポイントは各人それぞれの希望があると思いますが、少なくとも以上の二つは警備会社選びの判断基準として持っておいた方が良いです。

規模が大きな警備会社は仕事が安定しているところが多いため、仕事と収入が減るリスクがありません。業績も安定しているので従業員に対する待遇も厚くなり、給料だけじゃなく福利厚生などさまざまな面で還元してくれます。

また、資格取得を考えたときには企業自体がそれを推奨しているほうがやりやすいです。

具体的に資格取得費用を補助してくれるところもありますし、資格手当をつけているところもあります。

以上の二つを基準にして警備会社を選んだあとは、「勤務形態」「拘束時間」「宿直の有無」などによって比較検討すると良いのではないでしょうか。

【選択肢2】警備員から転職 ~おすすめの転職先候補を紹介~

ここで紹介する転職先候補はほんの一例に過ぎませんが、「転職先の考え方」の予行練習としても参考にしていただけると思います。

「こんな感じで転職先を考えればいいのか~」といった感じで軽めに参考にしてもらえたら嬉しいです。

営業職

営業職は自分の頑張り次第で年収を上げられるため、給料が上がらないという悩みからは解放されると思います。

しかも立ち仕事と座り仕事が適度にあるから、体力的にはかなり楽です。精神的ストレスはありますが、僕は営業をしていて肉体的辛さを感じたことは今の企業だとありません。

ブラック企業だと残業が多くなってしんどいけど、そんなのはどの仕事も同じですね。

ホワイト企業にさえ転職すれば、元警備員にとっては良い転職先だと思います。

しかも、もし警備に出戻りすることになったとしても、営業経験があれば管制の仕事がしやすいです。それに、隊長クラスにもなりやすいと思いますよ。

ビル管理

ビル管理は、実際、警備員から転職する人が多い仕事。

交通警備をしていた人からしたら、冷暖房完備のビルに常駐する仕事は天国かもしれませんねえ。施設警備をしていた人だと、職場自体はあまり変わらないから馴染みやすいんだと思います。

体力的に楽だし、一人仕事が多いから精神的にも楽だし…。

その分年収はほどほどだけど、資格取得によって給料を上げることは可能です。

しかも、その資格から電気系の仕事を目指せるなど、道が広がるのも魅力的!