職場で浮いてる状態というのはとても辛いものです。会社に居場所がない状態ですからね。「辞めたい」と思うほど悩んでいる人もいるのではないでしょうか。
この記事では、
- 浮いても気にしないメンタルの身につけ方
- 最終手段として転職をした場合、転職先でまた浮かないようにするためのポイント
を紹介したいと思います。
ぜひ参考にしてみて下さい!
会社で浮いてるのはなぜか?考えられる原因は?
- 他人を否定する言葉を使うことが多い
- 自分から人に近づこうとしない
- 会社の愚痴ばかり言っている
- 仕事であまりにもミスしすぎている
- 仕事がものすごくできるけど人付き合いが苦手
- 自己主張が強すぎる
- 逆に自分の意見を言わなさすぎて何考えているかわからない
- 空気が読めない、または読む気がない
以上が会社で浮いてしまう原因です。この原因に当てはまる人は職場で居場所がない状態に陥りやすくなるので注意しましょう。それぞれ詳しく説明することは避けますが、当てはまる場合は何かしら思い当たる節があるのではないでしょうか。
以上のようなことが原因で会社で浮いてしまった場合、考えられる対処法は二つです。
職場で孤立しても平気なメンタルを身につけるか、転職して転職先では浮かないように気を付けるか。
これからその両方の対処法について詳しく紹介していきます。
会社で浮いているのを気にしないための考え方
1.ブレない自分の芯を持つ
ブレない自分の芯を持つ人間は、他人からどう思われているかなどを気にすることがありません。
自分自身の行動や生き方などに自信を持っていますからね。その結果浮いたり孤立したりしたとしても気になりません。
ただし、ブレない自分の芯を持つのは難しいことです。
方法は「自分で見つける」のが最善。自分なりに自分自身の生き方などについて考えていくと、ふとした拍子に芯が見つかることがあります。だからまずは自己分析をしてみてください。
それでも難しい場合、自分の芯を他人に依存するという方法も試してみましょう。
これは「生き方の師匠・目標のような人を持つ」ということです。
ブレない芯を持つ人間を目標とすることによって、その人の考え方や行動を自然と真似ることができるようになると思いますよ。
2.仕事だと割り切って過ごす
会社の人間関係など、所詮は仕事だけの付き合いです。
僕はそう考えています。職場は仕事をする場所であって生活をする場所ではありません。だから会社の中で浮いたとしても仕事さえできればそれでいいと思っています。
そして、仕事に支障が出るほどに自分のことを避けてくるようであればその人に「仕事くらいはちゃんとしようぜ」と言うようにしているんです。そうすると職場の人間関係的にはさらに孤立してしまいますが、仕事だけは支障が出ないようになります。
3.「出る杭」のほうが成功するという考え方
出る杭は叩かれるのが日本社会です。出る杭の人は会社で浮きがちになります。
でも、出る杭のほうが成功する可能性を秘めているのも事実です。
「成功するのはどこかぶっ飛んでる人や狂ってる人や突出してる人」
以前仕事で出会ったある会社の人事部長がそう言っていました。
仕事における成功というのは「多数よりも抜きんでて成果をあげること」「多数よりも抜きんでて出世すること」ですからね。
会社で浮いているということを誇りに思いつつ、なにかを成し遂げるための努力に集中することができたら、プラスの力に変えることができるかもしれませんよ。
4.職場の外に味方を作る
味方が一人でもいれば、会社で浮いていても「自分がいてもいいんだ!」と思えるものです。心が強くなります。
だけど、既に浮いてしまっている可能性のある職場内で味方を作るのは難しいですよね。
だから職場の外に味方を作ることをおすすめします。
家族、友人、恋人…。誰でもいいです。あなたが自分の心の中をさらけ出すことができ、それを認めてくれるのであれば。ただ「甘い人」ではなく「間違っているときは指摘してくれる人」のほうがいいです。
間違っていることを突き通せばさらに浮いてしまいますしね。
とにかく、味方を作って心を強く持てば、職場で孤立するくらいのことでは心が傷つかないようになります。
転職先で浮かないようにするためのポイント
もし、今の職場で働き続けるのが辛すぎるなら、最終手段は「転職」です。
転職先では以下のポイントを押さえて立ち回るようにすれば、良い再出発ができると思いますよ。
1.共感術を身につける
人間関係は「共感」が大事です。人はみんな共感を求めます。Twitterを見てみてください。日常の嘆き不安不満などばかり投稿している人のツイートが、バズりますよね。リプ欄には共感の意見が溢れます。
反論をすればたとえそれが筋が通るものだとしても「空気読め」「こういう人がいるからダメ」など叩かれる。そんな様子を目にすることがあるでしょう。
人は共感されることを求めているんです。承認欲求という言葉もあるくらいですからね。
つまり、共感術を身につけることで相手に好かれることができます。
「この人は共感してくれている」と相手に思わせればいいんです。そのための話術は意外と簡単です。誰でもすぐに真似できます。
まず、相手の話をじっくりと相槌を打ちながら聞いてください。当然ながら話をするときには何かしらのリアクションを求められます。そのときに相手の話を「感情に焦点を当てながら」要約して返すんです。
それだけで共感を示すことができます。
「感情を共にする」のが共感ですから。大切なのは「うんうん、〇〇があって辛かったんだよね」と感情に寄り添う返しをすること。これだけで共感を示し、相手に好かれることができます。
2.自分から話しかけにいく
職場で浮かないようにするには自分から話しかけに行くことが大切です。
ただ、職場の人とあまり親しくするのも面倒という人もいますよね。話しかけると言っても「挨拶をする」くらいでいいので安心してください。とにかく毎日職場のみんなに話しかけるんです。
「接触回数が多ければ多いほど人との親密度が増す」という原理があります。
これを単純接触効果と言うんです。アメリカの心理学者ザイオンスが実際に証明しています。主に恋愛心理学で語られることが多い効果ですが、恋愛以外にも使えるんです。
この効果については『単純接触効果と無意識-われわれの好意はどこから来るのか-』という論文に記載されています。気になる人は読んでみてください。
単純接触というのは「挨拶程度」でも構いません。とにかく何度も接触するということが大切なんです。それだけで相手はあなたに少なからず好意を示します。
そのため、毎日自分から元気よく挨拶することで、職場で浮くことがなくなるというわけです。
3.愚痴は自分から言わない
愚痴ばかり言う人と一緒にいたくないのは言うまでもありませんよね。
人の感情は伝播すると言われています。楽しい人と一緒に居れば楽しくなるし、ネガティブな人と一緒にいればネガティブになるんです。わざわざネガティブな気持ちにはなりたくありませんよね。
だから愚痴ばかりの人は自然と人から避けられてしまいます。
ただし、相手が愚痴を言っているときには便乗しましょう。「共感」が大事ですからね。
大切なのは「自分からは」愚痴を言わないということです。
ここまで説明してきたように、会社で浮いているかもしれないから辞めたいという人は何かしら変わるべきなんです。
転職をせずに人付き合いの仕方も変えず、自分のメンタルを変える。もしくは、転職をして人付き合いの仕方も変えることによって、職場で孤立しないようにする。なるべく簡単な方法を紹介してはきましたが、どの方法にもある程度の努力は必要になります。
自分自身がどう変わるべきか、変わりたいのか、まずはそこから分析してみましょう。
僕がこのブログに訪れたすべての皆さんに伝えたいこと…
それは、「仕事や会社を辞めたい気持ちが少しでもある人は、すぐに転職活動を始めるべき」ということです。
転職という選択に対して消極的な印象を持っていた僕がそう思うようになったのは、僕自身、転職したことで人生が好転したからです。
- 転職を決断する勇気が出ない
- この程度の悩みなら我慢したほうがいいんじゃないか
- 転職後の自分をイメージできない
- 辞めることを言い出しにくい
- 自分の年齢や能力で転職成功できるか不安
- 他の業種・職種に転職したいけど、どうすればいいかわからない
これは転職を考えている人なら誰しもが感じることだと思います。
でも、一昔前とは違って今は転職支援サービスがとても充実しているので、気軽に質の高い転職活動ができるようになっています。それに、転職活動を始めること自体には何のリスクもありません。むしろ早めに動き出しておくことは、いざというときの備えとしてメリットしかありません。
だから、悩みや不満の大小に関わらず、自分の人生が今より良くなることに希望を持って、自分なりの形で転職活動を始めてほしいです。
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