海上保安官を辞めたい!悩みを分析して見えてくる転職先の選択肢

海上保安官、国にとって絶対必要で大事な仕事。

ただ、それを続けるか続けないかは自分次第。

海上保安官はきつい仕事だと思います。海上勤務も陸上勤務もどちらも大変で、それぞれの悩みがあると思います。海上保安官を辞めたいと思うことは一度や二度ではないでしょう。だったら、一度本気で「辞める」ことについて考えてみませんか?

※本ページは2018年10月1日時点の口コミ情報をもとに書かれています。最新の口コミは以下のサイトでご確認ください。

openwork / キャリコネ / Lighthouse

海上保安官を辞めたい理由で多いのは?

  • 陸上勤務の給料が安い…! 安すぎる
  • 転勤が2~4年に1度くらいある。人生設計が立てられない
  • 組織能力が低下している気がする
  • 仕事に意味を見出せない
  • 残業のオンパレード、休みも少ない
  • 心を壊した

海上保安官は船上勤務と陸上勤務とでは、給料が大きく異なりますよね。

陸上勤務のときには、超過勤務手当が配当されるものの実際働いている時間と比べて足りず、休日出勤しないといけないほどの業務量がある係もあり、きつい。それなのに給料が船上勤務よりも低く設定されているため、「仕事の忙しさに比べて給料が安い」と感じるんです。

「転勤が2年から4年に1度くらいある」というのも、しんどいですよね。

地元が好きな人は絶対に続けられないし、転勤も一応希望は出せるけど通るわけがなく…。泣く泣く転勤することになるんだけど、こんなに転勤が多いと人生設計なんて立てられませんよね。

親の介護もできないし、結婚すら危ういかもしれません。

「組織能力の低下」というのは、海上保安庁に「若手を指導する立場の人間が少ない」ということから来ているんでしょう。口コミサイトを見ていると、20代前半の職員が多いものの、指導する立場の人間が少ないため、初歩的ミスと殉職が相次いでいると語る人がいます。

命の危険を感じて、辞めたいということなんですよね。

残業が多く休みは少ないというのも、体を壊しかねません。

体だけじゃなくて、「心を壊した」という人も多いと思います。海上保安庁というのは特殊な職場で、そこで働く人も結構一癖二癖あるような人が多いでしょう。悪口も陰口もあり、クズな上司もいることだし、精神的に辛い思いをして辞めたいと思ってもおかしくはありません。

こうして海上保安官を辞めたい理由を見ていると、心身に害を与えるものも多く、辞めたいと思うなら本当に辞めたほうがいいと僕は思います。

海上保安官の離職率と辞め方

詳細な離職率が公式に発表されているわけではないので何とも言えないんですが、海上保安官は離職率が高いという話は有名です。

公務員の中でも、警察官と海上保安官・自衛隊員は特に離職率が高いと言われています。

海上保安官を辞めるときは、普通に上司に「辞めたいんですが」と相談すればOKです。

引き止められたという人もいるし、中には殴られたという人もいます。上司がどんな人かにもよりますが、引き止められることが多いと思ったほうがいいでしょう。たまに全く引き止められず退職出来たという人もいるようです。

この引き止めを対策する方法に、「転職活動を始めておく」というのがあるんですが…。

船上勤務もある海上保安官には、その方法はなかなか難しいです。陸上勤務なら転職先を決めておいて、「転職先が決まったので辞めます」と引きとめを振り切ることは十分可能だと思います。

陸上勤務の人は、転職エージェントを使って今から転職活動を始めておきましょう。

どれだけ忙しくても、メールで届く求人を見て転職先選びができます。面接の日程を組むのが難しい人でも、エージェントが面接日程調整を代行してくれるため、自分の都合がいいときに面接をしてもらうことが可能です。

転職先を決めておけば、もう引き留めることはできません。

ただ、事前に辞める意思があることは絶対に伝えてから転職先を決めましょう。

海上勤務の人は、一度仕事を辞めてから転職活動をすることになります。

引き留められたとしても、退職届を提出して振り切りましょう。退職届を出されると、上司も強く言えなくなります。そうして退職後、転職エージェントを使って転職活動を自分のペースで行いましょう。

海上保安官から転職するなら、どんな仕事がいいのか?

  • 宅配ドライバー
  • 引っ越し屋さん
  • 工場の仕事
  • ジムトレーナー
  • 事務
  • 営業

宅配ドライバー・引っ越し屋などの体力を使う仕事に転職する人は多いと思います。海上保安官として培ってきた体力を活かそうと思うのは当然だし、実際ドライバーや引っ越し屋はやりがいがあるでしょう。

ただ、個人的にはそれら2つよりも、工場の仕事やジムトレーナーのほうがオススメです。

工場の仕事にはたくさんの種類があり、自分に合ったものを探せます。資格が必要な作業も多く、資格取得によってキャリアアップが狙えるのも魅力的です。資格を取ればそれだけ給料も増えますしね。

ジムトレーナーは、海上保安官として体を鍛えてきた経験をそのまま誰かのために活かせます。

事務は給料が大幅に下がるものの、プライベート重視の人には良い転職先だと思います。年収は下がるけど残業が少なくなるし、休みも圧倒的に増えますよ。

営業は頑張れば年収を今と同じくらいに上げることもできます。最初は当然大幅に下がるものの、成績をあげれば年収も上がる世界なので、基本給からどれだけ上げられるかは自分次第です。

「人と関わる仕事がしたい」「お客さんのために仕事がしたい」「社会に貢献したい」という考えがあるなら、営業は向いていると思います。

どんな仕事に就くとしても、大事なのは「海上保安官として働いている今の経験に活かせるものはないか」を考えること。

そして、海上保安官を辞めたい理由を解消できる仕事や職場を探すことが大切です。

仕事や会社を辞めたい気持ちが少しでもある人へ
ヒサダ

はじめまして。当ブログの管理人ヒサダです。

僕がこのブログに訪れたすべての皆さんに伝えたいこと…

それは、「仕事や会社を辞めたい気持ちが少しでもある人は、すぐに転職活動を始めるべき」ということです。

転職という選択に対して消極的な印象を持っていた僕がそう思うようになったのは、僕自身、転職したことで人生が好転したからです。

  • 転職を決断する勇気が出ない
  • この程度の悩みなら我慢したほうがいいんじゃないか
  • 転職後の自分をイメージできない
  • 辞めることを言い出しにくい
  • 自分の年齢や能力で転職成功できるか不安
  • 他の業種・職種に転職したいけど、どうすればいいかわからない

これは転職を考えている人なら誰しもが感じることだと思います。

でも、一昔前とは違って今は転職支援サービスがとても充実しているので、気軽に質の高い転職活動ができるようになっています。それに、転職活動を始めること自体には何のリスクもありません。むしろ早めに動き出しておくことは、いざというときの備えとしてメリットしかありません。

だから、悩みや不満の大小に関わらず、自分の人生が今より良くなることに希望を持って、自分なりの形で転職活動を始めてほしいです。

僕がおすすめしている転職支援サービスは無料の転職エージェントです。就業相談から求人紹介、採用対策まで、転職活動全般をサポートしてくれるサービスです。僕も実際に利用して転職を成功させました。

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上記のページでは、転職エージェント利用者の口コミや、転職活動を早めに始めるメリットなども紹介しています。

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