自動車整備士の仕事、カッコよくてなんだか憧れてしまいますよね。未経験で無資格だとしても転職したみたいと興味が湧いてしまいます。

僕は昔、パトレイバーというアニメをビデオか何かで見て「整備班」に憧れたことがあるんですよ。その経験があるから「整備士に興味がある」という人の気持ちは、結構わかります。

だから、そんなあなたのために「自動車整備士の仕事」と「未経験者の転職」について徹底的に語ってみました。

これから紹介するのは、自動車整備士への転職をするかどうか決断するための全知識です!

自動車整備士の仕事まとめ【仕事内容・給料】

自動車整備士の仕事に徹底的にズームインし、仕事内容や給料だけじゃなく残業などに実態に関する話まで余すところなく紹介したいと思います。これを見れば、自動車整備士の仕事の基本が丸ッとわかる!

1.自動車整備士の仕事内容

自動車整備士の仕事は、点検と緊急整備そして分解装備に分かれます。

まず点検は何をするのかというと、部品に消耗や劣化はないかをチェックしたりブレーキ類の状態など車のあらゆる部分をチェックしたりするんです。

検査項目はかなり幅広いのでこの点検作業、結構集中力を消費します。

全ての整備はまず点検から始まる、欠かせない仕事です。点検が終わったら今度は集中力と一緒に体力も激しく消費します。

緊急整備は、「突然エンジンがかからなくなった」「事故にあった」など緊急性の高い故障に関する整備と修理を行う仕事です。主にチェックするのはエンジン・駆動系・電気系統。修理箇所を速やかに特定して部品交換などを行い、車が安全に走れる状態に戻します。

「これは整備工場ではもう無理!」という場合、メーカー側に回すという感じです。

分解整備はその名前の通り、エンジン・ミッションなどを分解して「どこが故障しているのか」を見つけた上で修理などの整備を行うこと。とてもとても高度な技術が必要となるので、認証工場・指定工場という国からの認可が降りたところでしか行えません。

また、ただ単に黙々と作業だけをしていればいいというわけではないんですよ。

持ち主に対して「今この車はどういう状態なのか」「どういう整備を行うのか」を説明したり、自分でできる簡単な点検などをアドバイスしたりするのも、自動車整備士の仕事のうち。

コミュニケーション能力も意外と必要な仕事ということです。

2.自動車整備士の給料と残業

自動車整備士の平均年収は、380~400万円程度です。月給にすると25~30万円の間といったところでしょうか。

自動車整備士は大きく分けてメーカーか整備工場かで働くのが一般的なんですが、どちらを職場とするかでも年収は微妙に変わります。メーカーなら年収400~450万円が平均的で、大手整備工場は400~440万円程度、中小整備工場は350~400万円程度です。

勤務時間がしっかりと決められていて、普段は残業がほとんどありません。

ただ、車検が多い3月や4月は繁忙期となり毎日残業をすることになる可能性が高いです。その時の残業時間は50時間を超えることもあります。

【必見】自動車整備士に転職するかどうかを決める前に知っておくべきこと

自動車整備士の仕事に関する知識は最低限必要なものとして、実際に転職するかを決める前に知っておくべきことはまだ2点あります。どちらも資格に関する話です。少しでもこの仕事に興味がある未経験の人は、絶対にここを読むようにしてください。

1.無資格でも自動車整備士になれるのか

未経験・無資格でも自動車整備士に、なれます。

ただ、無資格者が行える仕事内容には限りがあるんです。

自動車整備士の資格が無くてもできる作業の代表例は、タイヤ交換・エンジンオイル交換の二つ。整備工場やディーラーだけじゃなく、ガソリンスタンドや用品店などでも行っている簡単な作業です。

こういった簡単な作業を行いながら、清掃・雑用などをこなすのが無資格者の役割になるでしょう。

無資格だと整備の仕事はほとんどやらせてもらえないので、無資格のまま働き続けることはできません。

無資格未経験の人には働きながら資格を取得することが、絶対に求められます。

ただ、自動車整備士の資格を応募条件としている求人も結構多いです。特に大きい整備工場の場合は、中途採用ではほとんど無資格者を受け入れていません。

じゃあ資格を取得してから…となるかもしれませんが、自動車整備士資格は一番低い三級を受けるにも実務経験が1年以上必要になります。

未経験無資格の人は、最初は中小の自動車工場などからスタートすることになるでしょう。

2.自動車検査員という資格の取得を視野に入れたほうがいい

自動車の整備に関わる資格に、自動車検査員というものがあります。

これは指定工場において車検を行うための資格です。自動車整備業界で1人前と呼ばれるにはこの資格を取得する必要があると言われているため、自動車整備士の資格を取得したら今度はこの資格の取得を目指しましょう。

自動車検査員の資格を取得するには、まず自動車整備工場に就職します。

次に1年の実務経験を積んで自動車整備士三級を取得し、実務経験2年目に自動車整備士二級を取得することになるんです。

自動車整備主任者に選ばれて運輸局に届けを出し、そこからまたさらに1年の実務経験を積みます。そして自動車検査員教習を受講して合格し、勤めている整備工場から検査員として選ばれて運輸局に届けを出してもらうんです。

はい…。

1人前になるのに5年以上かかります。

自動車整備士の仕事というのはそれだけ途方もなく、奥が深いのだということを転職する前にしっかりと肝に銘じておきましょう。

そのうえで転職するかどうかを判断すると失敗が無いと思います。

なるべく多くの求人を確保しておくことが大事!

自動車整備士は、中途採用だと未経験の無資格者を採用しないケースも多いです。

それに1人前になるのには長く勤める必要があり、キャリアをかなり長いスパンで考える業界でもあります。自分に合う職場に出会えなければ途中で挫折し、また違う仕事に…となるのがオチです。

だから、転職エージェントを使って多くの求人を確保して比較検討しましょう。

質の高い求人が豊富な転職エージェントを使い、自分にはどんな職場が合うのかをキャリアアドバイザーと一緒に探っていくことによって、未経験無資格からの自動車整備士への転職の成功度は大幅にアップするのではないでしょうか。