人々に安らぎと一時の居場所を提供するホテル業…正社員・派遣・アルバイト問わず、多数の募集が行われている業界です。

僕も旅行や出張の際に観光ホテルやビジネスホテルを利用すると、「いいなあ」と思うことがあります。ホテル独特の非日常感がとても好きで、ホテルに泊まりたいがために出かけたこともあるほどです。

ただ、働くとなると話は別だと思います。

「ホテルルートイン」という有名ホテルで働いている人でも、辞めたいと思うことがあるでしょう。そこで、ホテルルートインで働くのに向いている人と向いていない人の傾向を、僕なりにネットで調べてみました。

どうしてルートインの従業員を辞めたくなるのか…その理由に迫ります。

人手不足だから研修がなかなか…

ホテル産業は人気ですが、案外人手が足りないんですよ。派遣やアルバイトの求人を多数見かけますし、何週間かに一度という頻度で調べてみると「同じ職場」が何度も同じ求人情報を更新していたりします。

昔に比べて、ホテルの従業員に憧れる人が少なくなってきているのかもしれませんね。ホテルマンを題材にした映画も今ではなかなか見ないし、ホテルマンという言葉自体もうほとんど聞かなくなってしまいました。

そんな人手不足な状況なので、研修がなかなかに厳しいようです。

人手不足で忙しいため手取り足取りゆっくりと…という余裕が無く、今日教わったことは今日覚えて完璧に出来なければならないといった物覚えの良さが求められます。同時に色々教わるから、これがもう大変なんですよね。

カイシャの評判に「手取り足取りの研修は望めないが、研修が緩いということでは断じてなく、追い込み型の厳しい研修が行われる」という意見が多く、ルートインもこの例に漏れないようです。

忙しいのが好きな人には毎日多くのことを学ぶことができて楽しい、といった側面もあります。

ただ、追い込まれるのが苦手な人には少し厳しいですよね。

僕の夢は、なんだ?

ルートインの社是は「夢を叶えよう」。

良い社是だなあと思います。実際、カイシャの評判などの口コミサイトには、この社是が職場全体で貫かれているということを実感する投稿が多いです。「自分の夢は何かを、常に考えさせられている」らしく、僕は「社是を貫くのはいいことだ」とただ感心します。

ただ、その分「なんとなく」「お金のため」に仕事をしている人にとっては、少し辛いかもしれません。

仕事と自分の夢が関係ない人や、夢が無いという人にとって「夢を叶えよう」という社是は、自分を追い込む呪いの言葉以外の何物でもないですからね。

給料は正直…

ホテルルートインの「現場で働く従業員」の給料は、カイシャの評判の投稿によれば平均322万円となっています。転職会議など他の口コミサイトで調べてみても、この平均と近い数字を挙げている人が多いです。

サービス業全体としては、特に低い数値では無いように思いますよね。ただ、「この給料ではモチベーションが持続しない」など、給料に対して不満を抱いている人が多いです。

ホテル業界はとても人手不足で、ルートインも例外ではありませんよね。現場で追い込まれながら働いて仕事を覚えなければならないほど人が足りておらず、一人あたりの仕事量がとても多くなってしまっている。

その仕事量と比較すると、どうしても給料が低く見えてしまうというわけです。

結局、どんな人が向いてない人なのか?

ホテルルートインの実情をネットで調べた範囲で僕が思ったのは、次のような人はルートインの従業員の仕事は向いていないんじゃないかなということです。

  • 手取り足取り教えてもらい、ゆっくりと仕事を覚えたい人
  • 給料以外の部分にモチベーションを求められない人
  • 夢や目標が無い人

特に「給料以外にモチベーションを求められない人」は、ためらうことなく辞めたほうが良いと思います。給料と仕事量のバランスを考えると、ホテルの従業員という仕事全体が割に合わないんです。

外部に委託しているハウスキーピングの仕事も、ホテル従業員がしなきゃならないことがあります。そうでなくても普段から仕事量が多いのに…仕事量と給料のバランスが合わないと、正直、夢を叶えようと言っていられなくなりますよね。

また、夢や目標が特に無い人も「社是」に苦しめられるため向いていないと言えます。

以上三つのどれかひとつでも当てはまるなら、転職を考えるのに躊躇うことは無いでしょう。

ただ、ひとつ言いたいのが「ホテル業界、どこに行っても似た状況」ということです。どの会社も人手不足だし、どの会社も給料が良いとは言えないでしょう。ホテル産業全体がそういった傾向になっているんだから。

辞めるならホテル業界から離れる決意をしたほうが賢明です。

「待って、反対に辞めるべきでない人ってどんな人?」

反対に、辞めるべきではないのは「管理職になりたい」などホテル業界で明確なキャリアプランを持っている人です。その「夢を叶える」ために、必死になって頑張ってみてください。

ただ、そのためにホテル業界の別の会社で勉強するため転職することが必要というなら、迷わず転職しましょう。