女性に夢を魅せるというのは、一朝一夕じゃない。

店内限りの甘い夢、一夜限りの夢、淡い夢や癒しを求めてやってくる女性客を相手するというのは大変なことですよねえ。

ホストとキャバクラは、ある意味究極の接客業だと思います。異性を口説くような労力のかかることを毎晩毎晩いろいろな人相手にやらないといけないんだから、体力も精神力も両方たくさん使いますよねえ。

そんなホストになりたいという人も多ければ、ホストを辞めたい! という人も多い。

僕も一時期、『夜王』とか『龍が如く』とかで「ホストカッコイイなあ」と思ったことがあるけれど、それとこれとは別!

今回は、「ホストの辞めたい理由あるある選手権」を開催しつつ、「おすすめ転職先」や「転職の注意点」なんかを掘り下げていきたいと思います。

金賞:実はホストに向いてない!

あまりに根本過ぎる理由が金賞に選ばれました! 選んだの僕ですけどねえ。

ホストは、向き不向きが一目瞭然になる世界です。成績があからさまに比較されますからねえ。そういう意味だと、営業職に通ずるところもあるのかも? 売れるホストかどうか、売れる営業職かどうかみたいなね。

頑張っても売れず、大して稼げないし水商売はキツイし「ホストやっている意味あるのかな」と考え始める人はとても多いです。僕の周りにも、営業だけど「売れないし稼げないし仕事はキツイし意味あるかなあ」と言い残して辞めた人がいます。

あまりに努力が報われないと辛いし、売れないから稼げないという二重苦。しかも、稼げていないから身なりにかけるお金も売れている人より少なくなり、さらに売れなくなるという悪循環にハマる人もいます。

向いてないと思ったら、辞めたほうが懸命ですね。早く見切りをつけなければ。今が、潮時だと思います。

銀賞:酒がそんなに得意じゃない

結構、ホストの世界には「俺、酒が余り得意じゃないんだよね」という人が働いています。ホストは、客からドリンクを貰うことが一番の売り上げになるんですよ。

だから、売れるためには自分が飲まないといけないわけです。オープンからクローズまで働いているホストだと、一日にかなりの量のお酒を飲むことになります。

しかも、カクテルとかワインとかシャンパンとか度数高めのものが多い!

酒がそんなに得意じゃないと、潰されてしまうこともありますよね。

得意だとしても、毎日毎日飲んでばかりで体の心配をしてしまいます。肝臓を壊してホストを辞めたという人も多いですからねえ。体が心配なら、迷わずもうスッと辞めてやりましょう。体が第一ですから。

銅賞:本気で付き合いたい人ができた

これも深刻な問題ですよねえ。

ホストにもキャバにもよくある話だけど、本当に大切にしたい人ができたから仕事を辞めたいという人が多いです。

結婚を考えるくらいの相手だったら、そんな人がいるのにホストをしているなんて自分自身が耐えられないだろうし、相手も「辞めてほしい」と言わなくても思っているはずですからねえ。

これは、今後の人生を左右する問題です。

「女関係で辞めるなんて許されるだろうか」と思うかもしれませんが、本当に結婚を考えるくらい大切にしたい相手なら人生が絡むことなので、スッパリキッパリ辞めてしまって問題ありません! というか、そんな人がいるなら迷わず辞めろ!

結論:辞めたほうがいい! ホストから何に転職するか考えよう。

結局、ホストを辞めたいと思ったら辞めたほうが懸命。夢がある業界だけど、向いていない人にはどのみち長くはないでしょう。長く続けていても稼げないし店での扱いも下がるし、良いことがありません。違う仕事をするべきです。

肉体面でも過酷な仕事だし、大切な人ができたときにホストをしている自分が嫌になることもあるでしょう。

そういう人は辞めたほうが幸せになります。

ただ、問題なのは「次の仕事」ですよねえ。

昼の仕事をするか、夜の仕事で別の仕事を探すかになるわけだけど、「大切にしたい人がいるから辞めたい」という人は迷わず昼の仕事を選ぼう。そのほうが彼女といる時間が増えるし、今後家族になる可能性があるならなおさら、相手との時間を大切にしないと!

また、酒が得意じゃないという人も昼の仕事のほうが向いています。

夜の仕事でホスト以外だと「バーテン」「ボーイ」などがあるんですが、特にバーテンとなるとこれまたお客さんから酒を奢られることがあって、酒からは逃げられません。ボーイが飲むことは少ないから、まだボーイだったらマシなのかもしれませんが…。

昼の仕事に興味があるなら、夜の歓楽街に「お世話になりました!」と別れを告げましょう。

昼の仕事を探すのなら、転職エージェントを使うのがオススメ。「自分にはどんな仕事が合うんだろう?」「どんな職場があるのかな」と、転職のあらゆる疑問を解消できますよ。それに、良い条件の求人が揃っています。

経験を活かしたいなら、飲食業・サービス業あたりでしょうね。対人の分析に長けていると思うので、営業職も向いていると僕は思います。

ホストに向いていないだけだったら、バーテンやボーイなどもいいかもしれませんねえ。興味が持てるなら、僕としてはバーテン、オススメですよ。手に職だし、酒という奥深い世界にどっぷりハマれますからねえ。

他には、ナイトレジャー系の店舗にボーイとして働くのもオススメ。キャバクラじゃない方と言えば、わかるんじゃないでしょうか? あの仕事は「常識の範囲内で稼げる」「無茶をしない」「酒を飲まない」「気さくに接客できる」という、ホストにはとてもいい環境が揃っているんですよ。

強く推奨!

バンスが残っている人へ

ホストを辞めたいんだけど、バンスが残っている…飛ぼうかなあ。

「アイキャンフライ!」「イエス、ユーキャンフライ!」じゃないから、飛ぶのはナシです。バンスは店に対する借金だから、借金がある状態で飛んだりしたらもう店の人は怒り心頭ですよ? それに、その店がある街全体を敵に回します。

歌舞伎町? ススキノ? 兎我野町か堂山? それとも大阪ミナミとか福岡中洲とか?

二度と、その街に戻れなくなります。「夜の仕事にもう一度挑戦したい」と思ったとき、あなたに帰る場所はありません。「少し飲もうかな」と思ったとき、その街では二度と飲み歩けなくなります。そんなことをしたら袋叩きです。知っていると思うけれども、夜の街というのは結束力が異様に強いからねえ。

バンスが残っている状態で飛んで、二週間後くらいに捕まってエライ目にあった挙句誓約書を書かされた人を僕は知っています。

だから、ホストを辞めるなら最後に約束してください。

絶対に、バンスが残っていようがいまいが、飛ばないということを。

バンスが残っているなら、弁護士か転職エージェントのアドバイザーに相談してみましょう。