秘書の仕事は、僕には無理だなあと常々思います。

だから、秘書として頑張っている人を見ると「凄いな」と思ったり、「ファイト!」と心の中でエールを送ったりしているんですよ。

ただ、僕にはできないなと自覚していることもあってか、秘書の仕事は本当に大変だろうなと思います。

辞めたいと思うのも、当然でしょう。

それだけ悩みを抱える人は多く、秘書の仕事が嫌だと嘆く人が後を絶ちません。そこで、秘書にありがちな悩みをいくつか紹介したいと思います。

その上で、辞めるべきかどうか、辞めるならどうすべきかどうかを考えてみましょう。

良い上司と嫌な上司、天国と地獄

秘書は会社の中で何かしらの役職に就いている人が上司となり、その人のスケジュール管理や周辺の書類整理なんかをする仕事ですよね。誰か一人の上司と深く関わることになります。

だから、上司によって天国にも地獄にもなる

尊敬できる良い上司の下で働くことになれば、天国です。学ぶことも多いだろうし、尊敬できる人のためにする仕事だから、作業も苦になりません。毎日が刺激的で、面白いことでしょう。秘書の魅力は、そういうところにあると僕は思います。

ただ、嫌な上司だと、地獄ですよねえ。

秘書にキツク当り散らしたり、秘書を使い走りだと思っていたり、指示するだけで自分では動かなかったり…。尊敬とは程遠いような、そんな最低な上司のために仕事するなんて、僕なら絶対に耐えられません。

「やってられるか、僕は愛想がつきた!」って、なるだろうなあ。

こういう最低な上司の下で働くことになった秘書は、秘書の仕事自体が嫌になって辞めるという人が多いです。転職をしても、そこでまた嫌な上司にあたったらどうしようと考えると、秘書を続ける気にはなれませんからね。

疲れたよ

秘書が辞めたいと思う理由のほとんどは上司でしょうが、単純に「疲れた」という理由で辞めたいと思う人も多いです。秘書の仕事は、心身ともに疲れますよね。多くの人に気を遣わなければならないし、役員秘書になった場合には重大な席に同席することもあります。

自分には不釣合いだと感じるような場所にも、出向くことがありますよね。

そうして自分自身のキャパシティを超えたことを、日常的にやらされている人が多いんです。それが秘書という仕事なのかもしれませんが、それを続けていると精神的にヤラレてしまいますよね。だから疲れてしまって、辞めたくなるんです。

気疲れ、というやつですね。

秘書が秘書という仕事自体から離れたいと思う理由は、恐らく上司が原因・気疲れが原因の二種類ではないでしょうか。他にもこまごまとした理由はあるでしょうが、一番大きな理由となるのはこの二つでしょうね。

細々とした理由としては、給料の不満、サービス残業の多さやプライベートな予定の立てづらさなどが考えられます。それらが積もり積もって、挙句に上司や気疲れによって爆発してしまうんです。今、この記事を読んでいるあなたが、その爆発した状態ということですね。

秘書を続けられないなら、辞めよう

辞めたいという気持ちがある程度固まってきたら、最初に「秘書の仕事を続けることはできないか」を考えましょう。今の悩みやストレスは職場環境によるものか、それとも秘書の仕事を続けていく上で切り離せないものかを考えると、すぐにわかります。

職場環境によるものであれば、職場を変えるだけで解決することもあるでしょう。

秘書を続けられないなと自分自身で判断したのなら、それはもう秘書を辞めるしか解決方法はありません。せっかく秘書になったのに…と思うかもしれませんが、これ以上秘書として頑張っても良いことはないと思いますよ。

それより、幸せになれるチャンスを転職で掴むほうが良いのでは?

秘書から転職、有利なのは?

転職をする決意をしたら、今度は職探しをしないといけません。ただ、どうせなら秘書から有利に転職できる仕事のほうが良いという人が多いでしょう。

秘書から転職するのに有利なのは、サポート業務系の仕事全般です。

サポート業務と一言で表しましたが、この中にはいろんな仕事が含まれます。たとえば、一般事務や営業アシスタント、経理事務、各種アシスタント系などです。

事務系の仕事は何一つ困ることなくこなせるでしょうし、転職先もすぐ見つかると思います。秘書をしていたとなると、事務系の仕事をは一通り経験しているはずですからね。

また、営業アシスタントは秘書の仕事と似ているので、これもハードルが低いです。

究極はアシスタント各種ですね。自分が興味ある分野の仕事で、アシスタント職が存在なら、そこに飛び込むことができると思いますよ。たとえばデザイン関係とか、アシスタント募集が多いです。秘書の仕事に通ずるところもあり、興味分野を学べるので一石二鳥というわけですね。

似たような理由で、ディレクターにも向いていると言えるでしょう。

考えてみると、色々ありますよね。

ただし、秘書からの転職が有利な職種は、どうしても秘書の仕事と似たり寄ったりなことが多いです。人によっては悩みが解消できないということもあるので、自分が抱えている悩みや秘書を辞める原因をしっかり分析して、その悩みを解消できるかどうかをしっかりと考えましょう。

悩みを解消するなら、こんな職種も良いのでは?

不満や悩みを解決するということに重点を置きながらも、秘書の経験が役立つであろう職種を紹介します。ただ、有利かどうかは正直微妙なので、これらの職種は「秘書から有利かもしれないから」と打算的に考えるのでなく、興味があるかどうかで選ぶようにしてください。

  • コンサルタント系の仕事
  • マーケティング
  • 広報
  • 営業
  • 企画

これらの仕事なら、スケジュール調整や交渉などの経験を活かしたり、秘書の仕事をするに当たって学んだことを活かすことができます。コンサルタントがあまりピーンとこないかもしれませんが、役員の秘書をしていた人で経営コンサルタントなど、コンサル系の仕事に転職したという人は案外多いです。

また、これらの仕事では「上司に激しく左右される」ということもなく、「妙に気疲れする」ということも基本的にはありません。

給料や残業、予定の立てやすさなどについては職場によります。

僕は営業ですが、前の職場は給料低くてサービス残業当たり前、プライベートな予定どころか時間すら確保できないような職場でしたからね。

ただ、職場選びを入念にすれば、悩みの大部分は解消できるんじゃないでしょうか。

秘書から転職できる選択肢を考えていて思ったんですが、本人が思っているよりも秘書からの転職は幅広いところに枝が広がっているんですよね。潰しがきかないと思っている秘書は多いですが、そんなことはありません。

あなたが何に興味を持つか、何が得意なのか、それが重要なんです。

思っていたより、未来はたくさんの方向に枝分かれしているんだから。

さあ、これからの人生、どの方向性で行こうか?