社内の人からパソコンの不具合やソフトの使い方などの問い合わせ対応をしたり、社内サーバやネットワークの保守をしたりといった仕事をするヘルプデスク。

社内SEと似ていますが、社内SEより「ヘルプ」感が強い仕事ですよね。

社内SEのメイン業務が社内システムの構築運営管理だとすれば、ヘルプデスクのメイン業務はお助けマンですから。社外にヘルプデスクを委託する会社もありますよね。

社内SEも退職者や「辞めたいなあ」と思っている人が多い仕事ですが、ヘルプデスクもそう思っている人は多いと思います。

僕が思うにヘルプデスクは「向き不向き」が大きく、職場による部分というのもまた大きいです。

ヘルプデスクの仕事に向いていない人はどういう人なのでしょうか?

仕事内容にやりがいを求める人

僕は正直「やりがい」は仕事内容に求めるものではないと思っていますが、逆に仕事内容自体に「やりがい」を求める人も多いと思います。

ただお金が貰えればいいのではなく、自身が誰かの役に立ち成長していくことや好きな仕事をすることに大きな意味を感じたい。

そんな思いで仕事をしている人には、ヘルプデスクは向いてないのんじゃないでしょうか。

新しい技術を身につけたり、成長したりできないから!

最初は覚えることが多いですが、覚えてしまえば後は比較的楽ですよね。一度覚えれば新しいことを覚える必要もなく、同じような問い合わせ対応が多いので業務が擬似的にルーティン化することもあると思います。

そんな環境では、やりがいなんて無いでしょう。

他人に期待したり、職場の人間への関心が強すぎる人

ヘルプデスクをしていると、正直なところ「何でこんなこともわからないのか」「どうしてこの人はこうも高圧的なのか」など、人に対して不満が募ることも多いと思います。

人に不満が募るということは、その人に期待や関心を抱いているからです。期待しなければ「職場の人間なんてこんなもんだよな」と、割り切ることができますから。

職場の人に期待しない、あてにしない、必要以上に関わらない。

ヘルプデスクの仕事をするなら、それが一番!!

問い合わせやクレームをしてくる人のことなんて「自分より馬鹿な人」とでも思っておいて、無関心を決め込むのが精神衛生上一番良いんです。

そうすれば、イチイチ腹を立てたりタメ息をついたりすることはなくなります。

会社によっては閑職

この仕事はIT関係の中でも特に軽視されがちな仕事、IT業界の庶務と言えます。

とはいえ大事な仕事なのでそれなりの仕事量があり、会社によってはむしろ忙しすぎるくらいのところもありますよね。その反面、閑職となっている会社も多いです。

書類を読んでいるだけ、メールを読んでいるだけという「何のために職場にいるのかわからない」状況になっているという話をネット上ではたくさん見かけます。

暇すぎて耐えられなくなったので辞めたという人も、多いです。

そういう人は、職場を変えるだけでも問題が解決するかもしれません。

少しでも心当たりがあるなら辞めたほうがいい

ここまで僕が話してきた内容に少しでも心当たりがあるという人は、辞めることをオススメします。

向いていない仕事をどれだけ続けても、辛いだけで実りがありませんから。

向いていない仕事を三年続けている間に、向いている仕事をした人はあなたの何倍も成長して高みに上っているでしょう。

早い段階で見切りをつけて、自分に向いている仕事を探したほうが身のためです。

そもそも!

ヘルプデスクの仕事は、一生続けられるものではありませんよね。薄々感づいている人も多いと思いますが、この仕事からキャリアアップして成功するなんていうことは不可能です。

社内SEなら上流工程に移行するなどのキャリアアップがありますが、ヘルプデスクにはそれもありません。

社内SEと似ていると言われることが多いですが、社内SEは専門的なシステム構築や保守管理に専念しているけど、ヘルプデスクは会社のお助けマンです。その違いはあまりに大きく、壁は分厚いんですよ。

また、ヘルプデスクは淘汰される仕事だと僕は考えています。基礎的なPC知識を持った人材は、これからどんどん増えてくるでしょう。

小学校教育でプログラミングが必修になるという話題が出てくるくらいですから、ITに関する一般の理解も深くなります。

そうでなくても「お助けマン」の仕事は、細かいマニュアルを用意する・社内教育を徹底するなどで補うことができるんです。機械化もできると思います。

今後人間の仕事が減ると言われている現代において、確実に淘汰される仕事なんです。

だから、向いている仕事を見つけて辞めてしまいましょう。

向いている仕事の探し方

自分がヘルプデスクに向いていないと感じた部分を、紙に書いてみてください。

次に選ぶ仕事は、それらの特徴に当てはまらない仕事である必要がありますからね。

その特徴に当てはまらない仕事の中で、自分のスキルや知識を活かすことができる仕事があなたに本当に向いている仕事です。

ただ、自分のスキルや知識の話になると自分自身では「無い」とか「僕のスキルじゃ…」とか謙遜してしまう人も多いと思います。

そうしていると、本当は仕事でも使えるほどの知識なのに埋もれてしまう…なんてもったいないことにもなりかねません。

自分のスキルや知識・経験で、次の仕事に活かせるものがあるかを客観的に判断してもらいましょう。

「誰に?」

転職エージェントを利用して転職活動をするなら、ついでに担当者に聞きましょう。利用しないのであれば、友人や恋人・家族に聞くのもいいですね。

特に友人や恋人などなら、あなたの性格も踏まえて「その仕事は向いてない」「この仕事がいいのでは?」と的確なアドバイスしてくれるはずです。

そうやって人を頼りながら向いている仕事を探し、自分が本当に活躍できるフィールドで成長しながら働きましょう。

そのうち崩れ去る足場にすがり付いても、意味がありませんから。