ジムトレーナーという言葉から、ポ〇モンを連想してしまうのは僕だけでしょうか。

現実の職業だと、スポーツジムで機械の隣にいる人とか、機械の説明をしてくれる人とかそんなイメージがあります。あとは体の痛みとか怪我とかに対して応急処置をしてくれる人、という感じでしょうかね。

ただ、ネットでジムトレーナーの仕事を見ていると「客に見えない裏」のところで苦労していることがわかります。そんな苦労が絶えないジムトレーナーの仕事を辞めたい人に、僕からのアドバイスをおくりましょう。

ジムトレーナーの退職理由! みんな悩みは同じ

  • 研修が勤務時間外にたっぷりある
  • なぜか営業活動が多い
  • 長時間労働&変則的

ジムトレーナーは「トレーニングに関する専門職」と、言えると思います。そんな専門職には正しい知識が必要不可欠ですよね。間違った知識をジムの利用者に教えてしまったときにはもう、大変なことになりますから。

正しい知識を全員が共有するために、定期的に研修があるんですよねえ。しかも勤務時間外という…残業代付かないじゃないか!

それにCPRとかAEDの研修も定期的に開かれますし、他にもさまざまな種類の研修がありますよねえ。研修地獄により労働時間はさらに長くなり、体調不良とかうつ病とかになる人もいます。

また、なぜか「トレーナーなのに営業活動が多い」というのも辛いところです。

顧客獲得のために駅前で呼びかけたり、ポスティングをしたりしなければなりません。そうして顧客獲得数が増えていくと業績手当として、給料が増える仕組みなんですよねえ。まるで営業職だ!

ノルマもあるし! ノルマも、あるし…!

果たして本業はトレーニングと営業と、どっちなのか。

あとは、誰もが口をそろえて「これがしんどい」と答えるのが「長時間労働と変則的なシフト」ですね。

ジムは休館日が少ないため、変則的なシフトにならざるを得ません。営業時間も朝から夜遅くまでというところもありますし、24時間営業というところもあります。結構長いんですよね、ジムは。

朝から運動したいという人もいるし、仕事終わりにしか通えない人もいるし、顧客を増やすためには営業時間を長くしないといけない業界なんだと思います。

そのため労働時間も長くなり、生活全体が不規則になるのが辛いところです。

給料は特別低いわけではないものの、業績手当が無ければやはり低い! サービス残業も多いため、部外者としては「辞めたいなら続ける必要はないのでは」と感じます。

トレーニングの専門知識を活かすという考え方を紹介したい

「ジムトレーナーを辞めたいなら辞めればいいと言うけどさ、潰しがきかないでしょ?」

正直なところ、ジムトレーナーを辞められるものなら辞めているという人は多いと思います。転職に対する不安として大きいところが、「ジムトレーナーの経験を活かせる仕事なんてあるのか」ということなんじゃないでしょうか。

…ありますよ。

しかも数パターン。

まずは、トレーニングの専門的な知識を活かすという考え方を紹介したいと思います!

トレーニングの知識というのは「体の使い方」「体の作り方」「正しい筋トレの方法」など多岐に渡ると思うんですが、トレーニングは体を動かせばいいというものではありませんよね。

正しいトレーニングというのは正しい食生活とか、正しい姿勢とかを踏襲してこそのものです。

それなら、栄養士になる道があるのではないでしょうか。

ジムトレーナーにも肉体作りの観点から栄養に対する知識と理解があると思うので、そこを突き詰めて栄養士の資格を取得するのも面白いと思います。

そうしたら、ジムトレーナーの経験を合わせて「ダイエット」「健康」に関する仕事ができるはずです。

また、トレーナー経験をリハビリという方面に活かして理学療法士になるという道もありますね。

トレーナーの経験だけだと道は限られるかもしれませんが、キャリアというのは今ある経験や知識と新しい分野を合わせることで作るものなので、ジムトレーナーのキャリアの幅も実は広いんです!

コミュニケーション能力を活かすという道もある

ジムトレーナーの仕事には、コミュニケーションが必要不可欠だと思います。

トレーニング機器の説明をするときにも、トレーニング指導をするときにも、必ずコミュニケーションを取るじゃないですか。トレーナーは伴走者だから、メインをお客さんに据えてお客さんのニーズをとらえてそれを叶えるというのが重要になります。

ただ、相手のことをメインに据えて相手が何を求めているのかを考えるというのは、実は結構高度なコミュニケーションなんですよ。

普通の人はそこまで深く考えて人と接しませんからね。

これを活かせば、サービス業全般に転職できると思います。

個人的には「保険のカウンター販売」「賃貸の仕事」なども向いていると思うんですよ。この二つの仕事は、顧客の求めているものをヒアリングする力が重要になりますから。ジムトレーナーの伴走者としての経験を活かすには、もってこいです。

実は営業も向いている?

トレーニングの伴走者としてお客さんの目標設定を一緒にして、それを叶えるために力を尽くす…。

その経験は、実は営業職と同じなんです。

僕はIT業界の営業マンなんですが、IT営業というのはまさしくジムトレーナーのようなものなんですよ。顧客がシステム導入によって目指す目標を一緒に設定して、そのためにはどのようなシステムが必要かを一緒に考え、実現に向けて尽力していくんです。

IT営業はジムトレーナーと違って「技術面はSEに任せる」んですけどね。

実際にジムトレーナーは新規顧客獲得のために販促活動を行った経験がある人が多いだろうし、実務経験があると言えなくもありません。

ジムトレーナーが営業の仕事と同じだという理論と、実務経験と近いものがあるということをアピールすれば、営業職に転職するのは簡単だと思います。

転職した後も、結果を残せる営業マンになるのでは? と、僕は期待してしまいますねえ…。

ジムトレーナーは一見「潰しがきかない仕事」のように思えるし、実際トレーニングの知識だけを活かそうとすると道がめちゃくちゃ狭くなります。

しかし!

コミュニケーション能力や営業経験を活かしたり、トレーニング知識と何か別の分野の知識を組み合わせたりすることで、転職先の可能性は無限に広がる!

自分の可能性を突き詰めて、ジムトレーナーから転職しようぜ。