DTPオペレーター、レイアウトをする仕事というわりにはクリエイティブな感じがしない…。

そんな悩みを抱える人は、とても多いと思います。正直単純作業なところがあるし、それが凄く辛いんですよね。自分で自分の仕事と、それをしている自分自身を好きになれないと言いますか…。

正直、DTP辞めたいと考えている人は多いはず。

じゃあ、DTPオペレーターから転職してみようじゃないか!

DTPを辞めたい人にありがちな退職理由! 単純作業が苦?

  • 単純作業すぎて嫌
  • 気を遣うのが辛い。精神が疲弊していく
  • DTPオペレーター、サービス残業多い問題
  • 夜勤がね…
  • 職場環境がよろしくない
  • え!? こんなに働いているのに給料が低い…

DTPの仕事は、あまりに単純すぎますよね。

結構、大学生から就職する人が多いんですが…大卒がやる仕事にしては、ほとんど頭で考えることがありません。確かに印刷のレイアウトのルールとかマナーは覚えられるけど、それを覚えたらもうデザイン性なんて無くたって仕事ができてしまいます。

だから、デザインは全然覚えられないんだ!

単純作業過ぎて嫌という人も多いし、「デザインを学びたかった」という方向性の違いから辞める人も多いです。

ロックバンドか…!

そのツッコミが虚空に空しく響いたところで、次の転職理由を見てみましょう。

「精神の疲労」、これ結構だ問題。印刷業界というのは一文字ミスるだけで大事故、大損害になる業界です。プレッシャーが凄くて、仕事をしている間常に気を遣います。頭は使わないけど、気は遣うというわけですねえ。

納期も短いし、ストレスになる!

しかも、サービス残業が多い。

職場にもよるんですが、DTPオペレーターはDTP作業以外の仕事もたくさん引き受けることになります。たとえば、電話対応・出力機メンテなどですね。電話の対応なんて事務か営業がやるのが普通なのに、社内にいるからという理由だけでDTPオペレーターが対応することがある。

しかも、納品・発送手配までさせられる職場もあるとか。

そら残業が多くなりますよねえ。

残業が多いけど、印刷会社に膨れ上がった残業代を払う余裕はなく、未払いが発生するわけだ。

夜勤もある、職場環境も正直悪い、給料も忙しい割には低い…。辞めたいと思うのなら、転職したほうがいいですよ。

DTPオペレーターは底辺なのか? 将来性を考えてみた

これもDTPオペレーターの悩みの種。

DTPオペレーターは底辺なのか?

印刷産業というのは、正直なところ斜陽だと言われています。ペーパーレスが流行りの、IT時代において確かに印刷産業というのは古いのかもしれません。DTPオペレーターは特に、他業界で働くデザイナーたちと比較してしまって、自分たちは底辺だと感じているんだと思います。

底辺とは、僕は言いません。

その言葉が好きじゃないから。

ただし、将来性があるとも僕は言いません。

紙の需要もあるにはあるし、今もなお「紙かデータか」という論争が起きています。紙のほうが長期保存には適しているとか、歴史がそれを物語っているとか、言われているわけですよ。だから、当分紙というのは無くならないと思います。

しかし、情報媒体の変化が起こるときには、必ず「以前の方法のほうがいい」と言われるものです。

巻物から冊子になったときも、「巻物のほうが重要書類なら機密保持性が高いのでは?」と言われていました。だけど、紙媒体は次第に受け入れられたし、今や巻物なんて「何? 忍者?」くらいの認識しかないじゃないですか。

僕は、紙媒体というのも、そう極端なものではなくとも、いずれ今以上に衰退すると見ています。

だから、将来性が「ある」か「ない」かどちらかを答えろと言われたら、「ない」と答えるでしょう。

ただ、DTPオペレーターという職種が底辺かというとそうでもないと思うんですよ。

それは僕がその言葉が好きじゃないからというのもありますが、DTPオペレーターだって「読まれるレイアウトの基本」を学べるじゃないですか。

その基本は覚えてしまったら、深く考えなくても再現可能なものなのかもしれません。一度覚えるとデザインしているという感覚は無くなるというのも、わかりますよ。だけど、そのイロハを知っていれば、違う業界でもデザインが出来るんです。

だから、デザイン業界でDTPが最底辺だと嘆くことはありません。それを活かして、転職するという道があるのだから!

DTPオペレーターから転職するなら、この業界、この仕事を目指せ!

DTPオペレーターから転職するとき、転職先に選ばれることが多いのがWEBデザイナーです。

僕は、DTPの経験とノウハウはWEBに活かせると思っています。

たとえば、チラシのデザインを思い浮かべてみてください。あれは確かに「ダサい」のかもしれませんが、狙った客層にズバッと刺さっているんです。この「客層に刺さるものを作った経験」と「作れる能力」というのは、デザインにおいて凄く重要なんですよ。

デザインというのは、マーケティングだから。

WEBデザイナーに必要なのは、「PV取れるデザインとレイアウトを作ること」です。確かに、紙とWEBだとノウハウは異なります。ただ、デザインの基本は紙もWEBもそう変わらないんですよ。

紙のデザインを学んでからWEBに行く人も多いですから。

DTPオペレーターを辞めたいなら、WEBを目指せ!

今の辛い気持ちは、かなり消えるよ。

また、グラフィックデザイナーを目指すのもアリだと思います。

グラフィックデザイナーにもいろいろありますが、印刷物の入稿データを作ることもありますからね。デザインを実務から学ぶことが出来ることに加えて、今の仕事の経験もフルに活かせるから、かなり転職しやすいです。

DTPの単純作業からは解放され、学びたいことを学び、経験を活かす。

転職先としては、超が付くほど優秀です。

あと、転職するときに重要なのは「どんなデザイナーになりたいか」を明確にすること。自分の将来のビジョンを明確にすることで、あなたが転職するべき会社が見えてきます。そして、その会社を適格に見つけるため、転職エージェントを使うことも大事ですね。

僕の結論としては、こう。

DTPオペレーターから転職したいなら、WEBデザイナーかグラフィックデザイナーを目指せ!

でも、求人を探すときは他の職種にもアンテナを張っておくことを忘れずに。経験を活かせる仕事は他にも必ずあるはずだから。