同期との仲良しごっこが嫌いなの、僕、凄くわかります。
無理をしてまで仲良くする必要はあるのか? と思いますし、仲良しごっこをしている人たちを見るとなんだか「君たちはそれでいいのか」と問いたくなるんですよね。そこで考えてみたんです。
実は、同期との仲良しごっこは「かなり危険」なのではないか…。
そして、そういう雰囲気を生む職場もまた、危険なのではないかと。
同期の仲良しごっこに潜む危険性を段階的に説明します
Phase1.競争意識が足りません
同期との仲良しごっこにより、競争意識がなくなると思うんです。
仕事というのは、基本的にどういうものでも「個人間競争」ですよね。営業のように成績争いがある仕事はもちろんですが、事務のように成績競争が特にない仕事でもそう。
大勢働いている中で「出世」できるのは一握りだし、出世以外でも「人より仕事ができる人」の立場がよくなるのは会社組織の常だと思います。
競争意識が大事な組織なのに、それが失われてしまったらどうなるでしょうか?
「個人の成長」の邪魔になるんです。
言ってしまえば、彼らは「互いの成長を邪魔し合っている」ということなんじゃないでしょうか。
Phase2.小さな社会に依存しているだけです
仲良しごっこというのは、会社以外でも、これまで生きてきた中で何度か目にした光景だと思います。自分がその中に取り込まれることも、多かったでしょう。男性グループでもたまにありますが、女性のほうがその率が高いように感じます。
そのときの経験を思い浮かべて欲しいんですが、仲良しごっこの根っ子にあるものは「安心を得たい」という気持ちじゃないでしょうか。
「のけ者にされたくない」「裏切られたくない」「出し抜かれたくない」
だから、「とりあえず」仲良くしておこう。
そういう「安心」を目的とする物事は、依存を生みます。アルコール・ニコチン・ドラッグなどもそうですよね。
仲良しごっこをしている人たちは、会社や仲良し同期グループという小さな社会に依存していると言えるのではないでしょうか。
そして、何かに依存する人というのは、依存先を維持するために膨大なエネルギーを使うことになります。特に人間関係というのは不確定要素が多く維持が難しいので、酒やたばこなどの簡単に手に入るものに比べてエネルギー消費量は多いでしょう。
たとえば、依存している社会にそぐわない人間がいたとしたら、その人をどうにかして取り込もうと必死になります。それが難しいと分かれば、今度は徹底したのけ者扱いをするようになるんです。
そうすることで、本来業務に向けるべきエネルギーすらも、人間関係に注いでしまいます。
結果、「何のために仕事をするのか」も「仕事から何を学んでいるのか」もわからなくなるんです。
これ、すごく無駄ですよね。
Phase3.将来性を投げ捨てることになります
ここまで語った内容をまとめると、「仲良しごっこは個人の成長の邪魔になるだけじゃなく、依存心を生み、それを維持するために仕事をもおろそかにする」ということです。そこから考えられる「馴れ合いの危険性」というのは…。
自分の将来が見えなくなるということです。
彼ら彼女らは目先の安心にとらわれてしまい、「自身の成長」「キャリアアップ」「将来なりたい自分」をイメージしきれていないのではないでしょうか。
将来がしっかり見えていれば、競争意識が芽生えて自分の成長のためにそれぞれが自分の役割を全うすることに全力を注ぎ、互いの役割を尊重し、能力を高めあおうとするはずですから。
そういう将来性が見えていない人たちと一緒にいると、あなたも少なからず影響を受ける可能性があります。
また、社員同士の馴れ合いを生んでしまう会社の風土にも危険性が潜んでいるのではないでしょうか。
新人教育などで「同期大事!」「社員はファミリー!」というようなことを言っていたり、馴れ合いをしている同期たちを見て上司が何やら納得気にしていたりしませんか?
もし、その特徴に当てはまるなら「組織に依存させることで会社の不満を見えなくする作戦」の可能性が高いです。
近年はさまざまな働き方が模索されていて、「仕事は仕事」と割り切るアメリカ企業的な考え方が加速しています。そんな状況の中、組織に依存させることで人材を繋ぎ留める会社には未来はありません。
また、チームワーク重視の仕事の場合は、チームワークをはき違えて「仲良しごっこ」になった可能性もあります。正しくチームワークを行えていない職場にいても、学べることは少ないでしょう。
仲良しごっこに違和感を抱いているのなら、転職という選択肢を一度考えてみてもいいかもしれません。
仲良しごっこが蔓延る職場を避けて転職するには
仲良しごっこを避けたいのなら、販売職や営業などの個人成績が重視される仕事を選ぶのが効果的です。
個人成績が重視される仕事でも会社の策略により仲良しごっこが形成されることはありますが、そういう価値観を持つ企業を避けることで回避できます。
ただ、「仕事は変えたくない」という人も多いでしょう。
そこで、転職エージェントをオススメします。
同期同士の仲良しごっこが苦手ということを伝えれば、そういう雰囲気が無い職場の求人をオススメしてくれるんです。転職エージェントは職場の調査を行っているため、企業の価値観・残業時間・人間関係までを把握しています。
その情報を駆使し、あなたの「将来設計」に合う仕事や職場に転職することが、あなたの人生において重要なことなのではないでしょうか。
僕がこのブログに訪れたすべての皆さんに伝えたいこと…
それは、「仕事や会社を辞めたい気持ちが少しでもある人は、すぐに転職活動を始めるべき」ということです。
転職という選択に対して消極的な印象を持っていた僕がそう思うようになったのは、僕自身、転職したことで人生が好転したからです。
- 転職を決断する勇気が出ない
- この程度の悩みなら我慢したほうがいいんじゃないか
- 転職後の自分をイメージできない
- 辞めることを言い出しにくい
- 自分の年齢や能力で転職成功できるか不安
- 他の業種・職種に転職したいけど、どうすればいいかわからない
これは転職を考えている人なら誰しもが感じることだと思います。
でも、一昔前とは違って今は転職支援サービスがとても充実しているので、気軽に質の高い転職活動ができるようになっています。それに、転職活動を始めること自体には何のリスクもありません。むしろ早めに動き出しておくことは、いざというときの備えとしてメリットしかありません。
だから、悩みや不満の大小に関わらず、自分の人生が今より良くなることに希望を持って、自分なりの形で転職活動を始めてほしいです。
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