大日本印刷で働いている人やすでに辞めた人の声を調査してみると、会社に対する不満やミスマッチ感を抱いている人が少なからずいることがわかりました。
そんな不満の声を企業口コミサイトから拾いながら、その対策を考察してみたいと思います。
※本ページは2019年6月7日時点の口コミ情報をもとに書かれています。最新の口コミは以下のサイトでご確認ください。
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残業が多く、超激務!
大日本印刷は残業がとても多く、毎夜毎夜遅くまで働くことになります。特に営業職は受け持っている得意先の都合により、土日すら出勤する必要があるんです。それで代わりの休みが取れるということはありません。
最悪の場合、休みを取ることができず12~14連勤になることがあるんですよね…。
そもそも、根本的に人が足りていないんです。それなのに上は人を増やそうとはしないため、新しい案件が発生したら確実に残業になります。
どこかで休みを取ることができたとしても、仕事を残したまま休むことになるので、休み明けには地獄が待っている。
ライフワークバランスを保ちたいなら、大日本印刷の激務な状況から、逃げましょう。
まず、どれだけの残業時間なら許容できるかを考えてみてください。その許容残業時間を「最低限の条件」とし、なるべくそれよりも残業が少ない会社を転職先として選びましょう。
それだけではなく、残業時間が少ない業種や職種を選ぶというのも手ですね。
dodaの80業種・90職種別の残業時間調査によれば、最も残業が少ない業種はスポーツ/ヘルス関連施設、次いで薬局、クレジット/信販、病院、専門店/小売店、医療機器メーカーということです。
職種の場合は、やはり一般事務が最も残業が少なく、次いで翻訳/通訳、貿易業務、オペレーター、秘書/受付などとなっています。
外回りが少ない仕事ほど、労務管理を徹底しやすいため、残業が少なくなっているわけです。
そういうところを参考にして残業が少ない仕事や会社を探したうえで、休日出勤の有無を確認すれば、今の不満を解消する転職ができるのではないでしょうか。
人事評価にモチベーションが下がる
大日本印刷は、年功序列です。
若いうちにはどれだけ仕事で成果を挙げたとしても、月給数千円程度と、昇給は少なくなります。若手社員の多くは残業代が生命線となっているんですよね。モチベーションが上がらないまま働くことになる上、残業代が無いと生活が厳しいという状況があるわけで…。
それなら辛くても残業をしようということになるわけです。
さらに言えば、効率化を図ろうという意識はなくなり、積極性は失われ、成長機会が大幅に減るのではないでしょうか。
年齢関係なく成果が評価に繋がる会社に転職する必要があります。
それは「歩合給がある」ということもそうですし、「成果に応じて昇給額やボーナスが決まる」ということもそうです。歩合給は「ガンガン稼ぎたい」という人には向いていますが、安定志向がある人には向かないので、昇給額に反映される会社を選びましょう。
そういった自分の向き不向きを分析し、今からでも求人探しを始めてみることをオススメします。
会社の展望や未来がどこにあるのかがわからない
会社の展望や未来がわからないという意見が、企業口コミサイトにたくさん投稿されています。
その理由はさまざま。
まず、印刷業界全体の雲行きが怪しいということです。だからデジタルの事業も視野に入れるようになるわけですが、上はデジタルに関してイマイチ理解しておらず、具体的な施策などは何もありません。
結局は、実現不可能となるわけです。
まあ…無計画なのだから「実現」がどうのという問題ですら、ありませんね。
そういう状況から、大日本印刷の業績は低迷してきています。大日本印刷の財務ハイライトを見ると、年々悪化しているというわけではないものの、業績が高いとは言いづらいかもしれませんね。
低く安定しているという感じです。
業績が低迷しているのにもかかわらず「危機感」が経営陣に無いという口コミがありますが、それは低く安定してしまっているのが原因のひとつかもしれませんね。低くても安定しているほうが、ここから大きく動いて失敗し業績が悪化するリスクよりは良いと捉えている可能性があります。
ただ、正直、経営陣の意識が低いなあと感じる人がいるのも無理はありません。
今の経営体制のまま5年先、10年先、印刷業に大打撃が与えられれば、低くても安定している状況に甘えていたツケを支払わされるのではないでしょうか。
今すぐに転職したほうがいいとは言いません。
ただ、働きながら転職活動を始めておいて、大日本印刷よりも良い会社の内定が得られれば、転職を実行するというスタンスは取っておいた方が良いと思います。
形骸化している制度が多い
大日本印刷には、フレックス制度があります。
ただし、会社は「定時の概念や意識」が強すぎるんですよね。だからか…ほとんど定時通りに出社させられてしまうという状況が発生しています。
コアタイムという「会社にいなければならない時間」が設けられているのが通常ですが、それ以外は自由というのがフレックスの良いところです。
これではまったく、意味がありませんよね。
ほかにも、「住宅手当は無いに等しい」「管理職は有給取得ができない」「寮はあるが、入社5年目までしか入居できない」など形骸化している制度や、制限が厳しい制度などが大日本印刷には多いんです。
じゃあ転職して状況を改善しようということになりますが…。
フレックスタイムに関しては、その会社のコアタイムとフレックスタイムの区分をしっかりと調べておくことが大切です。コアタイムが長すぎるとか、コアタイムが出社時刻になっているとかいう会社は避けましょう。
そして、住宅手当は支給額や割合まで細かく調べ、寮は入居の規定や雰囲気までしっかりと調べておくことが大切です。
入念な下調べを怠れば、転職をしてもまた同じようなことになってしまう可能性があるので気を付けましょう。
僕がこのブログに訪れたすべての皆さんに伝えたいこと…
それは、「仕事や会社を辞めたい気持ちが少しでもある人は、すぐに転職活動を始めるべき」ということです。
転職という選択に対して消極的な印象を持っていた僕がそう思うようになったのは、僕自身、転職したことで人生が好転したからです。
- 転職を決断する勇気が出ない
- この程度の悩みなら我慢したほうがいいんじゃないか
- 転職後の自分をイメージできない
- 辞めることを言い出しにくい
- 自分の年齢や能力で転職成功できるか不安
- 他の業種・職種に転職したいけど、どうすればいいかわからない
これは転職を考えている人なら誰しもが感じることだと思います。
でも、一昔前とは違って今は転職支援サービスがとても充実しているので、気軽に質の高い転職活動ができるようになっています。それに、転職活動を始めること自体には何のリスクもありません。むしろ早めに動き出しておくことは、いざというときの備えとしてメリットしかありません。
だから、悩みや不満の大小に関わらず、自分の人生が今より良くなることに希望を持って、自分なりの形で転職活動を始めてほしいです。
僕がおすすめしている転職支援サービスは無料の転職エージェントです。就業相談から求人紹介、採用対策まで、転職活動全般をサポートしてくれるサービスです。僕も実際に利用して転職を成功させました。
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上記のページでは、転職エージェント利用者の口コミや、転職活動を早めに始めるメリットなども紹介しています。
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