仕事が終わった後に「勉強会」「会議」があると、萎えますよね。

勉強会なんて自主参加でいいだろうに。定時の後に会議なんかやるんじゃないよ。会議の場合は職種によってはやむを得ない場合もありますが、それなら残業代を出そうよっていう話です。

ただ、会議は「仕事」だから残業代が出るのが当然のように思えるけど、勉強会は強制参加の場合どうなるんだろうかと疑問に感じる人が多いのではないでしょうか。強制参加の勉強会や、時間外の会議には残業代が付くものなのか?

付くものだとして、どうすればいい?

それは――。

強制参加の場合は、労働と言える

勉強会が任意参加の場合は、労働とは言えないので残業代が無しでも文句は言えません。

ただ、勉強会が強制参加の場合は労働時間とみなされるので残業代が発生します。企業が労働者を「拘束」しているわけですからね。拘束時間は労働時間と言えるので、時間外の強制参加勉強会は時間外労働になる。

残業代が出ないのは違法だ!

もちろん、会議の場合も同じことが言えます。

勉強会に参加しないという選択肢はある?

強制だったとしても残業代が出るわけではないのなら、労働者として参加する義務はありません。断固として勉強会には参加しないという意思を貫き通すのも、アリです。「残業代出ませんよね? それなら任意ということでしょうから僕は参加しません」とキッパリスッパリ断っちゃいましょう。

ただ、職場の人たちには嫌われます。

特に上司に嫌われるので、会社の査定には響くでしょう。

だから「職場の人間になんて嫌われても構わないし、こんなことで査定に響くなんてクソみたいな会社…」と思えるのなら、参加しないというのも悪くはありません。ただ、その覚悟が無いのなら不参加の意志を貫きながら働き続けるのは、オススメしないな。

理由?

辛いから。

他に会社に対する不満が無いのなら

今の会社に「時間外の勉強会や会議に残業代が出ないこと」以外の不満は、ありますか?

たとえば「給料が低い!」とか「残業が多すぎる!」とか…。

今の職場に対して、他に大きな不満があるのなら転職することを勧めます。給料が低い上に強制の勉強会まであるとか、残業が多いとか辛すぎますからね。そういう職場で働き続けるより、転職したほうがメリットが大きいです。

ただ、今の会社に対して他に大きな不満が無いのなら妥協して参加するという選択肢も無くはありません。

特に会社内部の勉強会ではなく、外部で開かれるセミナーのような勉強会の場合は参加するのも悪くはないでしょう。外部の勉強会やセミナーは通常お金を払わないといけないんですが、それを無料にしてくれているというだけで御の字という考え方もあります。

今の仕事に対して「何か学び取りたい」のであれば、参加したほうがお得なこともある。

ただ、会社が参加を募る勉強会やセミナーで本当に自分のためになったという話はあまり聞きません。本来セミナーや勉強会というのは、自分から能動的に参加するからこそ身につくものですよね。

僕としては「どんな形であれ、強制参加の勉強会は無意味」だと思っています。

「こういう場合は転職したほうがいい」まとめ

先述のように「他に大きな不満がある場合」、転職したほうがいいです。

ただ、それ以外にも転職したほうがいい場合があります。僕が妥協してでも勉強会に参加したほうが良いと語るのは、「他に大きな不満もなく、今の仕事で何かを学びたい意欲があり、勉強会の内容がそれに値するもの」である場合です。

会社で開かれる勉強会の場合、大した勉強にならないこともありますからね。

そういったものに参加するのは時間の無駄ですし、それを強制する会社に長居するのも時間の無駄でしょう。自分がもっと成長できる職場が、あるはずですから。

転職したほうが良いのは、次の場合。

  • 時間外に勉強して上を目指すという意欲が無く、仕事に対して非常にドライな人
  • 勉強会の内容がくだらない場合
  • 職場に対して他に大きな不満がある場合

以上三つのパターンに当てはまる人は、転職しちゃいましょう。

え?

時間外の会議に残業代が出ない場合はどうかって? 問答無用で転職すべきです。その理由は三つある。

一つ…時間外に会議をするような業務効率の悪い職場だから。二つ…残業代を出さないのは違法だから。三つ…そんな職場は何かと理由を付けて他にも残業代をチョロまかすから。

転職するときに気を付けるべきこと

強制の勉強会や時間外の会議に残業代が出ないこと以外に不満がある場合、その不満を最優先して求人を探しましょう。時間外の会議がある会社は「残業が多い会社」に多いですが、強制参加の勉強会がある会社は決して多数派ではありません。

そのため、他の条件を最優先して考えても特に問題はないでしょう。

その上で「勉強会」という文言が求人に含まれていないかということにだけ気を付けてください。勉強会があるとしている場合や「セミナーがある」としている場合などには、それらが強制参加な場合も多いですから。

そもそも勉強会やセミナー開催を全くしていない会社を探すのがオススメ。

「辞める」という選択をした時点で、勉強会やセミナーにお得感を持っていないということだと思います。勉強会やセミナーなんていうものは、参加したくなったときに自分で探して参加すればいいわけです。

だから、転職をする際には「別の希望条件」を第一条件としながら、「勉強会の無い会社」を探せばいいということになります。

時間外の会議が嫌な場合は、残業が少ない会社を探せば良いでしょう。残業が少ない会社は残業代が支払われることが多いし、残業が少ない会社では時間外に会議が行われることも少ないだろうから。

転職エージェントの利用がオススメ

勉強会があるかどうかというのは、求人に書かれている場合もありますが、書いていない場合もあります。研修制度として勉強会を開いているわけではない場合、それは仕事の一環ではないと会社側は判断しているため求人にわざわざ書かないんですよ。

ただ、そういう「実はこの職場は勉強会を開いている」というような実態を教えてくれる人たちがいます。

転職エージェントです。

彼らは取引している会社に出向いて調査を行っているため、残業時間や職場の雰囲気・社風などの会社の実態をデータとして蓄えています。こちらが質問をすれば、わかる範囲でそれに答えてくれるんです。

転職エージェントに自分の第一希望条件を伝えて、「前提として勉強会が開かれていないところがいい」「残業の少ない職場がいい」と付け加える。または、オススメしてもらった求人に対して逐一「勉強会は無いか」「残業時間は実際どのくらいか」と質問をする。

それで、強制の勉強会や時間外の会議に残業代を出さないような会社を避けることができます。

強制の勉強会・時間外の会議に困っている人が最初に選ぶべきは、次の三つから一つ。

不参加を貫くか? 辛抱して参加するか? それとも転職するか?

どれにも意味があり、どれにもメリット・デメリットがあります。後悔しないように、慎重に選びましょう。どれを選び、どの道に進むかは自分次第!