憧れの仕事、憧れの会社…。

せっかく憧れていたそれに就いたのに、どうしてだろうか? 辞めたいと感じている。そして、そんな自分に戸惑っているという人は多いと思います。

憧れの仕事(会社)を辞めたいと思っている人にアドバイスしたいことが色々ある!

最初にこれだけは言っておきたい。

憧れの仕事を続けられる人は、一握りだ。

仕事の憧れと現実、その狭間

仕事の憧れと現実との間には、ものすごく大きな隔たりがあります。

憧れというのは、理想と空想で作られるものなんですよね。

たとえば、キムタクが飛行機のパイロットをしていたときには、パイロット志望者が増えたと言われています。仮面ライダーエグゼイドという医者が主人公のライダーが放送されていたときは、医者になりたい子どもが増えたらしいです。

職業ドラマというのは、ほとんどが「その職業の理想」を映し出すものなんですよ。

まあ…誰もドラマで現実なんて見たくないですから。現実にへきえきしている僕ら現代人は、理想をこそ追い求めるわけです。

また、憧れというのは空想でもあると僕は考えています。

「未知の世界への憧れ」というのが、憧れという言葉の例文として示されることが多いです。「宇宙はこのように広がっているんじゃないだろうか」「漫画家はこのように仕事をしているのではないだろうか」という、空想がその業界への憧れを駆り立てる!

そういうわけで、憧れの仕事や憧れの会社というのは「理想と空想」によって自分の中に作られたものに過ぎないんです。

そこに実体はありません。

だから憧れの仕事に就いた人たちは、その理想・空想と現実とのはざまにもがき苦しむんです。

人間関係が異様にドロドロしていたとか、待遇が悪かったとか、ブラックな業界だったとか、思ったよりキラキラしていなかったとか…。

憧れの仕事を辞めたいと思っている理由は、「現実を見たから」というわけです。

憧れた仕事だとしても、辞めたい気持ちが強いなら辞めたほうがいい

僕が思うに、憧れた仕事を続けられる人はほんの一握りです。

憧れた仕事の現実を見たとしても、現実の嫌な部分のストレスを上回るくらいの情熱を持っている人だけが続けられるんだと思います。ただ、そういう人にとっての憧れの仕事というのは「憧れ」という言葉では収まらないんです。

何としても人生をそのために捧げたいと思えるような、人生そのものなんですよね。

「これが自分の人生をかけてやるべきことなんだ」と信じている人だけが、生き残っていきます。

そう思えなくなってしまったなら、もう辞めた方がいいでしょう。

辞めたいと思わないような仕事の決め方

今度は「辞めたい」と思わないような仕事・会社に転職したい! という人に、僕流・天職とも言える仕事の決め方を紹介しましょう。

まず、今他に憧れている仕事が無いのなら、「憧れ」は捨てようということを言いたいんです。「仕事選びに、憧れは必要ない」というのが、僕の考え方。敢えて憧れる仕事を探すというのは、デメリットになりかねない。

困ったことに、人は自分ができないようなことに憧れます。仕事だけのことを考えるとわかりにくいと思うけど、「憧れの人」を思い浮かべるとそれがわかるんじゃないでしょうか。

憧れの人は、「自分にはそうなれない人」だと思います。自分に足りないものを持っている人だったり、自分とは全く違うけど自分の理想に近い人だったりに、人は憧れを抱くんです。

仕事に関しても、同じことが言えます。

だから、「憧れの仕事」と「興味がある仕事」「やりたい仕事」は別にある可能性が高いです。

まずは憧れを抜きにして、「してみたい」と思う仕事をいくつか探しましょう。そのためにたくさんの職業を調べたり、求人を見たりすると良いと思います。転職エージェントを使うのもオススメです。

あとは「その仕事の問題点」も調べてみてください。色々な問題点がある中で、それでも「興味がある」と思える仕事を転職先の候補に残しましょう。

憧れの仕事を辞めたい理由には、そういう問題点に耐えられなかったということもありますからね。

次に、その仕事の中から「自分にできる仕事」を見つけましょう。それが、あなたにとっての天職です。

辞めたいと思わないような仕事の決め方というのは、「興味があること」と「自分にできること」が一致している仕事を探すことだと僕は思います。

仕事も大事だけど、職場も大事

辞めたいと思わないような仕事に就いたとしても、辞めたいと思うような会社だったら無意味です。仕事選びと同じくらい、職場選びも大事だと思います。合わない職場に勤めていると、それだけでストレスになりますから。

ブラック企業は心身共にすり減らすだけでメリットが無いし…。

ただ、単純に大企業だから良いとか中小だから良いとかいう問題ではなく、難しいところなんですよねえ。

これに関しては転職エージェントを使うしかありません。

転職エージェントを使って、気になる求人に対していちいち問い合わせをしましょう。この会社はどういう会社か、残業時間はどれくらいなのか、職場の雰囲気はどういった感じか…。

そういう質問にしっかり答えてくれるのが、転職エージェントのメリットですから。

考えなしで転職をしたら、ほとんど確実にブラック企業に捕まります。ブラック企業は巧妙に自らのブラックさを隠しているから、素人が一人で転職活動をするのは地雷原に飛び込むようなものです。

転職エージェントを使って、しっかり転職を成功させましょう。

最後に:他の憧れがある人へ

憧れた仕事に就いたけど辞めたいと思っている今、他にもまだ憧れている仕事があるという人も少なくはないと思います。先ほど「憧れは捨てろ」と僕は語りました。だから、「他にある憧れは全部憧れのまま終わらせておくべきなのかな」と残念がっていると思います。

そういう人に言いたいのは、「憧れの仕事」に関して調べつくせということです。

憧れの仕事が「興味があって」「自分にできること」だったとしたら、それは自分に合う仕事の可能性が高いと思います。待遇とか人間関係とかに関しても調べて、その問題点を受け入れられるかをじっくり考えてみてください。

受け入れられそうなら、その憧れを捨てる必要は無いと思います。

僕が伝えたいのは、憧れを前提として考えるのではなくて、「自分に合う仕事かどうか」を前提に考えるということなんです。

憧れの仕事に就くから幸せなんじゃない。

自分に合う仕事・自分に合う会社に就くから、幸せなんだ。