ベネッセコーポレーションを企業口コミサイトで調べてみると、この会社を辞めたいと思っている人の多くが会社とのミスマッチを起こしているということがわかります。
どんなに良い企業でも、社風が合わない・仕事が物足りない・将来性への不安はあるんですよね。
そういった「ミスマッチ」に着目して、ベネッセコーポレーションを辞めたい人の転職戦略を考えてみました。
※本ページは2019年7月12日時点の口コミ情報をもとに書かれています。最新の口コミは以下のサイトでご確認ください。
https://www.vorkers.com/company.php?m_id=a0910000000Fs0T
https://careerconnection.jp/review/542890/
https://en-hyouban.com/company/10102390968/
ベネッセコーポレーションを辞めたい理由として多いのは?
福利厚生や働き方、仕事の安定感などに満足している人は多い。それでも細かい不満や合う合わないが発生する場面というのはあるものです。そういったベネッセコーポレーションを辞めたい理由をまとめてみました。
寡占企業だからこその物足りなさ
ベネッセコーポレーションは、寡占企業ですよね。
競合他社が台頭してきているとはいえ、そもそも競合する会社が少ないです。教育サービス業界はどこもほぼ寡占企業と言えるのではないかという状況。特に、ベネッセのネームバリューは凄まじく、誰もが知っていると言っても過言ではありません。
だから、営業の実績が個人の能力関係なく上がる場面が多々あるんですよね。
それを自分の実力だと勘違いする社員も中にはいるが、それは違う。実際は会社のブランド力で実績が上がっただけに過ぎず、他社では通用しません。
そして、それを自覚している人も、していない人も、結果的にブランド力に頼った営業を覚えるようになり、個人のスキルがなかなか付かないんですよね。そう考えれば、営業として20代から働くべき企業とは言えないのかもしれません。
教育に関わりたいという人にはそれでもやりがいがあるのかもしれないけど、ビジネスがしたいという人には物足りないのではないでしょうか。
能力向上のためにも、やりがいのためにも、転職すべきです。
どんどん仕事を振り当てられるプレッシャー
これは、経理本部の仕事にありがちなこと。
経理は全員が凄く多忙で、意見や質問をしづらい雰囲気があります。その中で、新卒だろうとどんどん責任のある仕事を割り当てられるんですよね。経理というのがそもそも責任重大な部署ということもありますし、ベネッセが新人にもある程度の責任を持たせる方針ということもあるでしょう。
ただ、それにプレッシャーと恐怖を感じている人が多いです。
それなら、もっとじっくりと育てて徐々に責任を足してくれるような会社に転職したほうが良いのではないでしょうか。
一本足打法なビジネスに疑問
ベネッセコーポレーションは、進研ゼミ一本で食っているようなものですよね。
だから、この会社には、若くして責任ある仕事を任せてもらえるという「挑戦」はありますが、新しいビジネスが生まれるという「挑戦」は無いように感じてしまいます。そして、今後は「進研ゼミ以外のビジネスもやらないと厳しいのでは?」という疑問も抱く人が多いです。
実際、会員数が減っているという事実が口コミに見られます。
競合他社が台頭してきているし、少子化も進んでいる。
そのため、教育サービス業界全体に大きな変革が迫られています。そんな状況の中、業界で先陣を切っているはずのベネッセコーポレーションは変革の動きをまったく見せません。それは組織内部を変えることもそうだし、新規ビジネスの樹立もそう。
このままでは、将来性が危ういのでは? という話ですよね。
正直なところ、教育サービスの需要はグンと上がることがないと思うんです。少子化は止まる気配を見せていないどころか、加速の気配がしていますよね。20代の所得が低くなっていること、非正規雇用率が高いということなど…。
安心して子どもを産める状況じゃない。
子どもが減る中、教育サービスの需要が上がることは考えにくく、教育サービスの在り方そのものすら変わらないといけないのかもしれません。そして、教育サービスを軸として新しい形の「教育支援」や「親と子供のためのビジネス」が必要とされているのではないでしょうか。
将来性が無いとは言いません。
教育というものが無くなるときは、国が無くなるときだから。
ただ、以上のような話に少なからず同意する部分があるのなら、求人集めだけでも始めておきましょう。
そして、良い会社の内定があれば、転職をすることをオススメします。
耐える社風に違和感
個人情報流出の事件以来、耐える社風が根付いたという口コミがあります。
教育というのは、答えが無いものですよね。
それに対し、積極的に答えを探しに行ったり、改善点を分析して対策をしようとしたりすることをベネッセコーポレーションは好みません。ただじっと、今の状況に耐え続け、何かが改善される兆しが表れるのを待つという雰囲気が生まれてしまいました。
何かの課題があるとして、それを改善しようとしても、調整することが多すぎて動き出すことすらままならない。
しかし、波風がおさまるのをただ待ち続け、耐え続けるだけでは会社は前に進めません。それに、時間が解決する問題であれば良いですが、そうでない問題に関しても「待つ雰囲気」が生まれてしまえば、今後ベネッセコーポレーションは問題に対処できない企業になってしまう可能性すらもあります。
また、明確な目標意識や積極的にそこに向かう動きが無いから、ゴールが見えず、達成感もありません。
この雰囲気に違和感を抱くのであれば、じっとただ待つだけの人たちに付き合う必要はないでしょう。
あなたは積極的に動き、前に進みましょう。
ベネッセコーポレーションを辞めたい人の転職先選びのポイント
- 風通しが良い
- 積極性が高い
- 競合が多い
- 研修が充実している
- チャレンジングな社風
風通しが良く、積極性が高い企業では、耐え続けるだけの雰囲気が生まれにくいのではないでしょうか。風通しが良いということは「誰でも意見がしやすい」ということで、それはつまり「組織全体が柔軟」ということですよね。
柔軟な組織は、変わることを恐れません。
そこに積極性が加われば、問題があった際にさまざまな人から意見を集め、改善点を分析し、ポジティブに対処することができます。
だから、積極性と変革を望む人にとってはその二つの社風は絶対条件です。
また、個人のスキルを鍛えたい人や、もっとじっくり自分を育てたいという人は研修が充実している企業を選ぶ必要があります。新人研修が充実していれば責任ある仕事も徐々に達成して成長していけるし、その後に任意で受けられる研修があれば、個人のスキルを伸ばすこともできます。
さらに、営業にとっては競合が多い方が難易度が上がるため、営業スキルを鍛えやすくなります。
以上のような転職先選びの条件を自分の希望に合わせて選び、求人を探せば、ベネッセコーポレーションを辞めたい悩みからは解放されるのではないでしょうか。
僕がこのブログに訪れたすべての皆さんに伝えたいこと…
それは、「仕事や会社を辞めたい気持ちが少しでもある人は、すぐに転職活動を始めるべき」ということです。
転職という選択に対して消極的な印象を持っていた僕がそう思うようになったのは、僕自身、転職したことで人生が好転したからです。
- 転職を決断する勇気が出ない
- この程度の悩みなら我慢したほうがいいんじゃないか
- 転職後の自分をイメージできない
- 辞めることを言い出しにくい
- 自分の年齢や能力で転職成功できるか不安
- 他の業種・職種に転職したいけど、どうすればいいかわからない
これは転職を考えている人なら誰しもが感じることだと思います。
でも、一昔前とは違って今は転職支援サービスがとても充実しているので、気軽に質の高い転職活動ができるようになっています。それに、転職活動を始めること自体には何のリスクもありません。むしろ早めに動き出しておくことは、いざというときの備えとしてメリットしかありません。
だから、悩みや不満の大小に関わらず、自分の人生が今より良くなることに希望を持って、自分なりの形で転職活動を始めてほしいです。
僕がおすすめしている転職支援サービスは無料の転職エージェントです。就業相談から求人紹介、採用対策まで、転職活動全般をサポートしてくれるサービスです。僕も実際に利用して転職を成功させました。
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