お世話になってます!!
営業アシスタントは、僕たち営業にとってとてもありがたい職業と言えます。
書類作成なんかのデスクワークはしますが、事務的な仕事はアシスタントの人がやってくれているんですよね。だから、僕たち営業は気持ちよく外に出られる。
感謝しています。
ただ、営業アシスタントを辞めたいというのも、なんとなくわかるんですよ。営業の仕事をしていても、たまに嫌になるときがあります。僕も前の会社にいたときは地獄でしたし、そのアシスタントも大変だろうと思うんです。
そこで、営業の一人として、営業アシスタントの人がどんな悩みを抱えているのかを考えたので、紹介します。
こういうことで悩んでいる人が多いと知ることで、自分の悩みも強く自覚できまますよね。
そして、一人の転職成功者として、辞めたいならどうすべきかも考えてみたいと思います。
営業との接し方で悩む人が多い
営業アシスタントを辞めたいという人の話を聞いていると、営業マンとの接し方に悩んでいる人が多いという印象を受けます。
営業アシスタントは事務職ですが、やはり「アシスタント」と言うだけあって営業マンとのコミュニケーションは欠かせません。
僕たちがお願いした書類を探してきてくれたり、スケジュール管理をしてくれたり、ありがとうございます。
それらは全て、僕たち営業と、あなたたち営業アシスタントとの連携で得られる恩恵ですよね。その連携が、少し難しいようです。その難しさというのは、仕事柄が原因となっているものが多いように僕は思います。
たとえば、性格の違いですね。
営業マンに向いている人は、小さいことを気にしない、テキパキガツガツとした人です。そして、営業アシスト含む事務系の仕事全般に向いている人は、小さなことを気にかける几帳面な人だと思います。事務系の仕事は、なんでもそうですよね。
ただ、お互いにその仕事に向いていた場合、性格の不一致が発生するんです。
だから、どうやって接していいかわからなくなる。営業はアシスタントに対して「失敗は気にしなくていいから、積極的にね」と言いがちです。ただ、その言葉で営業アシスタントは萎縮したり、余計に気負わせてしまったりするんですよね。
そういうところで、営業アシスタントは悩みの種を植えつけられています。
また、人とのコミュニケーションがそもそも苦手という人も多いですね。いずれにしても、営業とのコミュニケーションが悩みの種となっていることに変わりはありません。
営業アシスタントの向き不向きを考えてみた
事務系に向いている人と、営業に向いている人とで性格の不一致が起こることがあると語りました。
ただ、僕は事務系に向いている=営業アシスタントに向いているわけではないと思うんです。
営業アシスタントは事務系の仕事ではありますが、営業マンと二人三脚を組まされるパートナーでもあります。基本的にデスクワークですが、朝から営業と一緒に話をしたり、スケジュールの共有をすることも多く、人付き合いがあるんですよ。
しかも、同じ職種でなく、違う職種の人との付き合い。
納期調整の交渉をしたり、スケジュールをすり合わせたり、営業以外とも深く関わる。交渉をするからには、当然人と揉めることもある。だから、自分の意見を強く持っている人が向いているとも言えるでしょうね。
一般事務だと、事務職は事務職としか関わらないことがほとんどです。
だから、事務に向いているからと営業アシスタントに向いているとは限らないんですよね。実際、営業アシスタントは営業と同じく、小さなことでクヨクヨしない人が向いています。
小さなミスを気にしすぎない、積極的でガツガツしている人。
考えてみれば、営業アシスタントは事務よりも秘書的な仕事に近いのかもしれません。
仕事の理想と現実
営業アシスタントと営業は二人三脚をさせられるんですが、そのためには歩調を合わせないとうまく進めませんよね。歩調を合わせるためには、情報が必要です。二人三脚をするとき、「最初は右ね」とか「俺、歩くの早いから」とか、情報がないと困りますよね。
それと同じで、営業アシスタントが自分の仕事をうまくこなすには、情報が必要。
その情報とは、スケジュールやメールの内容などなど。
営業アシスタントの仕事の理想は、営業マンとスケジュールとメールボックスの共有をすることです。メールボックスを共有しておけば、見積もりの対応や事務的な対応が凄く楽になりますよね。タイムロスも無いし、効率的です。
また、お互いのスケジュールを把握していないとうまくスケジュール調整ができません。お互いに今日は何をするか、明日はどうするのかがわかっていたら、動きやすいですよね。
ただ、現実はそうなっていないことが多いんですよ、残念ながら。
僕たち営業が、メールとスケジュールの共有を躊躇しがちなんです。そういうソフトウェアはたくさんあるし、サービスもあるし、システムも豊富。安全性も確保されているし、客観的に見れば拒む理由なんて、何もないんです。
ただ、なんとなく嫌がるんですよね。わからなくは、ないんだけど…。
その躊躇いのせいで営業アシスタントはストレスを抱えるんだよ!! 営業も動きづらいだろうが!
僕は、そう言いたいです。
営業アシスタントのストレスが大きくなったり、仕事で行き違いがあったり、そういう悩みの種の多くは情報の共有不足が原因なんじゃないでしょうか。ただ、共有を拒む人にこちらから働きかけても、ダメだったりしますよね。
自分の悩みに対して色々手を尽くしたけど、どうしようもない。
それなら、転職してしまいましょう。
営業アシスタント経験者が向いている職種って?
営業アシスタントの悩みやストレスを解消できて、なおかつ経験を活かせたり、向いていたりする職種とは何かを、僕なりに考えてみました。
多くの人が真っ先に考えるであろう職種は、やっぱり営業。
僕の頭にも、一番最初に浮かびました。実際、営業アシスタントから営業に移るという人は結構多いです。ただ、営業アシスタントに向いていない人は、営業にも向いていません。営業アシスタントの悩みは、営業に移っても続くものが多いです。
たとえば、人間関係の悩み。
営業となれば、営業アシスタントの頃より広く深く人と関わるからねえ。
キャリアアップとして捉える人がいますが、そういう感じで転職の目的がポジティブな人でないとオススメできません。給料に不満がある人にはオススメできますけどね…。仕事内容自体にストレスや不満・悩みを抱えている人は、営業への転職は慎重に。
少なくとも、安易に営業アシスタントにオススメしていい職種ではありませんよ。
営業をオススメするのは、「人と接することが好きな人」「営業アシスタントは事務的な仕事だから嫌だ」という人です。事務系の仕事はもうやりたくないけど、人と接することや交渉は嫌いじゃない! そんな人は、営業も良いでしょう。
そういう人以外は…こういうのがいいんじゃないかな!
- 一般事務
- 接客業
- 製造系
- 各種受付
- サービス業
営業事務から転職しやすく、程よく経験を活かせて悩みを解決…という条件で浮かぶのはこれくらいです。
営業アシスタントは営業以外に道が無いというわけでは、ありません。
安直に営業を選ぶのでなく、自分自身にとって何が良い職種なのかをしっかり考えましょう。
安易な職選び、ダメ、絶対!
僕がこのブログに訪れたすべての皆さんに伝えたいこと…
それは、「仕事や会社を辞めたい気持ちが少しでもある人は、すぐに転職活動を始めるべき」ということです。
転職という選択に対して消極的な印象を持っていた僕がそう思うようになったのは、僕自身、転職したことで人生が好転したからです。
- 転職を決断する勇気が出ない
- この程度の悩みなら我慢したほうがいいんじゃないか
- 転職後の自分をイメージできない
- 辞めることを言い出しにくい
- 自分の年齢や能力で転職成功できるか不安
- 他の業種・職種に転職したいけど、どうすればいいかわからない
これは転職を考えている人なら誰しもが感じることだと思います。
でも、一昔前とは違って今は転職支援サービスがとても充実しているので、気軽に質の高い転職活動ができるようになっています。それに、転職活動を始めること自体には何のリスクもありません。むしろ早めに動き出しておくことは、いざというときの備えとしてメリットしかありません。
だから、悩みや不満の大小に関わらず、自分の人生が今より良くなることに希望を持って、自分なりの形で転職活動を始めてほしいです。
僕がおすすめしている転職支援サービスは無料の転職エージェントです。就業相談から求人紹介、採用対策まで、転職活動全般をサポートしてくれるサービスです。僕も実際に利用して転職を成功させました。
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