仕事の責任が重すぎる… もう辞めたい…
責任の重さを過度な刺激に感じてストレスとして処理してしまう人、仕事が合っていない(得意ではない)にも関わらずリーダー的ポジションまで昇りつめてしまった人、会社の人事がデタラメで実力に見合わない責任を負わされている人。
いろいろなケースがあると思います。
今回は、責任の重さと上手く付き合う方法や転職で解決する方法を掘り下げていきたいと思います。
仕事での重い責任とうまく付き合う方法
重い責任とうまく付き合う方法は、「責任の捉え方」や思考方法によるものが多いです。そういう考え方もあったのかというような感じで読み進めてもらえればと思います。
この考えを受け入れることができたなら、今より少しは楽になるのではないでしょうか。
責任の重い仕事はせず、役割的な責任は受け入れる
まず、全ての責任から逃げるということをすると自分の人生にマイナスになるケースがあります。
仕事の責任というのは、「仕事内容に準ずるもの」と「役割に準ずるもの」とがあると思うんですよ。後者はたとえば課長や部長という責任とか、リーダーという責任とかですね。
この「役割に準ずる責任」から逃げることが何を意味するかを考えてみて欲しいんです。
出世が不可能になるということ。
未来の可能性がひとつ閉ざされます。
また、転職後の仕事で活躍して責任ある役割を任せられるたび、転職が頭をよぎるようになるでしょう。転職回数が1回・2回と増えていくことになるため、有能な人ほど転職回数が多くなるというギャップが生まれます。
「優秀なのに転職を繰り返す」という印象から、企業はどんどん邪推するでしょう。そうすると転職はだんだん難しくなります。
じゃあどうしたらいいのか?
仕事に準ずる責任だけから逃げて、役割的な責任は受け入れるという姿勢を取ることです。そのうえでストレスを減らすために、これから紹介する捉え方や考え方も受け入れる。
これが責任と一番うまく付き合える方法と言えるのではないでしょうか。
また、仕事に準ずる責任のほかにもうひとつ逃げて良い責任があります。
他人の責任の肩代わりです。
人の責任もう引き受けて一人で抱え込んでしまうタイプの人は、不当な責任を負っています。不当な責任からは転職して逃げましょう。転職してリセットしたうえで、今度は他人の責任を絶対に肩代わりしないようにするんです。
要約すると、「仕事に準ずる責任と不当な責任からは逃げて良いが、役割的な責任からは逃げてはいけない」ということ。
しかし、本当にどうしても耐えられないくらい辛いのであれば、例外的に役割的な責任からも降りてしまった方が良いのかもしれません。立場が上がっても幸福度が下がれば意味がないですからね。
そこは自分のストレス度合いと相談してみましょう。
「責任」を楽観的に捉える
- 責任とは対応力の言いかえである
- 責任を分割し合えるのが良い職務環境である
- 個人の責任の範囲は実はかなり狭い
責任ある仕事をする人間というのは、対応力があります。責任が求められるとき、同時に対応力を求められることが多いんです。
「責任もって書類を作りなさい」と言われて書類を作成したとします。このときの責任というのは「上司にチェック後、必要に応じて修正対応しなさい」ということではないでしょうか。
そうなると仕事に求められる責任という言葉は、対応力の言いかえであると言えます。そう考えると幾分か楽ですよね。
次に、責任というのは本来ひとりが負うべきものではありません。リーダーだけが責任を負うのではなく、各人の仕事には各人が責任を持つのが健全な環境ですよね。リーダーの持つ責任とは何かというと不測の事態に対応することや、各人の仕事のとりまとめという職務。
それぞれの役割を全うし、対応することが責任というわけです。
そうするならば、個人の責任の範囲というのはかなり狭いということになります。
たとえば上司に「クライアントに提出する書類を責任もって作ってくれ」と言われ、上司にOKを貰ったとしましょう。
その後上司がクライアントに提出したところ「これではダメだね」と言われてしまいました。上司は「この案件が失敗したのは君の責任だ。提案書を責任持って作成したのは君だからね」と言ったとします。
このとき、本来は誰の責任でしょうか。
正解は上司です。
上司にOKを貰った時点で部下の責任は終了しています。クライアントに提出を行ってNGを食らうことの責任はOKを出した上司ということになる。部下の仕事をマネジメントするのが上司としての役割だから。
責任が重いと感じている人の中には、自分の責任の範囲を自分で広げている人も多いです。
まずは自分自身が負うべき責任の範囲というのを明確にすることで、気持ちを楽にしてあげまることが大切なんだと僕は思います。人ひとりが負う責任というのは「その人の仕事が終わるまで」「その人の仕事が次の人に渡るまで」に過ぎないわけです。
だから、仕事に準ずる責任も役割的な責任も、本来そこまで重くはないということになります。
責任の重さを克服できない場合は、自分に合った職場への転職を考えよう
仕事の責任とうまく付き合う方法を実践してもストレスに耐えられないという人は、もう転職するしかありません。
このとき真っ先に逃げるべきなのは、「仕事内容に準ずる責任」の方です。仕事の責任が重いから辞めたいという人が転職を成功させるための方法を紹介します。
責任の重い仕事を避けよう
- 何かを管理する仕事
- 業務フローにおける最終セクションにある仕事
世の中にある仕事の中で特に責任が重いものは、何かを管理したり最終セクションだったりという傾向があります。
管理をする仕事は何かがあったときに自分のせいにされることが多いです。たとえば工場で大量に不良品を出荷としたとなれば品質を管理する人間の責任になります。製造現場の人の責任は品管にチェックしてもらった時点で終わってますからね。
また、その人の責任は誰かに仕事を渡したり自分の仕事が終わったりした時点で終了するという理屈から言うと、業務フローの最終セクションが一番責任が重いことになります。これも気を付けておくと良いでしょう。
以上の二つに気を付けておけば、基本的には「責任の重い仕事」を回避できると思います。
ただし、「人と関わることに責任を感じる人」「人の人生が変わることに責任を感じる人」など人によって責任の捉え方は変わるでしょう。僕の捉え方だとこれらは「負うべきでない責任」になるわけですが、そういうものも負ってしまう人はそれも避けてください。
以上を考えていれば責任の重い仕事を避け、責任の軽い仕事に就けるはずです。
転職エージェントを使おう
悩みを解消できる転職先を見つけるには、転職エージェントを使うのが一番の近道です。
「責任の重さが辛くて転職したいと思っている」
そう伝えるだけで、あなたの性格や経験などいろいろな要素を含めて、向いている仕事や会社を紹介してもらえます。
転職するかどうが迷っているという人も、まずは相談だけでもしてみましょう。プロ目線でしっかりアドバイスしてくれますよ!
僕がこのブログに訪れたすべての皆さんに伝えたいこと…
それは、「仕事や会社を辞めたい気持ちが少しでもある人は、すぐに転職活動を始めるべき」ということです。
転職という選択に対して消極的な印象を持っていた僕がそう思うようになったのは、僕自身、転職したことで人生が好転したからです。
- 転職を決断する勇気が出ない
- この程度の悩みなら我慢したほうがいいんじゃないか
- 転職後の自分をイメージできない
- 辞めることを言い出しにくい
- 自分の年齢や能力で転職成功できるか不安
- 他の業種・職種に転職したいけど、どうすればいいかわからない
これは転職を考えている人なら誰しもが感じることだと思います。
でも、一昔前とは違って今は転職支援サービスがとても充実しているので、気軽に質の高い転職活動ができるようになっています。それに、転職活動を始めること自体には何のリスクもありません。むしろ早めに動き出しておくことは、いざというときの備えとしてメリットしかありません。
だから、悩みや不満の大小に関わらず、自分の人生が今より良くなることに希望を持って、自分なりの形で転職活動を始めてほしいです。
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