Iターン転職で後悔しないために知っておきたいこと

都心部に生まれ育った人間だからこそ、地方に憧れるものだと思います。逆に、地方出身者は一度くらいは東京などの都心部に憧れるものです。

ただ、Iターン転職というのは、そういう地方に対する憧れだけでは成功させることができないものだと僕は思います。理想と現実のギャップというIターン転職の実態を知った上でメリットを考え、じっくりと悩んでみてください。

Iターン転職する/しないの判断材料と、成功に導くためのポイントを紹介します。

Iターン転職の理想と現実のギャップやメリットを知ろう

Iターン転職というとなんとなくワクワクしてきますが、都会育ちの人が抱く地方暮らしの理想にはかなりの幻想が混ざっています。

まずは理想と現実とのギャップを語り、そのうえでメリットがあるということを紹介しましょう。

地方暮らしの理想と現実

地方暮らしの理想と言えば、こんな感じのものを抱く人が多いんじゃないでしょうか。

  • 静かでのんびりした暮らしがある
  • 車があれば不自由はないだろう
  • なんとなく人々が優しそう
  • 物価が安そう
  • 食べ物が美味しそう
  • ホワイト企業が多そう
  • 都会に飽きたから田舎に…そのほうが面白そう

地域にもよるけど、以上の多くは幻想にすぎません。

最終的に地方で働くという点では『Uターン転職』と同じですが、地方での生活経験が無いため、理想と現実のギャップに直面する可能性が高いです。

まず、地方も意外と騒がしいです。本当に静かなのは、周辺に田んぼと畑しかないようなド田舎くらいのもの。地方都市とその周辺は普通に賑やかで、のんびりした暮らしとはお世辞にも言い難いです。

だいたい地方都市に近い「やや田舎だけど住みやすい」ような街は、娯楽施設が少ないからと飲み屋さんばかり建ちがち。夜が騒がしいのは、地方の宿命と言えます。

車があれば不自由しないのは、地方都市周辺くらいのものです。本当の田舎は最寄りのコンビニまで車で20分くらいはかかります。

人々が優しそうなイメージは、地域によるとしか言えません。確かに優しいところも多いだろうけど、東京だって別に特別冷たいわけではないと思いますよ。冷たいという印象だけが先行してるけど、優しい人もたくさんいるじゃないですか。

物価に関しては地方全体が安いわけではなく、東京のほうが安いという地域もざらにあります。

食べ物に関しても同様です。

ホワイト企業が多いというのも幻想だと思います。むしろ、昔ながらの慣習などがあるという意味では地方のほうがブラック企業が目立つことも多いです。しっかり求人探しをしないとブラック企業にあたってしまうのは、都心も地方も同様だと思います。

また、都会に飽きたから田舎というのは安直すぎる…!

田舎のほうがすぐ飽きますよ? 地方都市が近ければ遊びもたくさんあるけど、そうじゃないと本当に遊びが少ないから…。

僕が思うに、理想と現実とのギャップが少なく成功しやすい人というのはこういう人です。

地方の中枢都市周辺に住みたいという人。

それでもメリットは大きい! Iターン転職の良さも考えてみた

  • 都会よりも通勤が楽
  • 地域選びをしっかりすれば安くおいしい食材が買える
  • 家賃が安いケースが多い

都会には満員電車があります。

たとえ通勤時間が短かったとしても、満員電車に揺られる苦痛はハンパではありません。確かに地域によれば通勤に1時間くらいかかることも多いですが、すし詰め満員状態の電車に乗らなくて済むということのほうが重要です。

結果的に、通勤ストレスは減ります。

土地の食べ物がおいしい地域を選べば、安くおいしい食材が買えるため食生活が充実するのも魅力的です。特に移住先に選ばれがちな福岡はその傾向がありますね。鶏肉も魚もお米もおいしいし安いから。

家賃に関しても、たいていが東京よりも安いです。

例外的に、「昔人口が爆発的に増えたことがある土地」などは地価が高いため家賃が東京並ということもありますけどね。

結局、Iターン転職のメリットが大きいか理想が打ち砕かれるデメリットが大きいかというのは、移住先選びにかかっているんだと思います。

Iターン転職を成功させるための4つのポイント

Iターン転職を成功させるためには、考えるべき4つのポイントがあります。これをしっかり踏まえて移住先選びや転職活動をしないと、失敗する可能性が高い! Iターン転職で後悔しないために、じっくり慎重に考えましょう。

ポイント1.地方暮らし=田舎暮らしという考え方は捨てよう

地方暮らし=田舎暮らしという図式は捨てましょう。

先ほど紹介した理想と現実とのギャップというのは、多くの場合「地方=田舎」という印象を持っている人が感じるものです。地方暮らし=地方の中枢都市とその周辺の街暮らしと考えている人には、あまり理想と現実とのギャップというのはありません。

まずは、田舎暮らしという大前提を捨てましょう。

都心ほどではなくとも、人々が多く通勤電車に人がいて騒がしくて賑やかで…。そういうところに住むことが、Iターン転職を成功させるための大前提です。

ポイント2.事前に求人の傾向・給料水準と物価を調べておこう

移住してから仕事が少ないことに驚くことのないよう、事前に移住先候補として考えている地域の求人数や傾向などを調べておく必要があります。転職エージェントを利用し、Iターンを考えているということを伝えれば協力してくれますよ。

どういう仕事が多いとか求人傾向を教えてくれるだろうし、その地域の給料水準も転職エージェント調べで教えてくれるんです。

あとは、物価と家賃の平均をネット検索やSNSなどを使って調べておくとベター。東京のほうが物価が高い地域は腐るほどあるから、Iターンを成功させるにはそういう地域を除外しないといけない。

物価・家賃の平均と、給料水準とのバランスを取りましょう。

ポイント3.寮付きはあまりよくないかも

Iターン転職と調べると、寮付きのIターン向けの求人がたくさん出てきます。ただ、住むところを限定されると困るケースが多いんですよ。特に都心から地方に出るとなると、条件を細かく指定しないと結構厳しいところに住むハメになります。

周辺施設・治安・駅からの距離・地形・虫の多さなどなど、考えるべきことはたくさんある。

生活のしやすさは、Iターン転職の成否を露骨に左右するため、寮に住むより自分で探すほうが賢明です。

ポイント4.どうしてその土地を選ぶのかを明確にしよう

「どうしてこの土地を選んだのか」

これは、Iターン転職者に面接するときの常套句です。特に地元企業の場合は、その土地に根付いて仕事をしているため、都会出身の人がどのような魅力を感じたのかを知りたいと考えています。

その答えがハッキリしていれば、好印象になるんです。

また、そんなこともハッキリ答えられないようならIターン転職は絶対に成功しません。とにかく地方で暮らしたいからというのは、甘い…! 「ここに住みたい!」とハッキリ思えるところを見つけない限り、移住はオススメしません。

全ては理想を捨てて、そういう土地を探すところから始めましょう。

そのあと、転職エージェントやネットを駆使して情報を集めること。

それが、Iターン転職で後悔しないための道! それが、Iターン転職を成功に導くための方法だ!

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