「仕事を辞めたい。そして、思いきり遊びたい」←この願望を現実的に叶える方法を解説

「仕事を辞めて思いきり遊びたい!」

こんな願望を持っている人も多いと思います。

どうすればこの願望を叶えることができるのか?

転職経験者の僕なりに考えてみました。

ぜひ参考にしてみてください!

仕事もう無理、限界…それなら遊んじゃおう

仕事を辞めたいし、辞めたあとに思いきり遊びたい! そんなことを言うと、職場の人には「舐めてんのか」と言われるかもしれません。某大型掲示板だと「甘えんなカス」と言われるかもしれないし、親はため息をつくかもしれない。

でも、遊んで何が悪いんでしょうか?

あなたが「仕事なんてもう無理、限界だ」と感じて仕事を辞めたいと思ったのなら、誰に遠慮する必要はありません。

その遊びが、次の仕事への活力になるんだったら、辞めたあとしばらく遊ぶことなんて安いことです。

ただ、「1年だけ」という期限を決めておきましょう。そうしないと、グダグダ遊んでしまってニートコースまっしぐらになりかねません。実際、「仕事を辞めたあと遊んじゃえ」と遊んだ人でそのままニートになる人がいます。

遊んでもいいけど、絶対に期限付き。これは鉄則です。

仕事を辞めたあとの生活はこれでカバー

仕事を辞めたあとの生活のことは今のうちから考えておきましょう。考えなしに仕事を辞めたとしても、遊ぶお金が無くて結局すぐ働かないといけなくなってしまったら、何の意味もありませんからね。

まずは、貯金がどれだけあるかを確認してください。

1年間生活できるだけの貯金はありますか? 遊べるだけの貯金はありますか?

別に生活や遊びのお金全てを貯金で賄う必要はありませんけどね。

仕事を辞めたあとは、失業保険がもらえますから。ただ、自己都合退職だと失業保険を受け取るまでに3ヶ月の期間がかかります。「自己都合なのだから辞めるまでに当面の生活費くらいは工面できてるだろう」ということなんですよね。

まずは失業保険の申請をするんですが、このあと7日間の待機期間が与えられます。

これは会社都合も自己都合も同じなんですが、自己都合の場合はその待期期間のあとに「3カ月間プラス」されるんです。

会社都合や特定受給資格者の場合は、7日間の待期期間の後1週間から3週間後くらいに「雇用保険受給説明会」に出席することになります。その1週間から3週間後くらいにある失業認定日にて申告を行うと、大体1週間以内には給付金が振り込まれるという感じです。

申請から4週間ほどで給付金が受け取れます。

あとは4週間おきに失業認定日が来るので、そのときにまた給付金を受け取ることができますよ。

自己都合退職の場合、最低限3ヶ月分は貯金が無いとダメ。

会社都合退職・特定受給資格者の場合、4週間分くらいは貯金が無いとダメ。

特定受給資格者の条件は細かくありますが、まとめると「やむを得ない事情がある人」に当てはまることが多いです。会社に自己都合として処理されたとしても、その事情をハローワークに打ち明けることで特定受給資格者として処理してもらうことができるかもしれません。

仕事を辞めたあと遊ぶなら、転職活動はしておこう

1年後には再就職するということを目標にするなら、失業保険の給付を待ちながらしっかり転職活動をしておくほうがいいです。そもそも失業保険は求職活動中の人に与えられるものですからね。

遊びながらの転職活動は必須です。

ただ、遊びに気を取られていると転職活動は難しいし、転職活動に必死になると遊ぶのもまた難しい…。

転職エージェントを使えば、そのもどかしさは解消できます。何か不安なことや相談事があれば暇なときに電話したりメールを送ったりすればいいし、求人はメールで遊んでいる間にも届きます。

僕なら昼からお酒を飲みながら、スマホで求人を見ます。

よっぽど酔って理性が足りないときにはしない方がいいけど、まあそういうことも転職エージェントを使えば出来てしまうわけです。

ただ、転職活動をしておくということなら、どうしても気になる疑問が生まれますよね。

「内定を得たらどうするの?」

内定を得たらそのままとんとん拍子に入社日が決まって、1年間も遊べないのではないかと思う人は多いでしょう。転職活動にどれだけ時間をかけたとしても、1年も続けるものじゃないですし…。

でも、大丈夫です。

内定から入社まで1年の期間を設けてくれる企業も意外とあるんです。『内定から入社まで、最長どのくらいの期間待てますか?』という記事に、円グラフとして企業の本音が描かれています。

1年程度は待てると回答した人の割合は明記されていないものの、円グラフの幅は結構大きいです。

「半年程度なら待つよ」というところは、もっと多いんですよね。全体の15%は「半年程度なら待てる」と答えています。

また、そういう企業が多いということを裏付ける僕の友人のエピソードも紹介しましょう。

仕事を辞めて1年間遊び倒した人の話

僕の友人に、この「1年待てる企業」と「半年待てる企業」とを活かして、1年間転職活動をし続けながら遊び続けた人がいるんです。

彼は自己都合退職という形で会社を辞め、すぐに転職活動を始めました。

高卒から勤めていた彼、辞めた当時の彼の貯金は300万円ほど。彼と僕は同い年で、そのころ僕は就職活動中でした。

彼は「1年は遊んで暮らす」と決めていたんですが、転職活動はすぐに始めました。そして、3ヶ月で普通に内定をゲット。

しかし、「他の企業も知ってから検討したい」ということにして保留。

その企業は「1年間は待ちます」と言ってくれたので、その1年間はひたすら遊びながら転職活動をしたんです。

遊ぶ期間が終わるまであと半年が迫ったころ、またいくつかの内定をゲットしました。

その企業は「半年なら保留でも大丈夫」だったそうです。

かくして彼は、遊び倒しながらも十分比較できるくらいの内定カードをゲット。結局「1年間待つ」と言ってくれた最初の企業に転職を決定し、本当に内定を得てからぴったり1年後に入社しました。

彼の場合は「入社が決まってない保留状態」で1年待ってくれたということです。

入社を決めてしまえば1年待つという会社は、本当に意外とたくさんあるのではないでしょうか。

先ほど紹介した転職エージェントを使えばそういう会社も見つかりやすいですし、担当のアドバイザーに交渉をしてもらって1年間の猶予期間を獲得できる可能性もあります。

「仕事を辞めて遊びたい!」と思っている人は、辞める前に転職エージェントに登録して相談してみるのがいいと思いますよ。

転職エージェントについてはこちらの記事をチェックしてみてください↓

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