調べてみると、調剤事務は悩み多き仕事のようです。
例えば、調剤事務は薬剤師との人付き合いに悩まされる人が多いんですよね。専門分野を持つ人との関係性は正直難しい。人間関係を理由に調剤薬局事務を辞めたいという人も多いようです。
今回は、調剤事務から転職するならどんな仕事が合っているのか調査&考察していきたいと思います。
ぜひ参考にしてみてください!
【選択肢1】調剤薬局以外の医療系事務に転職
調剤薬局事務の仕事は、患者さんから処方箋を受け取って、その内容をレセコンに入力、後のことは薬剤師さん任せましたよと交代するのが流れですよね。レセコン入力業務だけではなく、受付もこなすことになります。
病院の医療事務の仕事も、かなり似ているんです。
その病院・クリニックの顔として受付を行い、発生する事務作業全般を請け負います。病院の場合は検査データの準備などの仕事も加わるけど、基本は事務仕事です。専門性が高い仕事と言えば、レセプト業務ですね。レセプト業務に関しては、調剤薬局でも行います。
異なる点も多いというか、調剤薬局に比べると仕事の種類が増えるものの、基本の仕事は共通しているんです。
そのため、転職先として候補に入れるのは当然と言えます。
ただ、近い仕事である分、調剤薬局事務の仕事をしていて不満に思うところを、そのまま引き継いでしまう可能性も高いです。たとえば、薬剤師との人間関係を理由に辞める人が多いですが、病院やクリニックだとそれが医者や看護師に変わるだけだと思います。
むしろ、医者や看護師などさまざまな専門知識を持つ人とかかわることになるから、人間関係はより複雑で大変になるでしょうねえ。
経験を活かすということならオススメですが、薬剤師など別の立場の人との人間関係を理由に仕事を辞めたいと思っている人にはオススメできないのが医療事務の現実です。
【選択肢2】他業種の一般事務に転職
一般事務はデータ入力など、その会社で発生する事務作業を行います。必要になるスキルは、エクセルとワードを問題なく扱える程度のものです。
ただ、その程度のスキルは一般企業だとどんな仕事をしても求められるものだから、他業種を考えるなら、職種はどうであれまず取得しておいたほうがいいでしょう。
とりあえず、その手のスキルを習得するということを前提にして考えてみます。
一般事務がオススメできる理由は、一番は「人間関係が比較的楽」「接客仕事がほとんど無い」という点です。
事務員の職場にも上下関係はありますが、調剤薬局や病院みたいに別の職種の人間と一緒に仕事をすることはまずありません。面倒な薬剤師に嫌味を言われたり、キツくあたられたりすることは無いんです。「あの薬剤師腹立つわあ」と思うことが無いだけで、精神衛生はかなり良くなりますよ。
もちろん「あの人腹立つわあ」という個人的なものはあるでしょうけどね。個人間の軋轢なんか、どの仕事にも起こりえるものだから、そんなことを言っていたら何にもなりません。それに、実際仕事をすると軋轢が生まれることはマレです。よほど運が悪いと言えます。
立場が違う人とは、その違いから軋轢が生まれやすいために、調剤薬局や病院の人間関係が大変だねえという話なんですよ。
また、一般事務をしていると調剤薬局事務や医療事務のように接客をすることがありません。
電話対応があるとか、たまに来客対応をするとかくらいのものですね。来客対応に関しては事務が行う会社とそうでない会社があり、たいていは求人の業務内容欄に「来客対応あり」などと書かれています。やりたくなかったら、なるべく来客対応が無いか少ない職場を選べば解決です。
【選択肢3】特殊なタイプの事務に転職
事務と言えば、医療事務や一般事務だけではありません。一般企業には、一般事務・営業事務・経理事務などたくさんの事務があります。
営業事務は、営業職と同じ職場で働く事務員のこと。営業活動のサポートや書類作成・整理などを行う、前線で働く営業を影から支える立役者です。誰かを支える仕事がしたいという人にはオススメです。
経理事務は、企業のお金を管理する仕事と言えます。金額を入力することが多いため、正確性が求められるだけでなく、経理関係の知識も必要なんです。経理事務になるなら、簿記3級以上は必要。本当は2級があればもっと活躍の幅が広がるんですけどね。
経理事務が特徴的なのは、資格が求められる分、営業事務や一般事務よりも給料が高い傾向があるということです。
だから、事務の仕事をしながら「給料を重視したい」というなら経理事務がオススメです。几帳面な人ならこの仕事に向いているし、大きな苦痛も無いと思います。逆に大雑把な人はミスが増え、イライラとやり直し作業で残業地獄になる可能性が否めないからオススメできません。
経理の仕事をしていてミスが発覚すると、どこから間違っているのか遡って、ミスした箇所からやり直しですからね。
事務の仕事を続けるなら、医療事務・一般事務・営業事務・経理事務の中から自分に合っていそうなものを、慎重に選びましょう。合わないものを選ぶと、事務と言えどもかなり辛いです。
僕がこのブログに訪れたすべての皆さんに伝えたいこと…
それは、「仕事や会社を辞めたい気持ちが少しでもある人は、すぐに転職活動を始めるべき」ということです。
転職という選択に対して消極的な印象を持っていた僕がそう思うようになったのは、僕自身、転職したことで人生が好転したからです。
- 転職を決断する勇気が出ない
- この程度の悩みなら我慢したほうがいいんじゃないか
- 転職後の自分をイメージできない
- 辞めることを言い出しにくい
- 自分の年齢や能力で転職成功できるか不安
- 他の業種・職種に転職したいけど、どうすればいいかわからない
これは転職を考えている人なら誰しもが感じることだと思います。
でも、一昔前とは違って今は転職支援サービスがとても充実しているので、気軽に質の高い転職活動ができるようになっています。それに、転職活動を始めること自体には何のリスクもありません。むしろ早めに動き出しておくことは、いざというときの備えとしてメリットしかありません。
だから、悩みや不満の大小に関わらず、自分の人生が今より良くなることに希望を持って、自分なりの形で転職活動を始めてほしいです。
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