「どこで働くか」というのはとても大事なことだと思います。
ただでさえ仕事はストレスが多いです。通勤が大変だったり、周辺の環境に馴染めなかったりするだけで、そのストレスは一気に跳ね上がります。
勤務地が原因で会社を辞めたいと思っている人は、「転職」という選択肢を前向きに考えてみてはいかがでしょうか。
勤務地が嫌で会社を辞めたい!よくある理由5選
- アクセスが悪くて通勤に時間かかりすぎる
- 会社の最寄り駅が遠すぎて体力的にキツすぎる
- 都会暮らしが合わなくて辛い or 地方暮らしが合わなくて辛い
- 満員電車での通勤が辛い
- 乗換えが多すぎて精神的にキツい
通勤だけで2時間くらいかかるとか、そのために定期代だけで田舎の1Kアパートの家賃と同じくらいの値段になるとか、めちゃくちゃある話ですよね。特に、アクセスが悪いというストレスは大きすぎると思います。
だって、仕事時間だけでもかなりの時間になるのに、残りの数少ない自由な時間を通勤時間に奪われてしまうんですから。
また、最寄り駅から会社が遠いのもストレスになりますよね。駅を降りてから歩く時間が長いから、夏なんかほんとやってられないですよね。電車の時間だけでも体力と精神力が削られるのに。
ほかには、都会暮らしが辛い問題もあります。田舎のほうが肌に合うという人は、都会の「みんなが同じ方向を向き、急ぎまくっている感じ」には馴染みにくいでしょう。田舎から東京に来た友人が、「どうしてみんなそんな急いでんの?」とドン引きしてましたからね。
逆に、地方暮らしを強いられるのが辛いという都会っ子もいると思います。
あとは、電車が込むとか乗換えが多すぎるというのも、じわじわ精神を削られてしまいますよね。
勤務地によるストレスを甘くみてはいけない
勤務地のストレスは、小さいかもしれないけど、甘くみてはいけません。
確かに、人間関係のストレスとか、嫌いな仕事をしているストレスとか、残業が多いストレスに比べれば微々たるものだとは思います。
でも、看過していいストレスではありません。
どんな小さなストレスも、積もれば大きなストレスになり、あなたの心身を蝕みます。
「都会暮らしが合わない」と感じながらも「そんなことで辞めるのは」と我慢していた結果、離人症になった人を僕は一人知っています。
離人症というのは、自分が自分の観察者になるような感覚を覚えたり、現実味がないような感覚に陥ったりするようなこと。解離性の症状が多いといわれていて、解離性同一性障害の典型例とも言われているような重い症状なんです。
離人症じゃなく、うつ病になる可能性もあると思います。
勤務地が遠い人は時間的損失が大きすぎる
勤務地が遠い人は特に注意が必要です。
通勤にかかる時間、年単位で計算したことがありますか? 片道2時間程度かかるほど遠い人は、毎日往復4時間の時間を使っていることになります。
ほかの人の通勤が1時間程度としたら、毎日2時間の損失になっているわけで、これが一年単位になると?
1日2時間の時間損失が、月々21日出勤に発生するとすると、1ヶ月で42時間の損失。これを12ヶ月となると、単純計算して504時間の損失となります。
ただ、1時間の通気時間というのも実はそれほど短くはない数字です。実際は、30分から40分程度が一般的といわれています。
年間、504時間から1000時間程度損失しているという…。
「長期的に見たら転職したほうが良い」というのは言うまでもありませんね。
勤務地重視で良い転職先を探すコツ
勤務地を最重要事項にして転職先を探すわけですが、勤務地だけを重視するのはもったいないと思いませんか? 僕なら、さらに給料アップや残業時間減を狙います。
せっかく転職するんだから、自分の欲望に忠実になりましょう。
勤務地を重視しながら、ほかの理想条件も追い求めるなら、転職エージェントの利用がおすすめです。
転職エージェント登録後、キャリアアドバイザーに「勤務地は○○あたりで、さらに給料アップ(残業減らすなど自分の希望条件)を狙いたいです」といった感じで伝えるだけでOKです。
あなたの経験・能力・年齢なども踏まえて候補になる求人を紹介してくれます。
また、希望する勤務地の最寄り駅を事前にリサーチしておきましょう。
そこの駅の混み具合、路線の本数と混み具合などなど、最近は調べればすぐわかります。ネット・SNSを使って調べるのもいいし、実際に足を使って体験して調べてもいいでしょう。
転職エージェントの詳細は以下の記事をチェックしてみてください↓