子どもの成長にとって、食生活というのは凄く大きな影響を与えると僕は思うんです。栄養面はもちろんですが、美味しく栄養豊かなご飯をモリモリ食べることで情操教育にもなりますよね。うまい飯が、豊かな感性を作る! 過言ではないと思います。
そう考えると、保育園に務めている栄養士・管理栄養士のプレッシャーは大きいですよね。それに、やりがいだけじゃ誤魔化せない辛いところもあると思います。
今回は、保育園の栄養士を辞めたい人の悩みを分析しながら、転職先候補を考えてみたいと思います。
ぜひ参考にしてみてください!
保育園の栄養士が辞めたいと思う理由で多いのは?
- 仕事量が多い!
- 重労働 肉体的に辛い
- 給料が安い
- 保育士と、献立の意見が合わなくて対立が生まれる
- 人間関係がめんどくさい、精神的に辛い
栄養士の仕事は重労働と聞きますが、それは保育園も同じようですね。ネットを見て保育園で働く栄養士の悩みを見ていると、多くの人が「とにかく仕事が多くて重労働」ということを挙げています。保育園栄養士なら誰もが感じる悩みと言えるでしょうね。
しかも! 保育園には栄養士が少ない…。
1人から2人というのがほとんどだから、1人当たりの仕事量が必然的に多くなってしまうというわけだ。
仕事量が多くても給料は少ないし! 残業はサービス強要だし!
心身ともに疲弊しているところに、人間関係の対立や面倒くささが追い打ちをかけてくるというね。栄養士は栄養を考えて野菜をたくさん使った献立を考えるが、保育士は「子供たちがなかなか食べなくて困る」とクレームを出し、野菜が少ない献立を要求する…。
最初は工夫も楽しいかもしれないけれど、工夫したところで保育士がそれをわかってくれるかは別問題。保育士との献立対立が激化して、要らん軋轢を生むケースもあるようで…大変だ。
違う立場の専門職が入り混じると、知識と経験に裏付けられたプライドと自信が互いに衝突しますからね。
保育士の栄養士にとって、人間関係の悩みと激務問題と給料問題の三つは、切り離せないものなのかもしれません。
保育園の栄養士から転職。オススメの転職先は?
保育園からの転職先として選びたいのは、給料が比較的高くて専門職同士の対立や人間関係の悩みが少ないところですよね。そう考えると、学校給食・医療施設・介護施設などは候補から外れます。介護施設に移っても、保育士との対立問題が介護士との対立問題にすり替わるだけでしょうしねえ。
ほかに栄養士として活躍できる職場を探すしかありません。
となると、こういうところなんてどうだろう?
- 食品メーカーの研究開発部門
- 美容業界
- 市町村の保健所
- 保健センター
オススメなのは「知識を高度に使う職場」なんですよ。
食品メーカーの研究開発部門は、栄養士としての食と栄養の知識とセンスをフル活用する仕事。研究開発職の人と一緒になって新商品の開発を行い、ときには医療食品などを作ることもあるでしょう。自分の栄養士・管理栄養士としての知識をフル活用できることは、とてもやりがいが大きいと思いますよ。
給食施設とかだと、栄養士と言いながら調理もするじゃないですか。
保育園も栄養士としての本来の仕事以外に、たくさんの仕事がありますよね。そういうことをしていくうちに、「僕は、私は、何をやっているんだ!?」と疑問がわき、辞めたいと思うこともあるわけです。
だから、栄養士・管理栄養士として持つ本来の知識をより高く買ってくれる職場に転職しましょう。
美容業界も栄養が肝心だから、栄養士・管理栄養士という資格を持つことは顧客信頼度を上げることになります。販売員やアドバイザーとしても働けるだろうし、美容業界のメーカーの研究開発部門でも働けるでしょう。
また、「知識を高く買ってくれる」ということなら、保健所・保健センターもオススメ。
保健所は公務員試験に合格しないと働けないけど、その分雇用は安定しています。給料もゆっくりとではあるものの、着実に上昇していくから年々温まる懐にやりがいも感じられるでしょう。
比較的栄養士の人数も多いみたいだから、人数が少ないから辛いという悩みは生まれないと思います。
栄養に関して高度な知識を持つ資格なんだから、体を使うよりも頭を使う仕事をした方が待遇も働き甲斐も大きいと思いますよ!
保育園の栄養士からの転職難易度下げるために
知識を高く買ってくれる職場というのは、裏を返せば高い知識を必要とされる職場と言えます。栄養士として仕事をしてきた人なら一般企業が求めるレベルには達していると思いますし、管理栄養士なら言うまでもなくそうでしょう。
だから心配はないと思いますが、保育園から保育園や給食施設に転職するよりは転職ハードルが上がっちゃうのは事実。
そこでおすすめしたいのが「転職エージェント」。僕も実際に使った無料の転職支援サービスです。
転職エージェントは、今まで数多くの転職者をサポートしてきたプロ。言わば、転職業界のスペシャリストというわけです。
彼らは相談者の給料アップと希望条件の達成を転職成功とし、成功させた数だけ給料がアップするシステムに組み込まれ、働いています。
担当してくれるキャリアコンサルタントは自らの待遇のため、あなたを徹底サポートしてくれるわけです。無償のなんちゃらというよりも、かえって信頼しやすいですよね。求人は希望している職種のものを用意してくれるし、求人先企業との間に立ってあなたを売り込んでくれます。
弱点は、保健所など公務員に転職する人は使えない点ですね。公務員として管理栄養士資格を活かしたいのなら、勉強あるのみ!
僕がこのブログに訪れたすべての皆さんに伝えたいこと…
それは、「仕事や会社を辞めたい気持ちが少しでもある人は、すぐに転職活動を始めるべき」ということです。
転職という選択に対して消極的な印象を持っていた僕がそう思うようになったのは、僕自身、転職したことで人生が好転したからです。
- 転職を決断する勇気が出ない
- この程度の悩みなら我慢したほうがいいんじゃないか
- 転職後の自分をイメージできない
- 辞めることを言い出しにくい
- 自分の年齢や能力で転職成功できるか不安
- 他の業種・職種に転職したいけど、どうすればいいかわからない
これは転職を考えている人なら誰しもが感じることだと思います。
でも、一昔前とは違って今は転職支援サービスがとても充実しているので、気軽に質の高い転職活動ができるようになっています。それに、転職活動を始めること自体には何のリスクもありません。むしろ早めに動き出しておくことは、いざというときの備えとしてメリットしかありません。
だから、悩みや不満の大小に関わらず、自分の人生が今より良くなることに希望を持って、自分なりの形で転職活動を始めてほしいです。
僕がおすすめしている転職支援サービスは無料の転職エージェントです。就業相談から求人紹介、採用対策まで、転職活動全般をサポートしてくれるサービスです。僕も実際に利用して転職を成功させました。
そして、数多くある転職エージェントの中で1番おすすめなのはマイナビエージェント。当ブログで150人を対象に行ったアンケート調査で評価が最も高かった転職エージェントです。
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