新卒1年目に転職するならいつ?ベストな時期やタイミングを徹底考察!

新卒1年目で転職を決意!でも、いつ転職するのがいいんだ?

転職時期、難しい問題ですよね。一般的に転職にベストな時期というのはいくつかのパターンあります。「ベスト」が何個もあるという困ったな状態になっているんです。

というわけで今回は、いくつかのパターンを考察しながら僕なりの意見を紹介したいと思います。

「ボーナスを貰ってからが良い」という説

恐らく、この説を唱える人が一番多いんじゃないでしょうか。

貰えるものは貰っておいた方がお得という、駅前ティッシュ理論です。確かに、ボーナスが出るならボーナスを貰った後の方がお得感はあります。

実際、一般的にボーナスの時期と言われている7月と12月を過ぎてから、退職者が増えるため求人が増えます。求人が増えるということは転職者にとって良いことなんです。選択肢が増えますからね。

その分、良い求人に転職者が集中しやすい時期とも言えます。

人気求人に人が集中して、結果的に競争率が激しくなることが予想されます。

特に長年勤務した人も辞めやすい時期だから、実績のある人と第二新卒がぶつかったら… と考えると新卒1年目の転職にベストな時期とは言えません。

「求人数が増える月が良い」という説

求人が増える時期を考えて、転職するなら2月・9月がいいという説があります。

「新卒 転職 タイミング」などのキーワードで調べるとすぐ出てくるから、もうすでにその説を見たという人も多いはずです。

1月から3月は人員補充のために求人が増え、8月から10月あたりにはボーナス後退職のため求人が多いという理屈なんだけど…。

9月はまだしも2月はどうなのよ? というのが僕の本音なんですよね。

人員補充と言っても、新卒採用間近だから中途採用の求人が言うほど増えるか? と。僕は11月から2月くらいにかけて転職活動をしたけど、1月から2月が求人増えるという印象はそれほどありませんでした。

確かに、予算を使い切らないといけないから人事に採用をせがむということもあると思います。ただ、それは大きい会社だけの話でしょう。余裕があるからこそ、そういう要望が人事に寄せられるわけですから。

8月から10月に増えるというのは、あると思いますけどね。

ただ、その時期を待たないと転職できないわけではありません。

中途採用の求人は、常にいろいろなものが出回っています。時期によって多くなったり少なくなったりはするけど、そこまで神経質にならなくてもいいというのが僕の意見です。

転職エージェントを使って非公開求人を得るという手もありますし、たくさんの求人を得ようと思えば方法はありますからね。

まあ、8月から10月という求人が増えると言われている時期が近いのなら、待てば良いと思います。「数ヶ月先か」と思うんだったら、待たなくても良いでしょう。

「閑散期が良い」という説

閑散期といってもいろいろあります。業界の仕事の忙しさが落ち着く閑散期と、求人活動が落ち着く閑散期。どちらの閑散期だとしても、似たような理由で「この時期がベスト」と語る人がいます。

理由は、教育に時間を割いてもらいやすいから。

閑散期に突入していたとしたら、新人教育に当てる時間がたくさんあります。むしろやることが増えて嬉しいと感じる人もいるでしょう。逆に、忙しい時期だとろくな教育が出来ないため、実績のある人しか中途採用しないところが多いです。

教育時間をたくさん取ってもらいやすいというのは、新卒1年目で転職する人にとっては嬉しいですよね。

閑散期は業界によって異なりますが、求人活動の閑散期は12月と1月と言われています。年末年始は企業が休みモードに入り、求人を活発には出さないからです。

求人が少ない分、転職活動をするのは厳しいかもしれませんが、ライバルも少ないから採用率は上がるかもしれません。

ゆっくり転職活動をしたい人は「失業保険が貰えるようになるまで我慢」

失業保険を貰いながら、ゆっくり転職したいと考えるなら待ったほうが良いでしょう。

失業保険というのは、1年以上勤務しないと受給できないです。

新卒1年未満で辞めてしまったら失業保険は出ません。

ただ、リストラとか倒産とか特別な理由があれば半年でも受給可能です。

あとは、「病気のためやむを得ず」という理由でも半年勤めたらOKです。

空白期間を空けてもいいと考えていて、少しでも余裕があるなら1年経過するまで待ちましょう。それでも、何がどうなるかは予想がつかないので、転職活動は早めに始めておくのがベターだと思います。

「辞めます」と告げるタイミングも大切

新卒1年目で辞めるというだけで、会社の人から反感を買う可能性が高いですし、そのうえ、辞めることを上司に伝えるタイミングを間違えてしまうともう円満な退職なんかできないんです。

円満退職ができないということは、その業界の繋がりをひとつなくすことになります。

業界内の企業間の繋がりが強いようなところとか、狭い業界だと転職活動にも悪影響を与えることがあるんです。

「あの会社の人が言ってた人じゃないか、採用はナシだな」と、事実上の業界追放すらありえます。大げさ? いやいや、割とある話なんですよ。

じゃあ伝えるタイミングはいつがいいのかというと、なるべく円満に辞めたいなら1ヶ月以上前に言っておくのが好ましいです。

法律上は2週間前に退職届を出せば退職可能となっているけど、退職届というのは「辞めてやるからな!? お前らの言い分なぞ知るか!」というようなもの。

引き止めにあったりしてどうしても辞められない場合には効果的だけど、円満に辞めようと思ったら使わないほうがいいです。

退職願となると「退職のための面談・相談」が開かれるのは避けられないし、もろもろの手続きなどもあるから1ヶ月前には提出しておいたほうがいいと思います。退職願を提出する前に一言相談くらいしておくとさらにいいでしょう。

精神的・体力的に限界な人はすぐ辞めよう

辞めるタイミングを気にしている時点で、限界が到来している人は少ないと思うけど、一応アドバイスしておきます。

精神的・体力的にもう限界だ!という人は、新卒1年目とか関係なくすぐにでも辞めたほうがいいです。

ボーナスのために我慢したり、失業保険のために我慢したり、そういう時期を伺っていても辛いだけ。

その間に精神や身体を悪くしたりしたら、元も子もありません。そんなことのために、これからの大切な時期を潰してしまうのはもったいないです。

限界が近いと感じたら、タイミングや時期なんて気にしないで今すぐ辞めましょう。

一つの結論を出すとしたら?

色々語ったけど、結局一つの結論を出すとしたら…

時期にこだわる必要は無い。

結局、どの時期も何かしらの理由を付けて「転職しやすいよー」と言うことができちゃいます。

それなら、転職する時期になんてこだわる必要は無いのでは?

僕自身は12月から1月に転職活動をしていましたが、転職を決意したのが冬前だったからそうしたに過ぎません。結局、転職活動を始める時期なんて「転職を決意して、自分が転職活動できる状況が整った時期」になるんです。

だから、時期にこだわるよりも、転職先にこだわりましょう。

一番大事なのは、1年目も2年目も3年目も変わらず「転職先選び」です。

このブログで度々紹介していますが、転職エージェントなどをフル活用してより良い転職先を探しましょう。

ちなみに、転職エージェントを使えば「仕事を辞めるタイミングはいつにすればいいか」「会社にはどうやって伝えればいいか」を相談することもできます。

新卒1年目で転職に挑戦する人にとっては、かなり大きな力になってくれると思いますよ。

仕事や会社を辞めたい気持ちが少しでもある人へ
ヒサダ

はじめまして。当ブログの管理人ヒサダです。

僕がこのブログに訪れたすべての皆さんに伝えたいこと…

それは、「仕事や会社を辞めたい気持ちが少しでもある人は、すぐに転職活動を始めるべき」ということです。

転職という選択に対して消極的な印象を持っていた僕がそう思うようになったのは、僕自身、転職したことで人生が好転したからです。

  • 転職を決断する勇気が出ない
  • この程度の悩みなら我慢したほうがいいんじゃないか
  • 転職後の自分をイメージできない
  • 辞めることを言い出しにくい
  • 自分の年齢や能力で転職成功できるか不安
  • 他の業種・職種に転職したいけど、どうすればいいかわからない

これは転職を考えている人なら誰しもが感じることだと思います。

でも、一昔前とは違って今は転職支援サービスがとても充実しているので、気軽に質の高い転職活動ができるようになっています。それに、転職活動を始めること自体には何のリスクもありません。むしろ早めに動き出しておくことは、いざというときの備えとしてメリットしかありません。

だから、悩みや不満の大小に関わらず、自分の人生が今より良くなることに希望を持って、自分なりの形で転職活動を始めてほしいです。

僕がおすすめしている転職支援サービスは無料の転職エージェントです。就業相談から求人紹介、採用対策まで、転職活動全般をサポートしてくれるサービスです。僕も実際に利用して転職を成功させました。

そして、数多くある転職エージェントの中で1番おすすめなのはマイナビエージェント。当ブログで150人を対象に行ったアンケート調査で評価が最も高かった転職エージェントです。

アンケート調査の詳細やその他のおすすめ転職エージェントはコチラの記事をご覧ください↓

上記のページでは、転職エージェント利用者の口コミや、転職活動を早めに始めるメリットなども紹介しています。

仕事に対して漠然とした悩みを抱えている人も動き出すきっかけが見つかるかもしれません。ぜひチェックしてみてください!

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