「新卒だけど… うつ病かもしれない…」
少しでも不安を感じている人は、早めに行動を起こしたほうがいいです。
今回は新卒のうつ病の実態を分析しつつ、根本的な解決法である『転職』に向けた考え方や立ち回り方をお話したいと思います。
ぜひ参考にしてみてください!
新卒1年目のうつ、よくある原因は?
新卒でうつ病になる原因は色々ありますが、よくあるのは次のようなものです。
あなたも心当たりありませんか?
- 理想と現実のギャップ
- クソ上司による過度な叱責
- 会社の人間関係による人間不信
- クソな研修
社会人になるのに不安はありますが、期待もありますよね。「どんどん仕事してバリバリ稼ごう」と意気揚々に飛び込んだり、「社会時になったらこんな良いことがあるんだろうなあ」と期待したり…。
期待が大きい人ほど、現実とのギャップに苦しんでうつ病になる人が多いです。
また、クソな上司による人格否定などの過度な叱責が原因になることも多々あります。
あとは、クソ上司含む会社の人間関係に悩まされて人間不信になり、うつ病になる人も多いんですよ。社会に出ると表面上の付き合いが増えたり、裏切り裏切られるような場面に出くわすことが多くなったりします。
優しい人ほど、人間関係が原因でうつになりやすいです。
最後の「クソな研修」に関しては、ブラック企業に多い原因と言えます。
具体的にどんな研修かというと、たとえば「お前たちは未熟だ、だから努力せよ」と否定することでモチベーションを上げようとする研修。他にも、同期と宿泊をする缶詰研修もうつ病の原因になりやすいです。
新卒のうつ病は珍しくない。念のため病院に行ったほうがいい。
社会人1年目の人に多いと言われているのが「新型うつ」です。
新型うつというのは、一般的なうつ病の症状と似ているのに違う部分が多いため、周囲からの理解を得にくい病気です。心理学的に言うと「否定型うつ」に似ています。
自分にとって嫌な状況に直面することによって気分が強く沈み、その状態からなかなか立ち直ることができないが、楽しいことがあると元気になるということ。「単なる感情でしょ?」と思う人がいますが、そうではありません。
たとえば、一度上司による叱責が嫌だと感じれば、叱責されずとも上司の顔を見ただけで気分が深く沈み込むんです。拒絶過敏症とも言います。何かの出来事がトラウマになり、それに関連する物事によりトラウマがフラッシュバックされる状態なんです。
ただ、一般的なうつ病の可能性もあるので、「新型うつ」とか「否定型うつ」とかだとは言い切れません。
いずれにしても、病院で早めの診察を受けることをおすすめします。
病院に行けば、あなたが本当にうつ病かどうかがわかります。「うつ病かもしれない」と不安な状態が、一番精神衛生上よくありません。うつ病と断定される方が楽になるし、うつ病じゃないならそれはそれで安心ですからね。
そして、うつ病と診断された人、(診断はなくても)すでに限界を感じている人は、休むことが大切だと思います。
仕事や会社が原因でうつ病になっているのではないかという疑いがあるときには、一度仕事や会社から長期的に離れることが良い薬になります。
休みを経て症状が落ち着いたら、根本的な原因を取り除くために転職を検討するなど、再発防止に向けて取り組んでいけばいんです。
とにかく今は無理をしないことが大切です。
余裕がある人は早めに転職活動を始めておこう
病院に行けば精神安定剤が処方されたり、抗うつ剤が処方されることがあるかもしれません。うつ病は脳の病気だから、薬物療法はめちゃくちゃ効果的です。
ただ、薬に頼りすぎるのは危険です。精神安定剤などには強い依存性があります。普通に飲む程度には問題ありませんが、精神的に「薬さえ飲めば」という意識を持つと依存してしまう可能性が高いです。
薬で治る可能性が高い病気だけど、本当にやらないといけないのは原因を取り除くことです。
まだ何か行動をする余裕がある人は、早めに転職活動を始めることをオススメします。
新卒で転職は早すぎるのでは…?と思う人もいるかもしれませんが、全然そんなことありません!
むしろ、まだ第二新卒に入るから転職するなら今と言えます。
今なら新卒で社員数を賄いきれなかった会社や、同じく新卒で退職した人がいる会社などに需要がありますから。下手に今の会社に長い期間勤めて第二新卒の肩書を失うよりも、新卒入社して割とすぐのほうが転職しやすいです。
そして、転職活動には「転職エージェント」を賢く使うことをおすすめします。無料の転職支援サービスです。
以下の記事で詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。