有給が使えないなら、辞めよう。
みんな、もう少し自分の人生に強気になって良いと思います。仕事のために生きるという価値観は遠く過去のものとなり、今となっては「余暇」を優先する人が増えた。
それは、自分の人生を優先する人が増えたということだから、正しいことのように思います。有給が使えないから辞めたい? 当たり前。
「休めないなら辞めてやる!」くらい、強気でいこう。
有給、脅すと取れる?
最初から物騒な見出しで申し訳ないんですが、上司を脅すと取得できることもあります。その後の上司との関係は「お察し」という具合に、悪化しますけどね。とりあえず、申請が通る可能性は高いです。
「休みたいときに休めないなら、辞めてやる」
有休が使えない職場は、人手が足りないことが多いです。人が足りていないから、休みを取られると困るわけですからね。恐らく、それなりに残業もある職場なんじゃないでしょうか。
そういう職場だと、「一時的に休まれる」よりも「人手が減る」方が大きな痛手になります。悩んだ挙句、翌日あたりには申請が通っているはずです。
無理やり有休を取得した知人の話
彼は海外に行きたくて、最低四日は休みが欲しかった。飛行機で二泊することになるから、最低限四日間休めないと旅行になりません。可能なら五日間は休みが欲しいところと考え、彼は土日含む五日間休みを取ろうと、三日間の有給取得を願い出ました。
ところが、これを受け取った上司は苦笑。
「君ね、一年目から有給なんて取るもんじゃないよ」と笑われたんです。
彼は思わず「えぇ…」と声を漏らしていました。入社時には「社会人たるもの、休む時はしっかり休め」とか言ってましたからね。声を漏らしてしまうのも無理はありません。
ただ、声を漏らすだけではなかった。彼は「労働規約的に有給休暇取得可能とされている以上は、一年目だろうと休みます。休めないのなら、今すぐ辞めます」と言ったんです。
その後、翌日には申請が通っていました。
しかし、結局ほどなくして彼は辞めましたね。
脅して有休を取得するというのは、辞めるつもりがあるからこそできる荒業かもしれません。職場における立ち位置は当然悪くなるし、一度トラブルを起こした職場で働き続けるのは拷問に等しいでしょうから。
本当に休みたいときに休めない職場は辞めるべき
僕は、本当に休みたいときに休めない職場は辞めたほうがいいと思います。
理由は、積極的に取得する余暇こそが人間を大きくするからです。
有給休暇は、受動的に得られる土日休みとは違って「自分から申請して取得する休暇」。だからこそ、有休を申請するときが「本当に休みたいタイミング」なんです。旅行だったり、ライブだったり、どうしてもやりたいことがある。
「どうしてもやりたいこと」をすることによって、人は多くの物を学びます。
海外旅行をすることで異文化に触れ、新しい価値観を得る。そこから、仕事が有利になる着想を得るかもしれない。
ライブに行くことによって音楽の感動に触れ、心が突き動かされる。その感動が、仕事に対するモチベーションになり得るかもしれない。
人は、遊びから大切なことを学ぶんです。子供たちが遊びの中で「他者を尊重すること」「怪我の痛み」などを知るように、社会人は遊びから学んで仕事に活かすことが出来る。だから、仕事のことを考えるのなら、余計に積極的に休みを取るべきなんですよ。
だから、有休が使えない職場は去りましょう。
人間としての成長が、止まってしまいます。
会社の有給取得率の実体を知る方法
転職するとしても、転職先の会社が有休を使わせてくれるかどうかはわかりませんよね。ただ、それを知る方法は二つあります。
転職エージェントを利用する
口コミサイトを利用する
転職エージェントは、紹介する求人先企業のことを調査してデータ化していることがあります。もしも紹介された求人先企業のデータがある場合、残業や有休の実態などを知ることが可能です。具体的な消化率まではわからないとしても、職場の雰囲気などから「取れていなさそう」くらいのことはわかるでしょう。
転職エージェントの情報になかった場合は、口コミサイトを利用してみてください。
社員が投稿している匿名口コミサイトを見れば、有休消化率が具体的な数値で示されています。投稿された情報を基にした割合だから、確実性は薄いですけどね。
それでも、消化率が低い会社を避けるようにすれば、有休が使えない職場に転職してしまう可能性はグッと減ります。
有休消化率を調べ、少しでも確実に転職を成功に導きましょう!
有休使えない職場を辞めたいというのは、当たり前のこと。有休を取るのは労働者の権利だし、会社に明確な拒否権はありません。
僕がこのブログに訪れたすべての皆さんに伝えたいこと…
それは、「仕事や会社を辞めたい気持ちが少しでもある人は、すぐに転職活動を始めるべき」ということです。
転職という選択に対して消極的な印象を持っていた僕がそう思うようになったのは、僕自身、転職したことで人生が好転したからです。
- 転職を決断する勇気が出ない
- この程度の悩みなら我慢したほうがいいんじゃないか
- 転職後の自分をイメージできない
- 辞めることを言い出しにくい
- 自分の年齢や能力で転職成功できるか不安
- 他の業種・職種に転職したいけど、どうすればいいかわからない
これは転職を考えている人なら誰しもが感じることだと思います。
でも、一昔前とは違って今は転職支援サービスがとても充実しているので、気軽に質の高い転職活動ができるようになっています。それに、転職活動を始めること自体には何のリスクもありません。むしろ早めに動き出しておくことは、いざというときの備えとしてメリットしかありません。
だから、悩みや不満の大小に関わらず、自分の人生が今より良くなることに希望を持って、自分なりの形で転職活動を始めてほしいです。
僕がおすすめしている転職支援サービスは無料の転職エージェントです。就業相談から求人紹介、採用対策まで、転職活動全般をサポートしてくれるサービスです。僕も実際に利用して転職を成功させました。
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