また明日がやってくる…。
月火水木金土と仕事して、日曜休んでまた仕事。週1の休みも仕事の疲れのためか、ほぼ寝たきりになってしまう。
起きたとしても掃除をしないといけなかったり、やることがあって心が休まる暇が無い。
僕は以前、そんな生活を送っていました。
泣き言を言う暇も、誰かに泣きつく暇もありません。
「人前でやすやすと泣いてはいけない」と思ってたんです。彼女もいないし、泣いていい相手はいないなと。
いつも飲みに行く友人の前では、少し見栄を張りたくて、なおさら泣けません。愚痴は言えますけどね。
まぁ、そうやって過ごしていると、泣きたいという気持ちすら沸かなくなってきます。無感覚というやつです。
しかし、ある日、それは突然やってきました。
あろうことか、職場で泣いてしまったんです。
そのエピソードを紹介しながら、同じような状況の人が今すぐにやるべきことをまとめてみたいと思います。
泣くという行為を忘れていた
その頃の僕は泣きたくても泣けなくて、泣くという行為を忘れていました。昔読んで泣いた漫画を休日に読んでみても、涙は流れない。
泣きたい気持ちにはなりますが、肝心の涙は出ません。泣きたいという気持ちも、それを感じた次の瞬間には消えてしまっています。
感情が長続きせず、ただのロボットになってしまったのではないかと不安になることもありました。
でも、その不安すらも消えていくんです。
泣くという行為だけでなく、仕事でてんやわんやの日々を過ごすことで感情を表現するということを忘れ、感情の持続ができないようになりました。
それでも、芽生えた感情は本物です。泣きたい気持ちは溜まりに溜まっていきます。
感情の持続ができないというのは、多分溜まった感情が爆発しないように脳がセーブをかけてたんでしょうね。
これ以上感情が続くと、爆発してしまいかねないから早めに蓋をしてしまおうと。
そうやって、僕は淡々と日々をこなすだけのロボットになりました。
僕が考えていたのはただ一つ
そんなロボット状態の僕にも、たったひとつだけ考えていたことがありました。
「仕事辞めたい…」
泣きたい気持ちも、喜びも何も持続しなくなっているのに、仕事辞めたいという思いだけは日に日に大きくなっていました。
唯一、僕が人間だと自覚できたのは「仕事辞めたい」と強く願う瞬間でした。
思えば、このとき仕事辞めたい度MAXだったんでしょうね。
泣いたのは、なんでもないきっかけ
そんな僕が泣いてしまったのは、本当になんでもないときでした。
同僚に優しくされたとか、上司にこっぴどく怒られたとかではありません。本当に人からすれば「なんだそりゃ」って感じのことです。
僕は毎日昼食をデスクで簡単に済ませていました。お弁当を作ってから会社に行く時間が無いので、コンビニで軽食を買ってたんですよ。
最初はそれも良かったんですが、数日でネタ切れを起こして、食事の楽しみというのがゼロになりました。
そんなある日、昼食を外に食べに行けるほどの時間が空きました。
一人で昼に会社に出て、食べる場所を探します。久しぶりに日中に会社から外に出たので、日光がとてもまぶしく感じました。
こんなに日差し強かったっけなあと思いながら、久しぶりにワクワクした気持ちで店を探したんです。
そして、普段入らない定食屋に入りました。
数あるメニューの中で、大好物の煮物をメインに据えた定食を選んで、食べたんですよ。
「お、そこで泣いたのか?」と思うかもしれませんが、違います。このときは泣きませんでした。
美味しくて笑顔になっていたかもしれませんが、涙はまったく出なかったんですよね。
それどころかめちゃくちゃ元気になってました。
会社に戻って、「さて仕事するぞ」とデスクに向かう。
仕事を始めた瞬間、涙が溢れました。
しかも止まらない!
「うっ、うっ」ってなりながらハンカチで涙を拭き続けてました。それからは同僚に気づかれたり、上司に気づかれたりと大変でしたね。
泣いてしまったことでひどく怒られるというようなことは、流石にありませんでした。
まさか…泣くとはね。
仕事中に泣きたくなる人、泣いてしまった人が今すぐにやるべきこと
誰も職場で泣きたくて泣いている人はいないと思うんです。
僕は職場で泣くのなんて絶対ありえないと思ってましたから。それでも泣いてしまった。
普通、「涙」には前兆がありますよね。
「泣きそう」と感じてから泣くわけですが、職場で泣いてしまったという人の多くは「急に涙が出た」のではないでしょうか。自分自身でも「わけがわからないまま泣いている」感覚というか、泣いていることすら信じられないというか、僕はそんな感じでした。
それ、実はヤバイ状態なんです。
うつ病や自律神経失調症を発症している。もしくは予備軍の可能性があります。
仕事のことを考えると涙が出る。その症状に潜む危険性、転職で解決する方法などを解説
まだ「泣きそうになる」「泣きたい」という段階だったら、まだなっていない可能性もありますよ。ただ、職場で泣いてしまったとか、泣いてしまうとかそういう段階なら、もう既になっているかもしれません。
また、泣きたくても泣けないという状態もうつ病の可能性がありますよ。
前頭前野の機能が低下するため、感情による涙を流せなくなるんです。泣いてしまうか泣けなくなるかは、人によりけりなので一概に判断できないのが難しいところ。
何にせよ、あなたには既に「うつ病」「自律神経失調症」の可能性があります。
何かしらの対策を行わないといけません。
たとえば、泣く以外にもいろいろな症状があるなら、一度休職してみてはどうでしょうか?
よく、うつ病になってから休職する人がいます。うつ病の診断書があれば休職も通りやすいし、うつ病になるまで我慢してしまう人が多いためそうなるんでしょうが…。それだとあまりに遅すぎるし、うつ病が重くなると休職するだけではどうしようもなくなるんですよ。
心のダメージというのは、不可逆的です。回復したと思っていても、実はダメージは古傷として残り、不定期的に蘇ります。その心のダメージに関連する事柄があったときなんかに、傷口が開くんですよね。
だから、早いうちに休職しましょう。
また、病院に行くこともオススメします。
うつ病とか自律神経失調症とか、自分がそうなのかどうかを診断してもらうんです。診断してもらうと、結構楽になりますよ。うつ病だと診断されれば「今までの不調は全部病気のせいだったんだ」と思えるし、うつ病ではないと診断されればほっとしますから。
一度、自分の状態をしっかりと見極めてもらってきてください。
「まだ自分は大丈夫そう」「なんとか頑張れそう」という人は転職活動を始めましょう。
実際に転職をすることが目的だし、転職することが一番の解決方法だと思います。それに、転職活動を始めるだけでも結構効果があるんですよ。
「辛い、辞めたい」と嘆くだけのときが一番辛くて、辞めるために動き始めると少しは気分が晴れやかになります。
僕がそうだったから。
辛いと思っている状況から逃れるために具体的な行動をしている、という自負があなたの心を楽にしてくれる。
あとは、感情を定期的に爆発させることが大切です。帰宅後お酒を飲んで独り言で発散するもヨシ、お酒を飲みながら動画を見て笑うもヨシ、酒を飲みながら映画を見て泣くもヨシ。
とにもかくにも、泣きたい気持ちを押さえつけすぎると危険ということです。
逆に、感情を止められない状態も危険なんですよね。
僕らは心がある人間で、唯一情動から涙を流す動物で、理性がある動物でもあります。
職場で泣いてしまった人、泣きそうになる人、一度「休職か転職」を考えてみてください。その前に、通院することも大事!
取り返しがつかないダメージを負う前に逃げよう。
僕がこのブログに訪れたすべての皆さんに伝えたいこと…
それは、「仕事や会社を辞めたい気持ちが少しでもある人は、すぐに転職活動を始めるべき」ということです。
転職という選択に対して消極的な印象を持っていた僕がそう思うようになったのは、僕自身、転職したことで人生が好転したからです。
- 転職を決断する勇気が出ない
- この程度の悩みなら我慢したほうがいいんじゃないか
- 転職後の自分をイメージできない
- 辞めることを言い出しにくい
- 自分の年齢や能力で転職成功できるか不安
- 他の業種・職種に転職したいけど、どうすればいいかわからない
これは転職を考えている人なら誰しもが感じることだと思います。
でも、一昔前とは違って今は転職支援サービスがとても充実しているので、気軽に質の高い転職活動ができるようになっています。それに、転職活動を始めること自体には何のリスクもありません。むしろ早めに動き出しておくことは、いざというときの備えとしてメリットしかありません。
だから、悩みや不満の大小に関わらず、自分の人生が今より良くなることに希望を持って、自分なりの形で転職活動を始めてほしいです。
僕がおすすめしている転職支援サービスは無料の転職エージェントです。就業相談から求人紹介、採用対策まで、転職活動全般をサポートしてくれるサービスです。僕も実際に利用して転職を成功させました。
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