仕事で評価されない人へ。転職の考え方、選ぶべき職場の特徴や見つけ方を解説

仕事の評価というのは、上司の独断と偏見による部分も大きいです。成果を挙げていても評価されない人はされないし、それなりの成果でも評価される人はされる。

だからといって泣き寝入りするのも悔しいですよね。

このページでは、選択肢の1つである「転職」を掘り下げていきたいと思います。

ぜひ参考にしてみて下さい!

あなたが仕事で評価されないのはなぜか?

仕事で評価されない理由としてありがちなものをいくつかまとめてみました。

上司に嫌われている

上司に嫌われると、それだけで評価が低くなります。

評価する側の人間が、評価される側の人のことを嫌いだとすれば不当に能力が低く見えてしまう。逆に、評価される側のことが好きなら、実際よりも能力が高く見えてしまいます。

嫌いな人が何をどう努力しようとも、目障りに感じるものですから。努力すればするだけ、上司から疎まれるでしょう。

評価する側が二重構造になっている

直属上司が評価を下すのに、指示はその上に位置する別の上司が下すという会社があります。その逆もまた多いですよね。どちらにしても、指示したり自分の仕事に深く関わったりする人と、評価する人が違うということです。

直属上司ももちろん仕事に関わって指示を下すでしょう。そして更に、その上に位置する上司からも指示される。

直属の上司がその上の上席者があなたにしている指示と、それをしっかりこなしたという事実を知っていれば、その仕事も評価対象になります。

ただ、知らなければ評価対象にならない

また、評価する上司より、別の上司の指示を優先させてることによっても、正当な評価が受けられなくなります。

こういう二重構造になっていると、直属上司と別の上司と二人から別々の評価を受けることになる。ただ、実際に給料の評価をするのは一人だけ。だから、実際に行った仕事量とその成果の大きさより、評価が低くなるんです。

評価者が複数いる

評価者が一人で指示を下す人間が複数いる場合に正当な評価をされないことが多いと述べましたが、評価者が複数いる場合もまた然りです。直属の上司とその上の上司二人が評価者になっていたり、直属の上司と人事が評価者となっていたり、ケースは色々ありますよね。

複数人を評価者にすることで、客観的で冷静な評価をしようということなんでしょう。

恣意的な部分を排除しようという取り組みはいいんですが、評価者が複数だと非常にわかりづらい! 一人だけが評価をすると個人の好き嫌いが入り込んでしまうという理屈はありますし、それもまた正しいんですが、二人以上が評価をすると評価は下がりがちになるんですよ。

あなたの仕事ぶりを一番理解している評価者がいるとしましょう。

その人があなたを高く評価しました。しかし、あなたの仕事ぶりを普段あまりよく見ていない別の評価者が低めの評価を出してきた。 その二人の評価を参考にして、また誰かがあなたの給料を査定する…となると…どうなると思いますか?

折衷案として、高く評価している人の評価内容から少し下がってしまうんです。

また、評価を受ける側も誰からの評価を受けるべきかがわかりづらいですよね。誰にアピールすればいいのか、誰に媚を売ればいいのかわからない。立ち回りづらくなってしまって、それでさらに評価が下がることがあります。

なんだか、納得がいきませんよね。

自分の仕事ぶりをよく見ている人の高評価が、他の人によって捻じ曲げられる。あなたに僕の何がわかるんだ、という感じです。だから、複数人からの多面評価を行っている会社では正当な評価が得られないんですよ。

いつだって、過小評価されてしまいます。

冷静に・客観的にというのは、「中間をとって当たり障りなく」ということに他ならないんです。表向きの目的は過小評価と過大評価を避けることでしょうが、このシステムでは過大評価されることはなくとも、過小評価される可能性は大きいんですよね。

あっ…。

多面評価って、会社側が給料削減のために使ってるんじゃ…。

これ以上は、いけませんね。

そもそも会社が正当に評価する気がない

評価体制とかシステム的な問題を語ってきましたが、もっと理不尽で不条理な理由で正当な評価をされないということもあります。

そう、正当に評価する気がさらさらないんです。

評価体制に問題がある会社は、多くの場合悪気はありません。多面評価を会社の都合と言いましたが、それでも仕事が出来ない人が過大評価されるのを防ぐというメリットはあります。中には本当に客観的な評価をしようと、良かれと思って取り入れている会社もあるでしょう。

ただ、そういう「良かれと思って」という気すらない会社もあるんです。

話題の、ブラック企業というやつですね。

そういう会社では、残業代も出ないし、どれだけ成果を出しても頑張っても基本給すら上がりませんし、従業員を使い捨てのコマとして考えておらず、そもそも金を渡す気がないんですよね。

安く使い捨ててやろうという魂胆です。

このように、システムに問題があったり、そもそも給料を渡す気が無かったりと会社に問題があることが多いんですよ。正当な評価を受けて年収をもっと多く貰うためには、転職するしかありません。

今の仕事に向いてない可能性もある

仕事で評価されないから辞めたいと悩んでいる人なら努力はしっかりしているでしょう。努力しているのに成果が出ないというのは、その仕事に向いていない可能性も高いです。

努力は人を裏切らないというけれど、向いていないことに対しては平気で人を裏切ります。

だから、仕事自体を変えてしまうのもアリですよ。そのとき、自分にどんな仕事が向いているのかをじっくりと考えてみてください。焦らず、自分と向き合って、ときには誰かに「どんな仕事が向いていると思うか」を真剣に相談してみるのもいいでしょう。

正当に評価される転職先を見つける際のポイント

仕事で評価されないことに悩んで仕事を辞める場合、次は「評価されやすい職場」を選ぶ必要があります。

評価されやすい職場とはどういうところか? その前提条件となるのが、「雰囲気が自分と合っていること」です。雰囲気が合わない職場の上司に気に入られるのは難しいですし、雰囲気が合うなら努力や成果のアピールもしやすいでしょうからね。

その上で、各自の状態に合った職場を選ぶ必要があります。

たとえば、期待値が上がっている人ならキャリアアップして一度期待値をリセットするのが良いでしょう。キャリアアップすると今までとはまた勝手が違ってくるし、張り合いも生まれてきます。

期待値が上がって評価が上がらなくなったのなら、今の仕事だと「成果・期待値の上限」がきている可能性もありますからね。ゲームでも、下位の職種でレベル上限まで達したら上位職に転職しないと成長しません。

現実も同じことです。

しかし、「自分の状態に合う職場」を探すのは案外難しいんですよ。そもそも、今の自分の状態にはどんな職場が合うのかも分からない人が多いと思います。

そこで、どんな職場が合うのかを知り、その職場の求人を探す手助けをしてくれるサービスを頼るといいですよ。

そのサービスとは…転職エージェント

自分が今仕事で評価されていないという事実と、その理由を伝えてください。そうしたら、担当者はあなたにどのような職場が合うのかを検討してくれるでしょう。そして、転職の方向性を一緒に決めてくれます。

その後は、オススメされる求人を吟味して応募するだけです。

転職しなくても評価を上げる手段はあるかもしれないけど、努力してダメなら転職するしかない。自分に合った道を選び、転職することで評価も仕事人としてのレベルも上げちゃいましょう!

仕事や会社を辞めたい気持ちが少しでもある人へ
ヒサダ

はじめまして。当ブログの管理人ヒサダです。

僕がこのブログに訪れたすべての皆さんに伝えたいこと…

それは、「仕事や会社を辞めたい気持ちが少しでもある人は、すぐに転職活動を始めるべき」ということです。

転職という選択に対して消極的な印象を持っていた僕がそう思うようになったのは、僕自身、転職したことで人生が好転したからです。

  • 転職を決断する勇気が出ない
  • この程度の悩みなら我慢したほうがいいんじゃないか
  • 転職後の自分をイメージできない
  • 辞めることを言い出しにくい
  • 自分の年齢や能力で転職成功できるか不安
  • 他の業種・職種に転職したいけど、どうすればいいかわからない

これは転職を考えている人なら誰しもが感じることだと思います。

でも、一昔前とは違って今は転職支援サービスがとても充実しているので、気軽に質の高い転職活動ができるようになっています。それに、転職活動を始めること自体には何のリスクもありません。むしろ早めに動き出しておくことは、いざというときの備えとしてメリットしかありません。

だから、悩みや不満の大小に関わらず、自分の人生が今より良くなることに希望を持って、自分なりの形で転職活動を始めてほしいです。

僕がおすすめしている転職支援サービスは無料の転職エージェントです。就業相談から求人紹介、採用対策まで、転職活動全般をサポートしてくれるサービスです。僕も実際に利用して転職を成功させました。

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