「入社して2年目だけど、仕事を辞めたい」という人は結構多いです。
2年目に突入すると、1年目には感じなかったものも沢山感じるようになりますからね。
このページでは、2年目に仕事を辞めたくなった人を取り巻く状況を分析しつつ、転職を成功させるための立ち回り方を深掘りしていきたいと思います。
ぜひ参考にしてみてください!
2年目に仕事を辞めたくなる人は多い
仕事を辞めたくなる「原因」は個々人いろいろあるでしょう。給料が低いとか、残業が多すぎるとか他の会社に比べて自分の会社はなんだかおかしいだとか、仕事内容自体が合わないとか。
そんな不満に気づいたからこそ、辞めたいという気持ちが芽生えたんだと思います。どうして2年目になって気付いてしまうのか? その理由はやっぱり「慣れ」です。
慣れこそが、仕事を辞めたくなる一番大きな理由と言えます。
2年目になると仕事も覚え始めて、自分なりにどう動けば効率が良いのかもわかるようになるでしょう。そうなると、改めて職場全体を見渡すだけの余裕が生まれるんです。同時に、自分自身のことを見つめなおす余裕も生じます。
すると、アレコレ考えちゃうんですよね。
「自分はこの仕事に向いてないのでは?」「この会社ダメなのでは?」
そして、「辞めたい」と思い始めるようになります。思うこと自体は誰にでもあるんですが、ネットで検索するほど強い想いとなると誰にでもあるとは言えません。続けられる人は、調べたりする前に自分自身で決着をつけて、「頑張ろうかな」と思える人です。
そう思えないのであれば、辞めてしまっても構わないでしょう。第二新卒として早めの転職を狙ったほうが有意義だと思います。
2年目で仕事を辞める人にありがちな原因
2年目で仕事を辞める人は多く、皆さんある程度は原因が共通しているんです。中でも特にありがちなのが、次の4パターン。
- お先真っ暗、将来が全く見えない
- 今の仕事に向いていないと気付いた
- 他の会社に就職した友人に比べて、待遇が低いと知った
- 職場環境に合わない
上記4パターンを見て、どう思いました? 「自分と同じじゃないか!」と思った人もいれば、「ほえー、そうなんすねえ」と半ば他人事のように思った人もいると思います。前者のような反応を示した人は、迷わず辞めても良いでしょう。
後者のような反応を示した人の中で、「自分は違う、これが原因だ」と思った人も迷わず辞めて良いと思います。
ただ、完全に他人事で、自分自身が辞めたいと思っている原因を自覚していない場合は辞めるのを少し待ちましょう。
なんとなく辞めてしまうと転職に失敗する可能性が高いです。もう一度職場や仕事と、そして自分自身と向き合って、原因と理想を整理してから転職活動を始めましょう。
2年目で仕事を辞めるメリット・デメリット
2年目の転職って実はとても中途半端なんです。仕事は3年続けてこそ一人前になれると言われているんですが、2年目だと企業側としては微妙な評価になります。良い評価と悪い評価が同じくらいあるんですよね。
まず、良い評価…。
- 「前の仕事や職場が短いから、新しい仕事や職場環境に馴染みやすいだろう」
- 「社会人としての基礎は出来ているだろうから、研修は仕事内容だけで十分」
- 「フレッシュで覚えが早くて助かる」
次に、悪い評価…。
- 「忍耐力に乏しい可能性があるな」
- 「中途半端に社会経験があって面倒」
- 「経験に乏しい」
2年目で辞めるなら第二新卒扱いになりますが、そのメリットが企業側から上記の良い評価を得られるということ。デメリットは、上記の悪い評価を受けてしまうということです。
第二新卒は企業側から人気と言えば人気なんですが、会社とタイミングによります。新卒が入ってくる時期に第二新卒を求める会社は少なく、新卒が入って数ヶ月してから第二新卒を求める会社は多くなるんです。
うまくタイミングを掴めた場合、上記のデメリットを帳消しにするくらい第二新卒の需要は大きくなります。「経験に乏しい」という評価に関しては、第二新卒にターゲットを絞っている求人には関係のないことですからね。
メリットを最大限享受するには、第二新卒をターゲットとした求人を効率よく手に入れることが重要というわけです。
逆に、そういった求人を見つける努力をしないと第二新卒の転職は困難になります。
中途採用だと「経験あり」を求められるんですが、同じ職種で転職するとしても2年目では「経験があるうちには入らない」ですからね。
2年目の転職を成功させるには?
重要なポイントは2つです。
「辞める原因を自覚して、次の仕事・職場の希望を見出すこと」
「第二新卒をターゲットにした求人を探すこと」
自分の「仕事を辞めたい」という想いの原因がわかっていれば、そこから次の仕事や職場に対する希望も自然と見つかります。要は辞めたい原因の逆ですからね。今の仕事は残業が多いなら、残業の少ない仕事や職場を探せば良いということです。
ただ、原因を正しく自覚するという作業が一番面倒なんです。
自分自身のことを正しく把握できている人間は、そう多くはありませんから。他人のほうがかえって自分のことを理解してくれることも多いですよね。だから、自分だけで考えると行き詰ってしまいかねません。
転職エージェントを使ってキャリアアドバイザーに相談したり、友人や恋人・家族に相談したりして辞めたい原因を正確に判断しましょう。転職エージェントは「第二新卒をターゲットにした求人を見つける」のにも役立つのでオススメです。
2年目にして今の職場や仕事に疑問を持つことができたのは、ある意味チャンスだと思います。数年後に気づくより断然良いですから。
ポジティブな気持ちで転職活動を始めましょう!
僕がこのブログに訪れたすべての皆さんに伝えたいこと…
それは、「仕事や会社を辞めたい気持ちが少しでもある人は、すぐに転職活動を始めるべき」ということです。
転職という選択に対して消極的な印象を持っていた僕がそう思うようになったのは、僕自身、転職したことで人生が好転したからです。
- 転職を決断する勇気が出ない
- この程度の悩みなら我慢したほうがいいんじゃないか
- 転職後の自分をイメージできない
- 辞めることを言い出しにくい
- 自分の年齢や能力で転職成功できるか不安
- 他の業種・職種に転職したいけど、どうすればいいかわからない
これは転職を考えている人なら誰しもが感じることだと思います。
でも、一昔前とは違って今は転職支援サービスがとても充実しているので、気軽に質の高い転職活動ができるようになっています。それに、転職活動を始めること自体には何のリスクもありません。むしろ早めに動き出しておくことは、いざというときの備えとしてメリットしかありません。
だから、悩みや不満の大小に関わらず、自分の人生が今より良くなることに希望を持って、自分なりの形で転職活動を始めてほしいです。
僕がおすすめしている転職支援サービスは無料の転職エージェントです。就業相談から求人紹介、採用対策まで、転職活動全般をサポートしてくれるサービスです。僕も実際に利用して転職を成功させました。
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