28歳から29歳で今の仕事を辞めるのは、不安が大きいですよね。

そのために、仕事を辞めたいけどイマイチ勇気が出ない人や、何か後押しが欲しいという人は多いと思います。そういう人に、転職を経験して、周囲に転職者が多い僕は言いたいことがあるんです。

転職における20代の恩恵を受けるラストチャンスに、仕事を辞めたいのに転職しないなんて…。

バカです!

転職における「30代」の意味と難しさを知ろう!

30代になるというのは、人生において一つの区切りみたいな感じがしますよね。人生においてだけでなく、転職においても、30代になることの意味はとても大きいです。そんなバカなと思うかもしれないけど、30歳になった途端に転職の難易度がハードになります!

30歳の知人と28歳の知人の転職エピソードから、難易度の差を見ていきましょう。

【30歳の転職エピソード】金も時間もかけて…希望すべては叶わず

30歳になってから転職をしたいと思い始めた知人、横井さん(仮名・男性)の話。

横井さんが30歳にして転職を志した理由は、「年収600万円だけど苦しいだけの仕事か、年収300万円からリスタートだけどやりたい仕事か」という問題が発生したことにありました。

悩んだ末に後者を取った。

金がかからない生活をしていたため、貯金は人並み以上にある!

「転職するぞ!」と意気込むと共に光の速さで仕事を辞めました。

しかし、ハローワークの担当者には「30歳から未経験は厳しいですね」と言われ、面接では「どうして今からなのか」と詰め寄られ…。

その質問に自信をもって答えたものの、お祈りが続きました。

ストレスから面接後は必ず深酒をするようになり、お金も時間もどんどん消えてゆく…。「30超えたらやりたいこともできないのかよ!?」と、天井に向かって叫びました。

転職にかかった期間は、半年間。

消費したお金は生活費なども含めて90万円程度。

「やりたい仕事」に就くことはできませんでした。お祈りの連続に心が折れてしまい、結局は元々していた仕事で違う会社に移っただけだったんです。

【28歳の転職エピソード】意外と難しくなく、拍子抜けだった!

28歳で転職を志したのは、富士さん(仮名)。女性です。

転職理由は横井さんと似ていて、「やりたい仕事が見つかったため」でした。

もともと「とりあえず就職して、やりたいこと見つかったら辞めてやろう」と、自動車メーカーの営業に就職したんです。

「そうか、私はイベントの企画の仕事がしたいんだ!」

横井さん同様「よし、転職しちゃうか!」と光の速さで仕事を辞めた。

イベント企画の求人をかたっぱしから漁り、未経験ということで給料よりも働きやすさと研修制度の充実度を重視して探しました。

3社ほどの面接を受ける。

内定通知、2件。

まだ期間に余裕があったため、もう少し探してみることにした富士さん。結局、その時期ほかにめぼしい求人も無かったため、それ以上内定を得ることはありませんでした。

希望通りの企画職、研修制度が整っている会社に転職成功! 本人曰く「28歳で仕事を辞めるのは不安だったけど、思ったより楽に転職できた」そうです。

転職活動期間は3ヶ月でした。

同じような転職理由と状況だったのに、年が2歳違うだけでこの結果です。30歳になる前に転職するほうが賢明だということが、二人のエピソードから分かるのではないでしょうか。

今のうちに転職をオススメしたい3つのポジティブな理由

今すぐ転職活動を始めておくべき理由は、30歳になると転職が途端に難しくなるというネガティブなものだけではありません。ポジティブな理由も3つあります。それを簡単に紹介しましょう。

これが28歳・29歳で仕事を辞めるべき理由だ!

理由1:経験分野なら年収を上げやすい

自分が経験した分野の仕事に転職するのなら、今のうちに転職することで年収を結構上げられます。経験者採用ということで年収がアップすることと、20代という印象から「これからの成長を期待」して年収がアップすることの二重ブースト!

これが若さの力というか…十の位の数字が違うことの魔力です。

理由2:キャリアチェンジ・キャリアアップしやすい

一生このままの仕事は嫌だ! もっとスキルアップしたい! キャリアチェンジも考えたい…。

そういう願望は転職理由として凄く前向きで、面接者が好むものです。ただ、キャリアチェンジということになると「未経験の仕事」になります。企業からすると、年齢が高くなればなるほど難しいだろうと不安なんです。

先ほど紹介した横井さんのケース、結局諦めたけど…。

キャリアチェンジは、28歳・29歳という今が一番やりやすいと思います。

社会人経験が豊富・20代という印象の良さ・人生の岐路に立つ一歩手前ということから、これからの人生を考え直す時期として最適です。それは企業側も承知していると思いますし、それにより転職がしやすくなるということもあるのではないでしょうか。

キャリアアップも、そうです。

今の業界・仕事における豊富な経験と、20代という印象の良さを高次元で両立できるのは今しかありません。

理由3:結婚などのライフステージに対応しやすい

結婚や出産などのライフステージが、これから待ち構えている可能性がありますよね。「結婚したい」「出産したい」という人にとっては、今転職しておくことのメリットは凄く大きいです。

30歳を超えると本格的に結婚・出産に向けて動き出すことでしょうし、実際に結婚・出産した後は転職のハードルがさらに上がりますから。

動きやすいのは今のうちということです。

今すぐ始めよう! 転職を決断するためのアクション3個

ここまでで転職を決断した人もいれば、まだ決めてに欠ける人もいると思います。最終的に決めるのは自分だから、自分自身の中で決断のための材料を探すしかありません。転職を決断するための材料を得るアクションも、3つあるんですよ。

1.自己分析を行うこと

自分の強みは何か? 自分の興味あることは何か? 自分の性格やこれまでの人生も全部、考えてみましょう。

自分の強みというのは転職活動時のアピールポイントになるだけでなく、転職を決断するときの根拠にもなります。「こういう強みがあるのだから希望する結果が得られるはず」という、客観的な自信です。

また、自分自身を知ることで、自分が本当に転職するべきなのかも見えてきますよ。

2.今後の自分の人生をイメージすること

転職するかどうかというのは、必要性だと思うんですよ。

横井さんは失敗してしまいましたが、「ほかの仕事を目指す必要があった」から転職したんです。自分自身の苦しみから逃れるために、自分自身の人生をよくするために…。

転職を決断するための判断材料である必要性というのは、今後の自分の人生をイメージすることで見えてきます。

今後をイメージして、あなたが「今後もっと面白い仕事がしたい」ということや、「出世したい」「今の仕事を続けるイメージがわかない」ということなどを感じたなら、絶対に転職するべきです。

百パーセント、後悔します。

3.転職エージェントに相談する

一人で決められないなら、最後は相談が大事。

自分が今感じていることや考えていることを、転職エージェントのキャリアアドバイザーにぶちまけてみてください。結果、転職すべきか否かを教えてくれるし、現実的にあなたの希望をどれだけ叶えられるかの目安も教えてくれます。

決断したらそのまま転職活動を始めることができるので、オススメです。

まとめ:今のうちに転職活動を始めておかないと、苦労するぞ!

横井さんと富士さんのエピソードを紹介したり、僕が思う今転職しておくべき理由を説明したりしましたが…。

28歳~29歳と30歳なんて、1~2歳しか変わらないじゃないか! と思う人も多いのではないでしょうか。

1歳差なんて微々たるもの…本当にそうかな?

30歳になった途端、能力が衰えるというのは確実にあることなんです。記憶能力・学習能力・身体能力は確かに衰え始めます。30代の印象が20代より悪いのは、そのためなんですよ。

これまでの人生でも、20歳を超えた途端に…25歳を超えた途端に…ということがあったはずです。

悠長なことは言っていられません。

28歳・29歳で仕事を辞めたいのなら、すぐに転職活動を始めるべきです。