「トラックドライバーは…向いている人にはこれ以上ない仕事」

高卒で運送会社に就職して以来7年間ずっとトラックドライバーをしている僕の知り合い、大東くん(仮名)の言葉です。

仮名の由来は俳優の大東駿介に似ているから。その大東くんに、トラックドライバーの仕事の実際や給料体系・仕事は楽かきついかなどなど、たくさんのことを聞いてきました。

トラックドライバーへの転職に興味がある未経験の人へのプレゼント! トラックドライバーに転職するときに知るべきポイントの全てを、実録でお届けします。

実録・トラックドライバー24時! トラック運転手の仕事内容と給料、苦労とは?

実録・トラックドライバー24時と称しまして、トラック運転手をしている大東くんに仕事内容・給料などの実態をインタビューしてまいりました。その内容をもとに、未経験の人が知るべき情報に重点を置いてトラック運転手の仕事について語りたいと思います。

File 1:トラックドライバーの仕事内容と1日の流れに迫る!

これは…大東くんの1日の仕事の流れを追いながら、仕事内容を解説する実録ドキュメンタリーです。

午前4時:起床。

簡単な朝食を済ませ、熱いシャワーで眠気を洗い流します。彼の朝食はいつもインスタントラーメンうまかっちゃん。これを食べると今日も1日頑張るかという気持ちになるそうです。「うーし、行くか」と気合を入れて、家を出る。

午前6時00分:出勤および点呼。

会社に到着し、アルコールチェックを受けます。仕事前は飲まないこと、飲んだら大量の水を飲んでよく眠ること…それが大東くんが語るトラックドライバーの仕事術です。アルコールチェックの後、運行管理者を伴い点呼を行います。

「はい!」誰よりも元気よく挨拶をし、この日の仕事が始まるのです。

午前6時30分:出庫。

午前7時:積み込み。

ドライバーが持っている納品書と荷物を照らし合わせ、積み荷を間違えないようにしながら積も込み作業を行います。この作業は結構な重労働ですが、慣れれば非常に楽だそうです。彼は「筋肉が徐々に積み込みの動きに対応していく」と語ります。

午前7時30分:出発。

積み込みを終えると、担当するエリアへの輸送・配達に出発。そこからは到着次第荷下ろしを行い、配送係に終了連絡を入れて帰社および次の輸送指示待ちをするんです。ただ、これは運送業の場合になります。

クロネコヤマトなどの一般家庭などへの配達を行う仕事の場合は、全ての配達が終わるまで帰社できません。

これ以降に関しては日によって大きく時間が変わります。僕が密着したある1日においては、輸送先が遠かったため帰社は11時30分になりました。そこから昼食をとり、次の輸送が決まり次第また「積み込み」「配送」「荷下ろし」「報告と帰社」を繰り返します。

この日、仕事を終えたのは19時でした。

大東くんが言うには「拘束時間が8時間になることはほとんどなく、大抵は10時間を超える」そうです。

File 2:トラック運転手の給料の実態に迫る!

どれほどの距離を運ぶのか、荷物の種類は何かなどによって給料は大きく変わります。そのため一概には言えないのが実際なんですが、大東くんに「敢えて概して言うなら?」と聞いてみました。

結果、平均年収400~450万円程度という回答を得た!

ボーナスが少ないため、月収にすると30~33万円程度となります。勤続年数・勤める会社などにより、年収600~700万円以上も可能ということです。

高卒から7年間トラックドライバーを続けている大東くんの年収は、500万円となっています。高卒から働いているという実績も手伝い、ほとんどの同年代よりも高い年収を得ているわけです。

「仕事のハードル自体は未経験でも全く問題ないくらい低いのに、確実にサラリーマンの平均より高くなるのがトラックドライバーの魅力」

給料を重視したいなら、転職先の選択肢としてはかなり良いのではないでしょうか。

File 3:トラックドライバーはきつい? 楽? 大東くんが語るその実際とは

トラックドライバーはきついという人もいれば、楽だという人もいます。「そこのところ実際どっちなんだよ大東くん」と聞いてみたんですが、彼曰く「向き不向きで決まる」とのことです。

トラックドライバーに向いてる人の特徴

  • 注意力と集中力に自信がある
  • 単純作業が苦にならない
  • ひとりでの作業が好き/苦にならない
  • 考え方がハッキリとしている/ハッキリとした自我を持っている
  • おおらか

長時間運転のための注意力と集中力は必須項目ですね。それと、トラックドライバーの仕事は慣れてしまえば完全に単純作業となります。基本的には「運転して荷物を運び、荷物をおろす」というルーティンです。

単純作業が好きである必要はありませんが、最低でも苦にならないという性格は必要だと思います。

同時に、ひとりで行う作業が好きな人や苦にならない人なら心強いです。

考え方がハッキリとしている人、ハッキリとした考えや自我を持っている人は、取引先との付き合いがうまくいきます。それに、この業界は全体的にハッキリと物を言う人が多いため、そういう人と仕事をするには同じようにハッキリと考えて発言できる人でないといけないわけです。

また、おおらかな人もトラックドライバーに向いています。

運転でイライラする人よりも、「まあいいか」「そういうこともあるわな」と考えられる方が楽ですよね。取引先としても人間的におおらかで付き合いやすそうな人のほうが応援したくなるため、営業活動などがうまくいきます。

それに…トラック運転手はストレスで辞める人が多いですからねえ。おおらかに考えられる人はトラック運転手にありがちなストレスの数々に強いと考えられるため、向いているわけです。

これは知っておけ! 未経験者がトラックドライバーに転職するためのポイント

未経験からトラックドライバーに転職するとき、まだまだ知っておいた方が良いことはたくさんあります。未経験者がトラック運転手への転職を成功させるための全知識を、それぞれ簡単に紹介しましょう。

ポイント1.初心者が大型トラックドライバーになるには

問:未経験の初心者から大型トラックドライバーになれるんですか?

答:なれます。

大型の免許を取得する必要はありますが、取得さえしていれば初心者でも問題ありません。大型は死角が多いとか車幅を計算に入れないと事故るとか、注意しておくべきことはたくさんあります。

ただ、それらは資格取得の際に学ぶことです。

とりあえず「大型ドライバーになるには、資格を取ること!」これに尽きますね。

ポイント2.教育環境があまりよくない会社が多いので注意!

トラックドライバーの新人教育は、「トラックの運転研修」を座学やビデオなどで行った後「先輩のトラックに同乗」することで行われます。ただ、先輩が逐一何かを教えてくれるというよりも、自分自身が先輩の仕事ぶりを見て学ばなければならないという風潮があるんです。

社員教育は、お世辞にも充実しているとは言えません。

そこは転職前に覚悟しておく必要があるでしょう。自分でしっかりと学び取る姿勢を持ち、早く仕事に慣れるように頑張ってください。

ポイント3.中型免許は面接前に取得すべし!

人手不足のタクシー業界は、面接時には免許不要とする会社が多いです。

しかし、トラックに関しては「面接時に中型免許・大型免許のどちらか」を取得していなければ、門前払いを食らいます。トラックの運転は普通の車両とは大きく異なりますからね。4tトラックにしても大型トラックにしてもそれは変わりません。

免許の取得が、転職資格であると心得ておきましょう。

良い求人を見つけることが、トラックドライバーへの転職成功の鍵!

自分の生活を大きく変えなくても済むような勤務形態の会社や、比較的教育環境が整っている会社などを見つけることができると、未経験者のトラックドライバーへの転職成功率は上がると思います。

そのために、転職エージェントを使うのが僕的オススメ!

トラックドライバーの求人は巷に溢れていますが、だからこそ良いものと悪いものとを見分けるのが難しいです。

なるべく質の高い求人だけを集めて比較できれば良いということなんですが、転職エージェントを使えば一般非公開となっている質の高い求人をたくさん得られます。

自分なりの考えを持ってそれを比較検討していれば、転職に失敗することはない!

トラックドライバーが自分にとっての天職かどうかを見極め、転職先を見極めて、自分の人生を良いルートに導きましょう。