子どもはね、悪いことをしたら大人に怒られるんだよ。え、じゃあ大人は誰に怒られるか? 大人はね、悪いことをしていなくても、もっとえらい大人に怒られるんだよ。新卒入社1年目、毎日のように上司や先輩に怒られてもううんざり!

辞めたい…けど、自分が悪いのかもしれない。不出来な自分が…。

新卒のうちは怒られるのが当たり前と上司は語るし、偉い人ほど「昔俺も怒られたもんだ」と語る。だけど、辞めたいという気持ちは、我慢しなくてもいいんです。社会人の悲哀、そしてそこから逃げる方法を紹介しましょう。

前の職場で、僕も良く怒られた

僕がブラック企業に勤め始めて間もない頃、僕も良く怒られたもんです。上司には良い上司と嫌な上司とがおり、その嫌な方に毎日のように怒られていましたよ。仕事を教えてもらうときには怒号と一緒に知識が増えるみたいな感じだった。

「どうして二度も同じことを教えにゃならんのだ!」
「最近の新卒はそんなことも知らんのか! 大学で何を勉強していたんだ、ったく…」

などなど、よくもまあそんなに言葉が思い浮かぶなあと感心するくらいに多彩な怒られ方をしていましたよ。彼らの脳みそは、罵倒の言葉を生み出す方向性に異常なほどに発達したんだろうなあとバカなことを今なら考えます。

そのときは、辛いとしか思えなくて、どうして怒られるんだろうと悲観的になっていました。

僕は無能かもしれない。この仕事に向いていないのかもしれない。僕が同僚に比べてダメだから、上司はこうも怒らざるを得ないのだ。言わば、上司は僕という無能な部下を教育せねばならなくなった被害者なのかもしれない。

などなど…。

同じような経験をして、同じように悲観的になった経験のある人に言います。

毎日のように怒られるのは、あなただけが悪いわけではないんです。

「新入社員は怒られるのが仕事」だと? うるせえ!

確かに、新人のうちだから「怒られることがあるのは当然」だと思います。だけど、何もそんなに毎日毎日怒らなくてもいいじゃない。怒鳴る必要もないわけで、ただダメな部分を指摘して叱りつければいいわけですよ。あくまでも理性的に。

だけど、「辛い」「キツイ」「怖い」と感じるまでに感情的に怒るというのはおかしな話なわけです。

そう言うと、お偉い老人たちは「何を言うか、新入社員は怒られるのが仕事だぞ」と反論してきます。もしそうだとしたら、僕たち新卒は怒られるために入社したのか? 違うだろう? 何が怒られるのが仕事、だよ。だったら「怒られ手当」とか用意しろ!

僕なら、そう思います。

結局、毎日のように怒られる原因というのは上司にあると言えるんです。

もちろん、毎日毎日ミスをしてしまうのならあなたの責任も大きいでしょう。だけど、間違いがあって当たり前な新卒にあたりを強くしてしまうのは、上司が「冷静に叱る」ことが出来ない人間だから。

要は、人の上に立つには少し感情的過ぎる、怒りっぽいという話なわけ。

「怒られる」と思ったら、無駄なところで無駄なミスをしてしまうようになります。何をしても怒られるのではないかと怖くなると動けなくなり、動けないでいるとまた怒られるわけです。

だから、自分のせいで怒られるというメンタルはやめましょう。

相手がそういう人間なのだと割り切り、相手のせいにするくらいのメンタルを持った方が、入社1年目の新人としては仕事がしやすいですよ。

怒られるのは、なぜか? 自分の非を客観的に認めよう

怒る人に責任があるという話をしましたが、それでも怒られるからには自分にも少しは非があるわけです。「自分はダメなやつだ」と思い詰める必要はなく、「上司が怒りっぽいだけだ」と思うことが大事だけど、自分の非を客観的に認めることは必要。

じゃあ、毎日のように怒られる自分の非とは何か。そしてその原因とはなんなのか。理由は大抵の場合、二パターンに分けられます。

まず、『基本が出来ていない』というパターン。

社会人の基本、報連相(ホウレンソウ)と挨拶がイマイチ出来ていない人は、よく怒られがちになります。細かな報告・連絡・相談、特に新人のうちは「相談」が重要です。自分の判断で適切な行動が出来る段階にはないため、何かをするときには先輩や上司に相談するのが定石と言えます。

また、挨拶は本当に大事! 元気よく挨拶していれば、上司から目の敵にされることはありません。上司も自分が悪く思っていない人には、優しい叱り方になります。逆に、「なんだかなあ」と思っている相手にはキツイ怒り方になってしまうんです。

人間だもの。

だから、挨拶を元気良くして上司に気に入られるようにすることで、毎日怒られるのを防ぐことが出来ます。

次に、『その仕事に向いていない』パターンもありますよ。

毎日のように怒られるほど大量のミスをしてしまう人、入社1年目にしても基礎的なところで躓いてしまう人は、今の仕事が根本的に自分に合っていない可能性が大きいです。

だから、第二新卒で転職出来る今のうちに、向いている仕事を探した方が賢明です。

ミスを減らす方法

向いている仕事に転職する以外に、ミスを減らす方法があります。今の仕事が特別向いていないというわけではないと判断したが、最近ミスが目立つという人は、転職を検討する前に一度実践してみてください。

その方法が、「やることリスト」と「やらないことリスト」を作ること!

ToDoリストを作る人は多いけど、「やらないことリスト」を作る人は意外と少ないんですよね。だけど、やらないことリストを作ると作業効率化と作業のシングルタスク化が捗って、ミスが減るんです。

まず、『やることリスト』には、今日やらないといけない仕事を書いてください。

次に、『やらないことリスト』には、今日やる必要が無い仕事を書いてください。

作業の優先順位が見えるようになり、効率的に優先度の高い仕事だけを終わらせることが可能になります。残業を減らすことにも繋がるし、何よりもやるべきことがわかりやすくなって基礎的なミスを減らせるんです。

一度、試してみることをオススメします。

結局、最終手段は転職になる

毎日怒られる現状を変える方法はたくさんあるけど、全部通用しなかったら、最終手段は転職になります。その際は「自分が向いている仕事」を探すか、「仕事を変えずに職場を変えるか」のどちらかになるでしょう。

どちらにしても、良い仕事・良い職場を見分けるために、転職エージェントを使うことを勧めます。

非公開求人にはホワイト企業が多いし、「上司の特徴」「職場の雰囲気」を質問して毎日怒られるような殺伐とした職場を避けられる。キャリアコンサルタントが、あなたに合う仕事を一緒に探してくれる。

新卒入社1年目、毎日怒られるのが嫌で仕事を辞めたいと考えているのなら、転職エージェントを使いましょう!

転職後、紹介した方法を使い、怒られないよう努力すればPERFECT。