アラフォーとは、35歳から44歳までの年齢のことを言う(諸説あり)。

これくらいの年代になると、「急にやりたいことができた」とか「今の会社がとてつもなく嫌になった」とか語る人が結構出てきます。

僕の周りのアラフォー女性の中にも、「私はもっと違うことがしたい」と言って会社を飛び出したカッコイイ人がいたんですよ。

今回は、今の仕事(会社)を辞めたいアラフォー女性に、転職に向けた考え方や立ち回り方を、転職経験者の目線で伝えたいと思います。

まずは、ストッパーを外すことが大切

「辞めたい」と言いながら、なかなか辞めない人はどの年代にもいます。「すぐ辞める」と言われている20代にもそういう人がいるんですよ。ただ、彼ら彼女らは辞めないわけではなくて、辞められないんですよね。

仕事や会社を辞めたい! というのは本能に近いです。

大きなストレスを感じていて、今の状態だと危険だから逃げるという生存本能。今の仕事とは違うことをしてみたくなるという、人間の好奇心という本能。誰もが「辛い仕事」「興味が失せた仕事」を続けたくはないんです。

フロイト曰く、人というのは、痛みを避けて快楽を求めますから。

男性も女性も関係ない。

仕事や会社を辞められないというのは、本能を理性が抑えている状態です。人間は動物だけど本能に抗う理性というものを持っています。辞めることのデメリットを、知っているんです。

実際に体験して知っているわけではなくても、世間一般では「辞めたら〇〇だぞ」と悪いことがたくさん語られていますから。

仕事を辞めたい! 会社を辞めたい! でも…。

それは、本能と理性の戦い。

アラフォーになると、それが一層強くなります。「年齢」を理由にストップをかけるし、「長く働いた会社」を離れることに恐れを感じるためです。それが理性による抑制を加速させて、本能のエンジンがかからなくなっている原因と言えます。

特に結婚している人は家族のことを考えると辞めにくいですよね。

子どもがいる場合は理性だけでなく、本能すらもブレーキをかける役割をします。母親には、動物として「子どもを守る本能」があるからです。

ただ、こういうストッパーとなっていることというのは、案外「そうでもない」ということが多いんですよ。

これから、仕事や会社を辞めたいアラフォー女性にかかりがちな、ストッパーを外してみましょう。

結婚している人は家族に相談してみよう

結婚している人は、家族に相談してください。

旦那さんだけじゃなくて、お子さんにも相談してみましょう。

家族に相談することで心がある程度スッキリするし、家族があなたの状況を理解することで力になってくれるはずです。仕事をやめなくて済む悩みならアドバイスをしてくれるだろうし、仕事を辞めないといけないならその後押しをしてくれると思います。

お子さんにとっては完全に理解できなかったとしても、「いいよ」という一言があなたのストッパーを外してくれることがあるんです。

これは冒頭で語った僕の知人の体験談…。

その人には小学4年生のお子さんがいました。旦那さんとは共働きですが、お子さんはこれからどんどんお金がかかる時期です。そんなときに辞めたいと思って良いのかと悩み、相談しました。

旦那さんは「俺も仕事を頑張るから」と励まし、お子さんは「楽しそうに働くお母さんのほうが好き」と言った。

それで吹っ切れて、「私はもっと違うことがしたい」と会社を飛び出したというわけです。事情を知らない会社の人は「破天荒な女性だなあ」と言ってましたが、違うんですよね。

ブレーキをかけている原因が、杞憂だとわかったから、転職に踏み出せたんです。

そう、家族関係のストッパーは、たいていが杞憂だと僕は思います。

独身の人は自分の幸せを最優先に

独身の人にとって、自分の人生は誰のものですか?

自分だけのものだと、僕は思います。

自分の人生は自分だけのものだから、成功したら自分のおかげで、失敗したら自分のせいなんです。他の仕事がしてみたいと挑戦して成功するのも失敗するのも、自分にしか責任が発生しません。

そう考えると楽じゃないでしょうか。

自分の人生は自分だけのものなんだから、責任を持って「自分を幸せにしてあげて」ください。

今の仕事を続けることや、今の会社に居続けることが、自分の幸せではないと感じたら、それだけで辞める理由になります。

転職を楽観視できないなら、対策を練ろう

転職に踏み出せないストッパーとなっている大きなこと、それは「転職を楽観視できないこと」ではないでしょうか。

「アラフォーの女性が仕事を辞めたいと言ったところで、転職なんてできるの?」と。

一概には、難しいと言い切れません。たとえば「仕事を変えず会社だけ変える」場合は、今の仕事の経験が豊富なので転職には有利になりますからね。ただ、「業界も仕事も全部変える」というのなら確かに、これまでより難しいです。

しかし、不可能ではありません。

対策を練りましょう。

まずは、自分が今どうして仕事や会社を辞めたいと思っているのかを考えてください。それを把握したら、どうしたら解消できるのかを考えます。会社を辞めるだけでいいのか、同じ業界の違う職種に転職したらいいのか、違う業界に行かないといけないのか…。

最初はそういう大枠だけでもOKです。

それだけで転職活動の方針は、半分決まりますから。

「他にやりたい仕事がある」という明確な目的があるなら、その仕事について徹底的に調べてみてください。その仕事に就くメリットもデメリットも両方調べて自問自答するんです。

「自分にできるの?」
「悪い部分を知った上でもやりたいと思う?」

その答えの両方がYESだったら、思い切って転職してみてください。

今がやりたいことに挑戦する、ラストチャンスかもしれませんから。

転職活動の方針が半分決まったら、転職エージェントを使いましょう。

転職エージェントに登録して、「私にはこういう悩みがある」と打ち明けたうえで「どういう会社・業界・仕事に転職すればいいか」を質問します。担当者のキャリアコンサルタンとが、あなたの状況を客観的に分析して、オススメの転職先とその求人条件を教えてくれるはずです。

そして、実際の求人も紹介してくれるようになります。

これで転職活動の方針が全部決まりました。あとは紹介される求人を見て、「これだ」と思たものに応募し、選考対策を受けましょう。

やりたいことがあるという人は、転職活動の方針が完全に固まっているので、転職エージェントにそれを伝えるだけでOKです。未経験のアラフォー女性でも採用されるように、戦略を立ててくれます。

こうして対策を立てることで、アラフォー女性でも仕事を辞められる!

自分自身が幸せになる道を照らしましょう。

女性は、年を重ねれば重ねるほどに磨きがかかるのだから。