リモートワークしたい人必見!仕事の種類や転職活動のポイントを解説

多様化する働き方の象徴のように、フリーランスやノマドという言葉が語られています。それに近い働き方を会社に雇われていながら実現できるのが、リモートワークですよね。

在宅勤務・モバイルワーク・施設利用型勤務… リモートワークの仕事に転職するために必要な知識と注意点をまとめてみました。

リモートワークには種類がある! それぞれの特徴とメリットをまとめてみた

知っている人も多いと思いますが、リモートワークには種類があります。それぞれの特徴とメリットをザックリとまとめてみました。転職するための前提知識として、ご活用ください。

1.在宅勤務

会社のオフィスに出勤せず、自宅で働く勤務形態。

  • 生活の質が爆発的に向上する
  • 家事育児との両立がしやすい
  • コミュ障には最適

在宅勤務のメリットは、以上の通りです。

1日の業務を全部自宅で行うことにより、通勤の負担がなくなるだけでなく、割と好きなときに休憩を挟むことができるようになります。

2.モバイルワーク

電源カフェなどで仕事を行うイメージが、モバイルワークです。

「作業自体はどこでもできるけど、客先に出ることもある」ような仕事で選ばれやすい勤務形態ですね。客先に足を運んだあとにオフィスに戻って少し作業して、また客先に…というのはかなり非効率的なので、これにより生産性向上を期待されています。

メリットは、「時間の有効活用」の一点に尽きるでしょう。

3.施設利用型勤務(サテライトオフィス勤務)

会社のオフィス以外の施設を利用した、働き方です。

通勤時間が減るだけでなく、生産性もワークライフバランスも向上し、他業種・同業種の幅広い人と交流する経験が生まれるというメリットがあります。そのため、施設利用型勤務はシェアタイプのレンタルオフィスを用意するケースも多いです。

リモートワークできる転職先の選択肢

  • 個人作業の割合が大きい(個人の裁量が大きい)
  • 成果型の仕事

以上のような特徴を持つ職種に対し、リモートワークを採用する会社が多いです。

例として次のような仕事が挙げられます。

  • エンジニア
  • プログラマー
  • デザイナー
  • ライター
  • 営業
  • 事務
  • コンサルタント

下に行けば行くほど、求人数は少なくなるので注意してくださいね。

エンジニアとプログラマーは、リモートワークする仕事の典型例。案件を仕上げるための全体の流れはチーム作業となっているものの、各人の役割が決まっているため個人作業の割合が非常に大きく、在宅勤務・施設利用型勤務の求人が多いです。

デザイナーやライターにも同じようなことが言えます。

ライターは外部委託という形でなく正社員だとしても、在宅可がとても多いです。特に多く見かけるのが「都内近郊のオフィスにたまに来れる方」という募集。

営業は書類作業を帰社せずに外でやってもいいというモバイルワークの求人が、徐々に増えてきています。

1日に回れる客先数が増え、契約数も増えると期待されているんです。

事務やコンサルタントはかなり少数派であるものの、在宅勤務・モバイルワーク・サテライトオフィスなどさまざまな働き方が広がっています。

他にも、先ほど挙げた特徴に当てはまる職種には、リモートワーク求人があるかもしれません。

意外と転職先の幅は広いので、探してみてはいかがでしょうか。

リモートワークを軸にした転職で「損」をしたくないあなたへ

リモートワークがしたい! という考えを軸に転職をするときには、2つの注意点があります。これから紹介する注意点を知らなければ、リモートワーク特有の落とし穴にハマリ、自分が望む働き方が得られない可能性がある! 知らないと損、知れば得です。

注意点1.リモートワークの落とし穴にハマるな!

「在宅勤務」と聞いてイメージするのは、常に自宅で働くという働き方ですよね。

ただ、在宅勤務可能としている求人の中には「フルリモート」ではないケースもあります。

たとえば「災害時のみ在宅勤務可能」とか「交通機関遅延のときは在宅勤務可能」とか、条件付きの会社も多いんです。求人だけを見ると「在宅可」としか書いておらず、働いてみると出勤を要請されて気付くということが多い。

また、「1週間のうち何日かは会社のオフィスに出勤し、そのほかはリモート」というケースも多いです。

施設利用型勤務の中には会社が用意したサテライトオフィスを利用することもありますし、「やりたければこの予算内で自分で借りてこい、金だけ出す」ということも少なからずあります。

問題なのは、「在宅でもサテライトでもいいよ」という会社。

そういう会社でサテライトを選ぶと支援が得られずオフィスのコストが労働者側にかかることもあるんです。

生産性は上がったけど、手取りが下がった! ということになりかねない。

リモートワークをどのように行うのかをしっかり確認しないと、危険です。

注意点2.意志が弱い人、読解力の低い人は向いていない

会社の人に監視されている状況から解き放たれた途端、生産性が下がる人がいます。

特に在宅勤務だと家にいるために、休憩を挟みすぎる人がいます。「疲れたアニメ見よう」→1時間働く→「疲れたアニメ見よう」を繰り返す人も少なくはありません。それで仕事が終わればいいけど、大抵はかえって仕事が遅くなる。

ずるずるずるずる、朝も夜もなく働きかねない。

また、読解力も大事です。

リモートワークは「連絡事項」のほとんどを、チャットで行います。

「職場のグループチャット」「個人チャット」「チームのグループチャット」など複数のチャットが同時に動き、文章のやり取りをするわけです。

読解力が無い人は相手の意図を誤解し、文章能力がない人はうまく相手に意図を伝達できず…。

仕事がうまくいかなくなります。

逆に意志が強く、読解力と文章能力が高い人はリモートワークに向いている人です。

転職エージェントの利用は必須

リモートワークが楽というイメージは間違ってはいないかもしれない。

ただ、リモートワークを甘く見ていると遠距離恋愛に不慣れなカップルよろしく、かえって消耗してしまう可能性があります。

そもそも自分が望むリモートワークが実現できるかどうかも問題ですし、リモートワーク可の求人をどこから見つけてくるかも問題です。リモートワークを軸にした転職には注意点も、難しい点も多いんだ。

だから、転職エージェントの利用は必須!

転職エージェントに「フルリモートの在宅勤務」と伝えればその通りの求人が得られるし、自分が望む職種にリモート勤務の求人があるのかも簡単に知ることができます。

「注意点1」にあるようなリモート勤務の落とし穴にはまることがなくなる!

自分がリモートワークに向いていると思うのなら、転職エージェントに相談して自由な働き方を手に入れよう!

転職を成功させたい人はこちらの記事をチェック!

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