パナソニックを退職した人の口コミを、openworkキャリコネカイシャの評判という企業口コミサイトから集めてみました。それをある程度カテゴライズしたところ、4パターンに分かれたんです。

その4パターンを紹介しながら、「パナソニックを辞めたい人」に「これからどうするべきか」をアドバイスしたいと思います。

社内政治に辟易している

根回しや社内政治に時間を取られるというのは、大企業あるあるですね。さまざまな部署があり、その分だけ役職者も多く、仕事をスムーズに進めるために根回しが必要な部分は否めません。昇進のための根回しも然りです。

ただ、それに時間を取られると本来の業務に集中しにくくなりますよね。

集中しにくくなることにより、仕事から多くを学ぶ余裕が無くなっていきます。それだけではなく、普通ならしないような失敗をすることも出てくるでしょう。

そうなると、自分自身の成長がストップしてしまう可能性が高いです。

また、業務が細分化されていて同じカテゴリーの仕事にばかり携わることにより、「パナソニックにしか通用しない人材」になっていくことも考えられます。一生パナソニックで働き続ける人には、むしろそれがいいんですが…。

自分のキャリアプランを考えて、パナソニックを離れる必要がいつか出てくると判断した場合は、これ以上社内政治に頭を悩ませるのは無駄ですよね。

今すぐ辞めるとまではいかなくても、自身の思い描くキャリアを実現するために、転職エージェントに相談するくらいはしてみても良いと思います。そこからゆるやかに転職活動を始め、自分のキャリアに突き進むための「根回し」を密かに勧めましょう。

福利厚生の使いにくさ

福利厚生を使うための手続きが煩雑でなかなか使う気にならないとか、手続きにストレスがかかってしまうとか、「福利厚生としてどうなのよ?」と考えさせられますよねえ。社員が気持ちよく働けるための制度だろうに…。

また、利用する福利厚生サービス会社が頻繁に変わるんですよね。ベネフィットになったり、リロクラブになったり、また違う会社になったり…。

利用会社が変わるということは、当然「福利厚生の内容も変わる」ということです。気に入っていた福利厚生が利用できなくなるというのは、かなり大きなストレスになるでしょう。

そして何よりも、頻繁に変わると本当に使いづらい!

ただ、「福利厚生だけで辞めるのもなあ」と悩んでいる人が多いと思います。

福利厚生以外に大きな不満が無いとしたら、確かに少し勿体ないのかもしれません。だけど、福利厚生の充実度で会社を選ぶ人が世の中には大勢います。退職理由の正当性という面で考えると、問題はないでしょう。

とりあえず、転職エージェントを使って福利厚生が充実している会社の求人を集め、良い転職先が見つかったらその時は転職するというスタンスが良いのではないでしょうか?

社内教育がうまくいっていない

研修が多すぎるとか、他部署のトラブルのために自分に無関係なトラブル対策eラーニングをさせられるとか、教育・研修に関する不満が口コミサイトに多数寄せられています。研修は大事ですが、無関係なeラーニングのために通常業務が圧迫されてしまうと大変ですよね。

自分に無関係だと思いながらeラーニングをしても、身に入らないですし…。

また、20代の若手を指導するのが40代以上の年配社員となり、立場がかけ離れ過ぎているためになかなか指導がうまくいかない場面も多いようです。通常、新人や若手に対する指導は年と立場が近い先輩が行いますよね。

それができないほど、平均年齢が高い職場がたくさんあるということでしょう。

以上を踏まえると、「社員教育がわかりやすい会社」「必要なときに必要な研修を自主的に受けられる会社」「平均年齢が高すぎない会社」を転職先に選べば、働きやすくなると考えられます。

転職エージェントはそういう「求人には書かれていない企業の実態」を把握しているため、転職エージェントに登録し、担当者にその条件を告げて求人を提案してもらうと良いでしょう。

本社と営業所の格差が激しい

本社と営業所との格差は大なり小なりどこの会社でもあるものですが、パナソニックはそれがかなり激しいようです。

たとえば、フレックス制度は存在するものの、利用できるのは本社勤務の人たちだけなんですよね。末端の営業所勤務にはフレックス制度を利用する権利はなく、その営業所にずっと根付いている定時制+残業で働くことになります。

また、大手メーカーとは思えないほど、手続きなどがアナログな地方の営業所もあるとのこと。そういうところには本社の情報や福利厚生の情報などがなかなか降りてこないという状況もあります。

そういう状況による不都合が多く、パナソニックに勤めているという実感すらも得られないのではないでしょうか。

この悩みを抱える人の転職戦略として考えられるのは、「大企業の営業所でも各種制度を利用できる会社」か「中小企業で福利厚生や待遇が充実している会社」のどちらかでしょう。

大企業には大なり小なり本社と営業所との格差はあるものですが、その「小なり」の会社に転職すれば、今よりはかなり働きやすくなるはずです。

ただ、もっと格差をなくしたい人は「そもそも営業所が少ない/または本社しか存在しない」中小企業に転職するのが一番良いでしょう。

パナソニック出身の人を欲しがる企業は多いため、福利厚生や待遇を徹底的に重視して転職を行ったとしても内定は得やすくなります。

とりあえず、転職エージェントを使って相談をしながら求人をチェックし、良い転職先が見つかったときには転職をしましょう。