お金がないけど仕事を辞めたい!
でも、お金がないから仕事が辞められない!
預金額を見て「これじゃあ無理かな…」と躊躇して辞められないという人も多いでしょう。
じゃあ、「働きながら転職活動をすればいい」ということになると思いますが、もう我慢の限界で今すぐにでも辞めたいと思っている人もいると思います。
というわけで今回は、お金がないけど仕事を辞めたい人の転職の立ち回り方を考えてみたいと思います。
仕事を辞めてから転職活動。事前にどれくらい貯金が必要なのか
仕事を辞めた無職状態で転職をするのに必要な費用は、生活費と交通費です。
生活費の中には、食費・家賃・通信費・水道光熱費・雑費が含まれますよね。あとは転職活動の期間にもよりますが、各種税金や年金なんかも発生してきます。
そう考えると、大体一ヶ月に15万円から20万円は必要でしょう。
転職活動は一ヶ月から三ヶ月程度費やす人が多いので、20~60万円程度の貯金が無ければならない計算になります。
案外大きいですよね。
また、当たり前ですが、早期転職をすればするほど安く済み、長引くほどにお金がかかります。仕事を辞めると給料が得られなくなるのに、出て行くお金が多いってなんだか理不尽に思えますよね。
ただ、出るお金があれば入るお金もあります。職場や勤続年数によっては貰えないこともありますが、退職金が貰えるでしょう。
あとは「失業手当」も申請すれば貰えますよね。実家暮らしをしていて、退職後出て行くお金よりもこれらの方が多くて無職期間中お金が貯まった、という人もいます。
僕の知人で、ひとり、そのために働く気を無くした人がいるんですよ。
失業保険も永遠ではないので、働かなきゃいけないんですけどね。
ただ、ある程度の期間は失業手当で生活を維持しながら転職活動をすることができます。次の職場を安心して探すことができるようにするのが、失業手当ですからね。
失業手当はどれくらいもつ?
会社都合退職ですぐ支給されたとすると、1年未満でも90日は支給されます。
自己都合退職でも1年以上から90日間支給されますが、退職後3ヶ月は失業保険が受け取れません。3ヶ月もあれば転職が終わりますし、そもそも金が無いんだから3ヶ月も待てねえよ!! って話ですよね。
自己都合でも、失業手当申請時の理由を「やむをえない理由」にすると、特定理由離職者として認められてすぐ失業手当が受け取れる場合があります。
「残業が多すぎたため体力が追いつかない、心身の負担が大きすぎる」など、適切な理由で申請しましょう。
それで、失業手当が支給されれば、90日間はもちます。
90日間もあれば、転職を終えることが可能です。
失業手当が貰えるなら、先立つ物が無くたって案外余裕なわけですよ。その上10~20万円程度の貯金があるとすれば、なおのこと余裕です。少し食費を節約するなどすれば、転職活動に何の支障も出ません。
金を作る手段いろいろ
会社都合にも特定理由離職者にも当てはまらないなど、失業手当に頼ることが出来ない人は自ら少しでもお金を作りましょう。
仕事を辞めてから、転職活動をしながら生活できる程度のお金を作る方法なら、無くはありません。
まず、自分の部屋を見渡しましょう。
何か、何か売れるものはないか!?
例えば近年だとフリマアプリなんていうものもあるくらいで、誰でも簡単に私物を売れる時代です。
しかもフリマアプリは市場の相場よりもやや高めで取引されているので、売れそうなゲームや漫画・小物なんかがあれば売ってみるのも手ですね。
ただ、やっぱりそれじゃあ小遣い程度にしかならないでしょう。
そこで考えるのが、家で隙間時間に稼げないかどうかです。
現代は、ネット上で自分の文章や絵を昔よりも圧倒的に簡単に売ることができる時代。
クラウドソーシングを利用すれば、転職活動をしながら生活資金を作ることも不可能ではありません。働きながら転職活動をする人もいると考えたら、こういうのもアリだと思いませんか?
しかし、結局はお金を出来るだけかけずに転職をするのが一番なんですけどね。
つまり、転職期間=空白期間を短くするのが一番ということです。
お金がない状態で仕事を辞めるなら、空白期間を短くすることを目指そう
お金がない状態で辞めたとしても、早期転職をすればなんとかなる。 空白期間は短いに越したことがないし、一石二鳥です。
そして、そのために必要になるのが転職エージェントです。
エージェントでは自分で求人を探しながら、担当キャリアアドバイザーによる求人紹介を受けることで多くの求人を短期間で集めることができます。
面接の日程調整なんかもやってくれるから、自分はとにかく早く転職が決まるように「求人探し」と「書類作成」を急ぐだけでいい。
一ヶ月間集中して取り組めば、一ヶ月以内で転職先を決めることもできます。
※転職エージェントについてはこちらの記事で解説しているので参考にしてみてください↓