電気工事士を辞めたい!電気工事士から転職するならどんな仕事がおすすめ?

安定した人気がある電気工事士の資格。

でも実際にSNSなどで調べてみると、「電気工事士を辞めたい」という声が予想以上に多く見つかりました。

というわけで今回は、転職経験者の僕なりに電気工事士の悩みを分析しつつ、転職先の考え方やおすすめの転職先などを掘り下げていきたいと思います。

ぜひ参考にしてみてください!

電気工事士を辞めたい理由を調査!特に多かった悩みは…

  • 立ちっぱなし&物を運ぶことが多くてキツい
  • 夏の暑さの中での作業が辛すぎる
  • 現場が遠いと通勤だけで疲れる
  • 体育会系職人ノリに、なかなか馴染めない
  • 職人の世界特有の人間関係が面倒
  • 不定休なので予定を立てにくい
  • 夜間業務がキツい
  • まとまった休みが取れない

こうしてみると、肉体的にも精神的にも辛い部分がこんなにあるんですね。

肉体面の悩みを見ると、なんだか引っ越し業者の悩みみたいです。

電気工事士も現場にいるときは立ちっぱなし仕事だし、工事をするために物を運ぶことも多いわけです。夏の階段上り下りとかはもう、汗ダラダラの喉カラカラで地獄めいた雰囲気があります。

また、現場が遠いときには通勤だけで数時間かかり、肉体と精神ともに疲弊するのも現場仕事としてはアルアルですよね。

精神面の悩みを見ると、職人世界特有の悩みと現場職特有の悩みに左右両サイドから挟み撃ちにされているようです。

職人の世界というのは、どうしても一人前になるまでの扱いが雑です。もちろん、中には丁寧に教えてくれる優しい人もいるけど、昔ながらの職人気質な人はキツイ扱い方をします。言っていることは正しいけど、ストレスは溜まりますよね。そういう扱いに耐性が無いと、泣きそうになりそうです。

また、体育会系ノリの人も多く、それについていくのに苦労している人は多いでしょう。電気工事士になりたいと思う人すべてが、体育会系なわけではありませんから。それに、僕らのような若手社会人は、体育会系ノリを仕事に持ち込むのを嫌う人が多いように感じます。

「ついていけないよ」と思うのは、無理もないことでしょう。

加えて、不定期の休日や当然のように行われる夜間業務、年末年始の工事などで心身ともに疲れてしまうというのは、なんとも酷な話です。

これだけ辛いところがあると、辞めたいと強く思うなら辞めてしまったほうが後悔しないで済みそうだと僕は思います。

電気工事士と近しいところで転職先を考えると…

今の仕事から転職しよう! と考えたとき、多くの人が考えるのが、今の仕事と近しいところで転職先を探したいということだと思います。

電気工事士から近いところにある仕事というと、真っ先に思い浮かぶのはビルの設備管理。

ビルの設備管理の仕事は、電気関係の知識があると捗ります。

ビルメンテナンスが持っていると捗る資格四点セットみたいなものがあるんですが、その中に第二種電気工事士の資格があるんですよ。

ちなみに、あと三つは「2級ボイラー技士」「危険物取扱者乙種4類」「第三種冷凍機械責任者」です。

ただ、全部を持っている必要はありませんし、本来ビルメンテナンスの仕事は、四点セットのうちどれも持っていなくても仕事ができますからね。あると便利だよ、役立つよという話であって必須ではありません。

そんな中、電気工事士の資格を持っていると重宝されるのは確実!

資格が役立つというだけでオススメできるけど、電気工事士の肉体的・精神的辛さもかなり改善できる仕事だから、かなりオススメです。

夜勤・宿直があることを考えると夜間作業という点だけは、なかなか改善できません。ただ、それ以外のほとんどが改善されると思います。

その分給料に不満がある人が多いと思いますが、資格を取得することによって上げることができるし、求人数も多いからなるべく給料が下がらないような職場に転職することも可能です。

電気工事士から製造業への転職もおすすめ

製造業には、必ず工場があり、工場には必ず機械があります。そしてその機械の中には、電気工事士の資格が無いと扱えないようなものもあるんです。だから、電気工事士はかなり重宝されています。

工場というのは人も機械もきっちりと管理されたところで、残業時間が少なく、カレンダー通りの休みが取れるところが多いです。閉ざされた環境だから人間関係の面倒さはありますが、職人との関係とはまた違ったものになります。

また、電気工事士というのは、工場の中でも比較的少ない資格なんです。専門性が高いからこそ、そんなに大人数は必要ないということもありますし、資格を取得している人がそんなに多くはないということもあるでしょう。

少数だから電気工事士経験者はリーダーになりやすく出世も望めるし、実はかなりおいしいんです。

他にも転職先の選択肢はいろいろ!広い視野を持ちつつ慎重な求人選びを

ビルメンテナンスも製造業も個人的にとてもオススメですが、転職先の選択肢は他にも沢山あります。転職活動は広い視野を持って進めていきましょう。

そして、求人をしっかり比較検討しないと「思っていた職場と違う」ということになるケースが多いので、慎重に求人を選ぶことも大切です。

仕事や会社を辞めたい気持ちが少しでもある人へ
ヒサダ

はじめまして。当ブログの管理人ヒサダです。

僕がこのブログに訪れたすべての皆さんに伝えたいこと…

それは、「仕事や会社を辞めたい気持ちが少しでもある人は、すぐに転職活動を始めるべき」ということです。

転職という選択に対して消極的な印象を持っていた僕がそう思うようになったのは、僕自身、転職したことで人生が好転したからです。

  • 転職を決断する勇気が出ない
  • この程度の悩みなら我慢したほうがいいんじゃないか
  • 転職後の自分をイメージできない
  • 辞めることを言い出しにくい
  • 自分の年齢や能力で転職成功できるか不安
  • 他の業種・職種に転職したいけど、どうすればいいかわからない

これは転職を考えている人なら誰しもが感じることだと思います。

でも、一昔前とは違って今は転職支援サービスがとても充実しているので、気軽に質の高い転職活動ができるようになっています。それに、転職活動を始めること自体には何のリスクもありません。むしろ早めに動き出しておくことは、いざというときの備えとしてメリットしかありません。

だから、悩みや不満の大小に関わらず、自分の人生が今より良くなることに希望を持って、自分なりの形で転職活動を始めてほしいです。

僕がおすすめしている転職支援サービスは無料の転職エージェントです。就業相談から求人紹介、採用対策まで、転職活動全般をサポートしてくれるサービスです。僕も実際に利用して転職を成功させました。

そして、数多くある転職エージェントの中で1番おすすめなのはマイナビエージェント。当ブログで150人を対象に行ったアンケート調査で評価が最も高かった転職エージェントです。

アンケート調査の詳細やその他のおすすめ転職エージェントはコチラの記事をご覧ください↓

上記のページでは、転職エージェント利用者の口コミや、転職活動を早めに始めるメリットなども紹介しています。

仕事に対して漠然とした悩みを抱えている人も動き出すきっかけが見つかるかもしれません。ぜひチェックしてみてください!

-仕事の悩み