入社1~2ヶ月だけど、どうしよう…無性に辞めたい!

実はこれ、良くある話なんですよね。毎年新卒が入社する季節になると、某大型掲示板に「入社1ヶ月だけど辞めたった」みたいなスレッドが経ったり、SNSで辞めた話がたくさん出回ったり…みんな案外辞めています。

「みんな辞めてるなら俺もいいよね?」

半分YESだけど、半分NO。

やっぱり入社1~2ヶ月で辞めるのは推奨できることではないからね。それでも「辞めるべき人」は、います。どういう人が辞めるべきで、どういう人が辞めるべきでないのかを僕なりに考えてみたんです。

「やりたい仕事じゃなかった」という人は一度立ち止まって

スピード退職する人が決まり文句のように言うセリフ。

「やりたい仕事じゃなかったので…」

二通りの意味で甘い! 甘々だぞ!

まず、根本的にやりたい仕事じゃないならどうして今の仕事を選んだのかと問いたいです。やりたくないから辞めたいと思うくらいなら、最初から選ぶなという話。「やり始めてみたら予想と違っていた」と言い訳されるかもしれませんが、仕事の実際のところは今時ネットで調べるとすぐ情報が出てきます。

掲示板やサイト、個人のブログなどいくらでも書いてあるんですよ。「この仕事の実態とは?」みたいなことが。それをたくさん読んでいれば、その仕事がどんな仕事なのか大枠が掴めるどころか実際どのような人に向いている仕事かなどもわかってしまう世の中なんです。

そんな中「やりたい仕事じゃなかった」という理由でスピード退職するのは、考えが甘い。「辞める」ことが甘いのではなく、「下調べを怠っている」ところが甘いんです。

やりたい仕事ではないなら辞めるしかないと思いますが、今度はしっかり下調べをしましょう。

ただ、「職種は自分の希望通りだけど、やりたい仕事を任せてもらえない」という理由で辞めたいのなら考えが甘すぎます。二通り目の「甘い」が、この考えです。

新人に、楽しい仕事は、回らない。

入社して3か月間は、まだ戦力として認められているのかどうかも、怪しい状態。新卒入社の場合は確実に、戦力としては数えられていません。まだまだ新入社員であり、まだまだ半人前なんです。

多くの人がその職業に対して思い描く理想の姿や、「やりたいな」と思うような仕事は一人前になってからしか任せられません。

入社1~2ヶ月で「やりたい仕事ができないから辞める」というのは甘すぎます。今辞めるべきではありません。自分が一人前に成長するまで、待つ方が得策です。

大きなストレスを感じている人は早めの行動を

1~2ヶ月で仕事を辞めたいと感じる人の中には、大きなストレスに押しつぶされそうになっている人も多いです。人間は生きているだけで、息をするだけでストレスが溜まります。その程度のストレスなら日常の些細な楽しいことで発散できるんですが、仕事をするとそれ以外の余計なストレスもたくさん溜まりますよね。

それらがなかなか発散されず、溜まっていくと「ああもう! 辞めてやる!」となるわけです。

ただ、「辞めたい!」「辞めてやる!」という状態ならまだマシ。その気力すらなくなってしまったら、うつ病まっしぐらです。今のうちに辞めることをオススメします。

その際には「自分がどうして今の仕事にストレスを感じているのか」を明らかにし、それを解決するための仕事選びや職場選びを心がけてください。そうすれば、転職先では楽しく働けるはずですよ。

ただ、自分が今の仕事に対してどうしてストレスを感じているのかがどれだけ考えてもわからない場合は、一度リフレッシュしてみることをオススメします。入社後1~2ヶ月はとても疲れますからね。入社後一番大変な時期と言っても良いくらいです。

契約社員の場合、1ヶ月で辞めることは可能か?

契約社員は、原則として契約期間を満了しないといけません。正社員は別にいつ辞めるのも自由なんですが、契約社員は明確に契約期間を示しているため、守らないといけないわけです。

ただ、企業側が契約内容をしっかり履行していない場合は、問題なくすぐにでも辞めることができます。

「採用時は手取り25万円と言っていたのに、実際は20万円だった!」とか、「残業無いと言っていたのに、めちゃくちゃ残業させられてるんだけど?」とか、そういう場合は辞めてしまっても問題ないわけです。

別に相手の合意なんてなくても、辞められます。

相手の合意を得なければならないのは、「人間関係がしんどい」とか「契約内容は履行してもらっているけど、思っていたよりもしんどかった」とか自分の都合を理由に辞める場合です。

ただ、1ヶ月の退職なら合意を得られるケースが多いです。しっかりした退職理由があれば、雇用者も人間なので特に大きな問題になることなく普通に通るようですよ。1週間だと少しトラブルになる人もいるようだけど、1ヶ月はひとつの区切りとしてちょうど良いのかもしれません。

しっかりした退職理由っていうのは、たとえば人間関係が辛いとか、体力的にしんどいとかですね。「仕事がつまらない」「なんとなく」という曖昧な理由は合意を得にくく、「人間関係」「体力」とハッキリしている理由なら合意を得やすいというわけです。

しっかりとした(明確な)退職理由を引っ提げて、雇用者に相談しましょう!

ん? 真実を言わないといけないのか? そんなことはありません。みんな、退職理由なんて嘘まみれです。

自分自身の本当の退職理由を話したくないのなら、印象が悪くならないような嘘を用意するのも上手い立ち回りのひとつですよ。

【最後に】1ヶ月~2ヶ月で仕事を辞めたい人へ

入社1ヶ月から2ヶ月で仕事を辞めたいと考えたとき、「自分はおかしいのだろうか」「社会人向いてないのでは?」と色々な不安が頭をよぎりますよね。

同僚と愚痴を言い合っているなら、自分以外も辞めたいと感じているんだと安心することができますが、愚痴大会をしないなら自分ひとりでその不安を抱え込むことになります。

でも、もう少し、楽観視してもいいと思います。

入社1~2ヶ月で辞めたくなるのなんて、よくあることです。

その仕事や職場にまだ慣れていないからとても大きなストレスがかかるし、自分は本当にこの仕事でやっていけるのかが心配にもなる。面白くない仕事ばかり任されて毎日が退屈ということも、よくあることです。

一息ついてみてください。高い空に手を伸ばしながら、思い切り深呼吸でもしてゆっくりと考えてみれば良いと思います。自分が今の仕事・会社を辞めるべきか、まだ続けるべきかどうかを。

自分自身が「辞めるべきだな」と確信したのなら、それを止める権利は誰にもありません。

もちろん上司は引き止めるでしょうが、これはあなた自身の人生です。自分が決めたことに自信を持って、進みましょう。転職しないという選択をした人も、同じです。

大事なのは「楽観」「自分を信じること」の二つですよ。