パナソニックを退職した人の口コミを企業口コミサイトから集めてカテゴライズしたところ、4パターンに分かれました。
その4パターンを紹介しながら、「パナソニックを辞めたい人」の転職について掘り下げていきたいと思います。
※本ページは2019年3月28日時点の口コミ情報をもとに書かれています。最新の口コミは以下のサイトでご確認ください。
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社内政治に辟易している
根回しや社内政治に時間を取られるというのは、大企業あるあるですね。さまざまな部署があり、その分だけ役職者も多く、仕事をスムーズに進めるために根回しが必要な部分は否めません。昇進のための根回しも然りです。
ただ、それに時間を取られると本来の業務に集中しにくくなりますよね。
集中しにくくなることにより、仕事から多くを学ぶ余裕が無くなっていきます。それだけではなく、普通ならしないような失敗をすることも出てくるでしょう。
そうなると、自分自身の成長がストップしてしまう可能性が高いです。
また、業務が細分化されていて同じカテゴリーの仕事にばかり携わることにより、「パナソニックにしか通用しない人材」になっていくことも考えられます。一生パナソニックで働き続ける人には、むしろそれがいいんですが…。
自分のキャリアプランを考えて、パナソニックを離れる必要がいつか出てくると判断した場合は、これ以上社内政治に頭を悩ませるのは無駄ですよね。
今すぐ辞めるとまではいかなくても、自身の思い描くキャリアを実現するために、転職エージェントに相談するくらいはしてみても良いと思います。そこからゆるやかに転職活動を始め、自分のキャリアに突き進むための「根回し」を密かに進めましょう。
福利厚生の使いにくさ
福利厚生を使うための手続きが煩雑でなかなか使う気にならないとか、手続きにストレスがかかってしまうとか、「福利厚生としてどうなのよ?」と考えさせられますよねえ。社員が気持ちよく働けるための制度だろうに…。
また、利用する福利厚生サービス会社が頻繁に変わるんですよね。ベネフィットになったり、リロクラブになったり、また違う会社になったり…。
利用会社が変わるということは、当然「福利厚生の内容も変わる」ということです。気に入っていた福利厚生が利用できなくなるというのは、かなり大きなストレスになるでしょう。
そして何よりも、頻繁に変わると本当に使いづらい!
ただ、「福利厚生だけで辞めるのもなあ」と悩んでいる人が多いと思います。
福利厚生以外に大きな不満が無いとしたら、確かに少し勿体ないのかもしれません。だけど、福利厚生の充実度で会社を選ぶ人が世の中には大勢います。退職理由の正当性という面で考えると、問題はないでしょう。
とりあえず、転職エージェントを使って福利厚生が充実している会社の求人を集め、良い転職先が見つかったらその時は転職するというスタンスが良いのではないでしょうか?
社内教育がうまくいっていない
研修が多すぎるとか、他部署のトラブルのために自分に無関係なトラブル対策eラーニングをさせられるとか、教育・研修に関する不満が口コミサイトに多数寄せられています。研修は大事ですが、無関係なeラーニングのために通常業務が圧迫されてしまうと大変ですよね。
自分に無関係だと思いながらeラーニングをしても、身に入らないですし…。
また、20代の若手を指導するのが40代以上の年配社員となり、立場がかけ離れ過ぎているためになかなか指導がうまくいかない場面も多いようです。通常、新人や若手に対する指導は年と立場が近い先輩が行いますよね。
それができないほど、平均年齢が高い職場がたくさんあるということでしょう。
以上を踏まえると、「社員教育がわかりやすい会社」「必要なときに必要な研修を自主的に受けられる会社」「平均年齢が高すぎない会社」を転職先に選べば、働きやすくなると考えられます。
転職エージェントはそういう「求人には書かれていない企業の実態」を把握しているため、転職エージェントに登録し、担当者にその条件を告げて求人を提案してもらうと良いでしょう。
本社と営業所の格差が激しい
本社と営業所との格差は大なり小なりどこの会社でもあるものですが、パナソニックはそれがかなり激しいようです。
たとえば、フレックス制度は存在するものの、利用できるのは本社勤務の人たちだけなんですよね。末端の営業所勤務にはフレックス制度を利用する権利はなく、その営業所にずっと根付いている定時制+残業で働くことになります。
また、大手メーカーとは思えないほど、手続きなどがアナログな地方の営業所もあるとのこと。そういうところには本社の情報や福利厚生の情報などがなかなか降りてこないという状況もあります。
そういう状況による不都合が多く、パナソニックに勤めているという実感すらも得られないのではないでしょうか。
この悩みを抱える人の転職戦略として考えられるのは、「大企業の営業所でも各種制度を利用できる会社」か「中小企業で福利厚生や待遇が充実している会社」のどちらかでしょう。
大企業には大なり小なり本社と営業所との格差はあるものですが、その「小なり」の会社に転職すれば、今よりはかなり働きやすくなるはずです。
ただ、もっと格差をなくしたい人は「そもそも営業所が少ない/または本社しか存在しない」中小企業に転職するのが一番良いでしょう。
パナソニック出身の人を欲しがる企業は多いため、福利厚生や待遇を徹底的に重視して転職を行ったとしても内定は得やすくなります。
とりあえず、転職エージェントを使って相談をしながら求人をチェックし、良い転職先が見つかったときには転職をしましょう。
僕がこのブログに訪れたすべての皆さんに伝えたいこと…
それは、「仕事や会社を辞めたい気持ちが少しでもある人は、すぐに転職活動を始めるべき」ということです。
転職という選択に対して消極的な印象を持っていた僕がそう思うようになったのは、僕自身、転職したことで人生が好転したからです。
- 転職を決断する勇気が出ない
- この程度の悩みなら我慢したほうがいいんじゃないか
- 転職後の自分をイメージできない
- 辞めることを言い出しにくい
- 自分の年齢や能力で転職成功できるか不安
- 他の業種・職種に転職したいけど、どうすればいいかわからない
これは転職を考えている人なら誰しもが感じることだと思います。
でも、一昔前とは違って今は転職支援サービスがとても充実しているので、気軽に質の高い転職活動ができるようになっています。それに、転職活動を始めること自体には何のリスクもありません。むしろ早めに動き出しておくことは、いざというときの備えとしてメリットしかありません。
だから、悩みや不満の大小に関わらず、自分の人生が今より良くなることに希望を持って、自分なりの形で転職活動を始めてほしいです。
僕がおすすめしている転職支援サービスは無料の転職エージェントです。就業相談から求人紹介、採用対策まで、転職活動全般をサポートしてくれるサービスです。僕も実際に利用して転職を成功させました。
そして、数多くある転職エージェントの中で1番おすすめなのはマイナビエージェント。当ブログで150人を対象に行ったアンケート調査で評価が最も高かった転職エージェントです。
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上記のページでは、転職エージェント利用者の口コミや、転職活動を早めに始めるメリットなども紹介しています。
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