どうしても仕事に行きたくなくて、行こうとすると吐き気がする。
足取りは重く、まるで会社周辺に結界でも張られているかのように、職場に入るには大きな苦労を要する…。動悸が激しくなり、涙さえ出てくることもある。
仕事を辞めたい、職場に行きたくないと思うあまり吐き気がするというのは珍しくはありません。
この症状、放っておくと大変なことになる可能性があります。
このページでは、僕からできる最大限のアドバイスをまとめています。参考にしてみて下さい。
仕事に行きたくなくて吐き気。それは、深刻な病気の前兆かも
最初から脅すような見出しだけど、本当に深刻な病気の前兆の可能性が高いです。
会社に行こうとすると襲ってくる吐き気は精神的なものだという自覚はあると思いますし、もう大方察しがついていると思います。
その深刻な病気というのは、ズバリ、うつ病です。
ただ、鬱手前の状態でどうして吐き気がするのかというのが気になりますよね。
人間の脳というのは、強烈なストレスを受けると自分自身を守ろうとします。
それが継続的なストレスではなくて一時的に大きすぎるショックを受けた場合だと、人格と記憶が別々になってしまう解離性人格障害になってしまうこともありますし、一部記憶障害になることもあるんですよ。
それは「大きなショックを受けた記憶」を主人格から排除して、身を守るための措置なんです。
ただ、継続的なストレスを受けている場合には違います。脳がこれ以上同じストレスを受けないように、ストップサインを出すんです。
会社に行くこと自体がストレスなら、会社に行くなと脳が訴えかけます。
それが、吐き気や動悸などの理由です。
人間の脳の安全装置は、結構敏感なんです。
自分を生かすために「今はもうストレスが限界を突破しているから、少し休め」と脳の安全装置が起動して、無理にでもあなたを休ませようとしているわけです。
その安全装置の警告を無視しているとどうなるか?
ストレスが安全圏を突破して危険域に達し、ある日突然「起きることができなくなる」んです。
布団から起きようとしても起きられず、何をしたいとか何をしようとかいう気力も起きず体も心も言うことを聞かない状態になります。今まで好きだったものに対しても心が動かなくなり、心も体も鈍重になる。
うつ病の発症です。
吐き気の正体は、うつ病の前兆。それなのに会社に行き続けると、本格的にうつ病になってしまいます。
今は一度じっくり休めばすぐ心も健康になりますが、一度うつ病になるとなかなか心の健康は取り戻せません。
今のうちに、手を打っておかなければ、手遅れになるかもしれません。
吐き気の症状が出ている人は転職活動を始めておくべき
職場に行こうとすると吐き気が襲ってくるということは、ストレスの原因は出社すること自体にあるわけです。
職場の人間関係のストレスや長時間労働によるストレスなどなど、職場には様々なストレス要因がありますよね。
それらに心がやられてしまって、「職場に行くと嫌なことがある」と認識している。
それに、あなた自身も「職場に行きたくない」と自覚しているわけですよ。それなら、あなたの吐き気に付ける薬なんていうものは、ただひとつしかないじゃないですか。
今の職場を辞めて、違う職場で働くことです。
今感じているストレスから解放される職場を見つけて、そんな職場で健康的に働くことが一番良い。
そんな職場が都合よく見つかるのかという疑念があると思いますが、探せば必ず見つかります。
早めに転職活動を始めておきましょう。
ストレスから解放される職場の見つけ方
最初に、自分が今仕事や職場の何に大きなストレスを感じているのかを考えてみてください。
職場には色々なストレス要因があります。自分が少なからず感じているストレスを列挙しましょう。
その中でも特に大きなストレスワースト3を決めてください。そのワースト3が、ストレスから解放される職場を見つけるための指標になります。
次に、転職エージェントに登録しましょう。
転職エージェントは「転職者の抱いている不満を解消できる職場の求人」を紹介してくれます。
自分が今の職場に対して抱いているストレスワースト3を転職エージェントに伝えることで、ストレスから解放される職場が見つかるわけです。
条件や自身の経験・スキルによって限界はありますが、ストレス要因を取り除いた上で給料アップなんていう離れ業めいたこともできます。
そして、転職エージェントに登録するなら「今すぐ」が良いと思います。本当に心や身体が限界を迎えてしまうと、動くことができなくなってしまいますから。
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とりあえず、一度休むのもアリ
吐き気を治すには転職が一番の薬!
だけど、今は心が限界に近づいている状態です。
だから、とりあえず一度しっかり休みを取ってみましょう。
職場を辞めることを決意したのなら、有給を無理やり取得するくらいわけないことですよね。とりあえず有給休暇を取得して、思い切り羽を伸ばすなり家でのんびりゲームするなりして心の休息を取ってみてください。
有給の取得が難しいなら、辞めてしばらくゆっくりしてから転職活動を始めるのもアリです。
とにかく、どんな方法でも良いから心を休ませてあげてください。その上で転職をして、今の職場を辞めてやりましょう!
今の仕事を辞めたいから、吐き気が起こる。
今の仕事を辞めたら吐き気も収まって楽しく働けるようになるし、楽しく働くことができればプライベートも楽しくなる。
仕事というのは、そういうものだと僕は思います。公私どちらも充実しているから、人生は充実するというものです。
僕がこのブログに訪れたすべての皆さんに伝えたいこと…
それは、「仕事や会社を辞めたい気持ちが少しでもある人は、すぐに転職活動を始めるべき」ということです。
転職という選択に対して消極的な印象を持っていた僕がそう思うようになったのは、僕自身、転職したことで人生が好転したからです。
- 転職を決断する勇気が出ない
- この程度の悩みなら我慢したほうがいいんじゃないか
- 転職後の自分をイメージできない
- 辞めることを言い出しにくい
- 自分の年齢や能力で転職成功できるか不安
- 他の業種・職種に転職したいけど、どうすればいいかわからない
これは転職を考えている人なら誰しもが感じることだと思います。
でも、一昔前とは違って今は転職支援サービスがとても充実しているので、気軽に質の高い転職活動ができるようになっています。それに、転職活動を始めること自体には何のリスクもありません。むしろ早めに動き出しておくことは、いざというときの備えとしてメリットしかありません。
だから、悩みや不満の大小に関わらず、自分の人生が今より良くなることに希望を持って、自分なりの形で転職活動を始めてほしいです。
僕がおすすめしている転職支援サービスは無料の転職エージェントです。就業相談から求人紹介、採用対策まで、転職活動全般をサポートしてくれるサービスです。僕も実際に利用して転職を成功させました。
そして、数多くある転職エージェントの中で1番おすすめなのはマイナビエージェント。当ブログで150人を対象に行ったアンケート調査で評価が最も高かった転職エージェントです。
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上記のページでは、転職エージェント利用者の口コミや、転職活動を早めに始めるメリットなども紹介しています。
仕事に対して漠然とした悩みを抱えている人も動き出すきっかけが見つかるかもしれません。ぜひチェックしてみてください!